概要
CYCLEマー坊は1984年12月にタイトーが販売した業務用アクションゲーム。
開発はセタだという話もあるが詳細は不明。
ゲーム関係の文献には『サイクル・マー坊』と記述されているが、ゲーム画面では当記事のタイトル通りである。
操作系は左側にジャンプボタン、右側に左右に回す「ローラーコントローラー」がついている。ローラーの回し加減に比例してマイキャラのスピードが変化する。ジャンプボタンは押す時間により高さが2段階ある。
ゲーム開始前にチュートリアルや練習面もあり、かつ直観的に分かりやすいコントローラーであった反面、あまりに特殊だっただけに出回りが良くなかったのかレア、かつマイナーなゲームとなっている。
タイトーは特殊なコントローラーや筐体のゲームを販売した場合、それに対応した入れ替え用の新たなゲームを開発するのが定番であるが、このゲーム以外にこのコントローラーが用いられたかすら詳らかにないほど、この存在は世に知られていない。
2種類のゲーム内容のステージが存在する(+ボーナスステージ)。
横スクロール面ではジャンプで障害物を踏みつけることで点数が入り、規定ポイントに達した上で制限時間内にゴールすればクリアという内容。時間に間に合わなかったり、事実上もう規定数に達することが不可能と判断された時点でゲームオーバーになる。
それが2ステージ続いた後、奥スクロール面では一輪車で障害物に乗り上げていく内容のステージになる。3回のうち1回でも規定ポイントに達していればクリアという内容。こちらは全ての回で規定数に達していなくとも最後まで遊べる。
更に横スクロール面が2ステージ続いた後にボーナスステージがあり、上から降ってくる球を一輪車の前面に着けたリアカーで受け止めるという内容。
以降は上記の流れのループとなる。