この記事は、『モンスターハンタークロス』における深刻なネタバレを含みます。
閲覧の際は十分ご注意ください。
この広い世界と命 広がる大地を
駆け抜けてゆく 永久の願いを秘めて
概要
ベルナ村の★6へ昇格するための緊急クエスト「灼熱の刃」をクリアすると流れる、本作のEDムービー。
が、突如画面に映し出されたのは普段ベルナ村にいるネコ嬢の顔のドアップ。
「……え?」とユーザーが面食らう間もなくシリーズ史上最大級にぶっ飛んだエンディングが幕を開けることになる。
内容
その内容は、ネコ嬢とニャンコック、2匹のアイルーが、飛行船上や各拠点、フィールドで、メインイラストにもあるようにNPCたちと一緒にアイドルのように歌い踊るというもの。
背後でライゼクスがアプトノスを襲っているのに平気で踊っている彼女らや、クールなイメージが強いネコートさんに筆頭リーダー、さらには御淑やかな性格のユクモ村の村長までもがキレッキレのダンスを見せる様子は非常にシュール。
ちなみに、過去作の主人公と思われるハンターも各村ごとに1人ずつ配置されて踊っているのだが、振り付けを覚えていなかったり、リズムに乗れていなかったりと散々な有様……。
また、モンスターたちも、ヴォルガノスがネコ嬢たちが踊っている背後でリズムに合わせてキョロキョロしていたり、タマミツネがアイルー達をシャボン玉に包み込んで大あくびをしていたり、ルドロスがネコ嬢たちが踊っている様子を楽しそうな表情で眺めていたり、あの獰猛なディノバルドがニャンコックの一撃で顔から火花を散らしてあっさり退却したりと、普段からは想像もできないようなほのぼのとした光景が繰り広げられる。
それにしても、このモンスターたちノリノリである。
これまでエンディングテーマというと、歌姫の荘厳な歌をバックに村の危機を救ったハンターを讃えるような勇壮なムービーが多かっただけに、モンスターとの壮絶な戦いを切り抜けた直後に突如始まったこのはっちゃけたムービーは、多くのハンターたちを驚愕させたに違いない。
まあ、MHX自体が一種の壮大なお祭りであるため、とても明るい雰囲気で締めているということなのだろうが、ハンターの間では「公式が病気」と早くも物議になっている。
余談
歌っているのはネコ嬢の声も担当した上田麗奈。公式サウンドトラックにもしっかり明記されている。MHXXのeカプコン限定販売セットに付属されたサウンドトラックではカティの妹:ミルシィ(CV:高野麻里佳)とのデュエットバージョンも存在している。
このエンディングBGM「トラベルナ」は作中ではショートバージョンとなっており、公式サウンドトラックではフル、インスト、さらにはシ-クレットトラックとして日本語歌詞バージョンまで収録されているなど、妙なところでプッシュされている(なお、作中で流れたショートバージョンは未収録)。
とうとうJOYSOUNDのカラオケでも配信されることが決定した。
今のところShort.verのみの収録となっているが、Full ver.の収録も検討されているとのこと。
関連イラスト
にゃんにゃん♪