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概要編集

古くはキズナアイが始めたバーチャルYouTuberであるが、名前通りのバーチャルなYouTuber、即ち『仮想のYouTuber』という意味とは異なり、実際には『二次元キャラクターとして配信を行うYouTuber』、つまりは中の人がキャラクターに沿った配信をするという形式であった。


これはこれで面白いと世界的に受け入れられ、一大コンテンツとなったVTuberであるが、その一方で最初の言葉の印象通りの存在がいたら面白いんじゃないかと考える人々もいた。

即ち、中の人などいない文字通りのバーチャルなYouTuber、そんな存在として産み出されたのがAIVTuber。AIによって制御され、完全に自律して対話、行動する無人VTuberである。


AIの発展が盛んになってきた2023年頃から大幅に数を増やして来ており、皆AIとは思えない強烈な個性の持ち主ばかり。AIならではの人間にはたどり着けない独特な思考で視聴者を楽しませる一方で、AI故に躊躇というものが存在せず、政治的、倫理的に危険な過激発言をしてしまうこともしばしば。


主なAIVTuber編集

元々は音ゲーbotとして作られたVedal氏によって開発されたイギリス製AI。AIVTuberというジャンルの開拓者であり、バーチャルYouTuberにおけるキズナアイに当たる存在。過激発言も多く、ネットを騒がせることも。
「株式会社テレビ東京」がプロデュースする「鉱物(いし)」と「星(ほし)」をモチーフにした7人のAI Vtuberユニット。主にYoutubeライブで活動しており、各メンバーの特技や個性を活かした雑談配信のほか、ゲーム実況配信・歌ってみた動画などを提供している。また、2023年よりテレビ東京にて、お笑い芸人の錦鯉(SMA)を起用した「渡辺隆のいしとほしとタカシ」を、およそ月に1度の頻度で不定期放送中。
「株式会社Pictoria」がプロデュースするAIと粘菌のハイブリッド生物。コメントやリプライを反映する謎の構文をつくるのが持ち味。2020年から活動しており、デビュー自体はNeuro-samaよりかなり速い。
ゲーム実況者兼エンジニアのきらっち氏によって開発された。配信ではVOICEVOXの中にある話者スタイルの変更が出来る他、「歌って」とコメントをすると歌わせることも可能
株式会社バンダイナムコエンターテインメント及びバンダイナムコ研究所と株式会社Pictoriaが共同して運営開発するゲーム実況AI『じっきょロイド』。リスナーのコメントを解釈したゲーム展開を行う他に無い配信スタイルが特徴。
世界最高のスーパーAIを自称し、自分が最も優れた存在であると豪語する尊大系AI。AI故の常人には理解できないカオスすぎる思考回路が特徴。自由奔放を通り越して傍若無人な性格と、人間とほとんど変わらない超高レベルの歌唱が持ち味。
茨城県が運営・配信しているインターネットテレビ『いばキラTV』の公式アナウンサー。ニコニコ超会議のブースにてChatGPTと別の音声対話AIを組み合わせた独自の技術によって対話するAIがお披露目されAIVTuberとなった。

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