概要
ガンダムAGEシリーズの根幹をなすAGEシステムと、それが提示した武器を高速成形するAGEビルダーが生み出した、武装換装システム。
生物の進化になぞらえて、機体の四肢を組み替えることでガンダムの特性そのものを変更し、環境に適応した「進化」をもたらす画期的なシステムである。
しかし必ずしも環境に適応できるわけではないのが特徴。お蔵入りしたものも多い。
最初期に使われたガンダムAGE-1の場合、もともと整備用の機構(四肢がジョイント式)を流用した都合もあり、ガンダムAGE-2ほどこなれてない面もうかがえる。
加えて正式採用したものも癖が多く、実質Xラウンダー能力を持つものにしか扱えない汎用性にかけたものが多かった。
そのおかげか、アサルトジャケットやキャノンウェアといったAGEシステムに頼らない新装備が開発され、その技術をAGEシステムにフィードバックすることでガンダムAGE-2以降からパイロット特性に合わせたものが開発されるようになった。
ガンダムAGE-3のころになるとAGEシステムの回収とパイロットの生存率向上のために、ウェアシステムは見直されガンダム自体に合体・分離システムを採用、ウェアそのものが戦闘機になるように再設計された。
しかし、パイロットのキオ・アスノがガンダムAGE-FXに早い時期に乗り換えた為AGE-3用ウェアの数は少ない。
テレビシリーズと同時期にPSPで発売されたゲーム版でははAGE世界の連邦MSの系譜に連なりそうなものがあるが、一部は脳筋及び、動物からアイデアを得たものまであり、アニメ本編では見られなかったAGEシステムの一面も見られる(ダブルバレットの開発経緯からメカニックマンのアイデアも生かされている可能性もある)。