概要
CV:矢田耕司、後藤哲夫(ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』)
映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』に登場するDr.ウィローを神をも凌駕する偉大な人物と称えるウィローの片腕にして助手を務めるマッドサイエンティスト。
既に高齢だが自身の全身を改造してサイボーグ化(機械化)しており、普段は(おそらく)人工皮膚を被る事で正体を隠している。
左腕をガトリングへと変形させる事ができるほか、使用している杖にはエネルギー砲が内蔵されており、これらが彼の主な戦力でもある。
バイオテクノロジーと環境操作技術の天才でもあり、彼曰く「その気になれば地球全土を一瞬で砂漠へと変える事ができる」ほどの科学力を有し、実際に劇中では亀仙人とブルマを捕える際に南の都付近の森林地帯を砂漠へと変えてしまっている。
また、バイオテクノロジーで三体の凶暴戦士を作り上げた。
自身が崇めるDr.ウィロー同様に冷酷無比な性格の持ち主で人間への憎悪をたぎらせており、「わしたちがこの世の中で圧倒的に自由であるために、下らん人間全てを改造して跪かせる」と豪語する。
また、「自分達の天才的な頭脳は人間のお粗末な頭には理解出来なかった」、「Dr.ウィローの無限の力と気高い考えを天が妬んだ」との発言から、非常に自尊心が高い性格の持ち主だという事が窺い知れる。
その反面、若干洒落っ気も持ち合わせているようで、ウィローの脳髄を目の当たりにして「Oh,No!」と叫んだブルマに対し「洒落たつもりだろうが座布団はやれん!」と返す場面もあった。
50年前に自分たちの才能が認められる理想の世界を築く野望の為に、志半ばで病に倒れたウィローの頭脳を機械へと移植するが、その矢先に異常気象で研究所諸共永久凍土に閉じ込められてしまう。しかし作中における50年後の現在、何とか地上へと脱出した彼はドラゴンボールを集めて神龍を呼び出すと研究所と共にウィローを復活させる(回想シーンの50年前にウィローを手術中のコーチンは作中と姿が変わっておらず、既に自身の改造もすませていた模様)。
その後、ウィローに相応しい最強の肉体を得る為に暗躍するが、その冷酷かつ傲慢な態度やピッコロを洗脳して利用した事に怒る悟飯をDr.ウィローの制止を聞かずに挑発し続けた結果、彼の潜在能力を引き出してしまい、杖のエネルギー砲で攻撃するも彼の気合いで叩き落とされ、更に亀仙人によって左腕を破壊され戦闘能力を失ってしまう。
最後はウィローが活動し始めた衝撃による床の崩落に巻き込まれて落下。ウィローの力に呼応した研究施設のエネルギーを浴びて肉体が崩壊してしまい、サイボーグとしての真の姿を露わにするとウィローの名前を呟きながら爆散した。
名前の由来は名古屋コーチン(名古屋の地鶏)。
関連タグ
ドラゴンボール(劇場版) この世で一番強いヤツ Dr.ウィロー
ドクター・ゲロ:「ドラゴンボール」に登場するマッドサイエンティスト&中の人繋がり。こちらは原作キャラ。自分自身を改造していたという共通点もある。マッドサイエンティストの主に使える身で、その主の改造を担った忠臣という点では人造人間19号にも通じる。