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MP18

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ましんぴすとーれあはつぇーん

第一次世界大戦末期にドイツ帝国で開発された短機関銃である。

概要

第一次世界大戦中、ベルグマン社が開発した最初期のサブマシンガン

1918年3月のドイツ軍春季大攻勢用の決戦兵器であった。

ルガーP08拳銃と共通の9mmパラベラム弾を使用し、ストレート・ブローバックで連射する。

マガジンは32連発スネイルマガジンや20連発ボックスマガジンがあった。

開発の経緯

第一次世界大戦では塹壕戦がメインであった。突撃後、敵の塹壕内では歩兵小銃は長すぎて使い物にならず、ナイフ銃剣果てはスコップこん棒といった刃物や鈍器が主に活躍した。

塹壕戦で活躍できる銃器はないのか?

途中参戦したアメリカはショットガンを利用した。しかしこれはポンプアクションという連射速度は遅い品物である。また装填弾数も少なく、決して万能ではなかった。

一方ドイツは以前開発したマキシムMG08機関銃を兵士でも持ち運べる大きさにしようと研究を行っていた。しかし、完成した試作品どれも問題があり、計画は根本から見直しが行われた。

そこで、考案されたのが、拳銃弾を使用する機関銃であった。当時イタリアで、航空機に搭載されていた拳銃弾を使用する二連装機関銃ビラール・ペロサM1915が開発され、それが地上用に転用され使用されていた。

ドイツ側もこの兵器の存在にヒントをもらい、歩兵が運用できる小型の機関銃の開発を行うことに、その中のベルグマン武器製造社では、テオドール・ベルクマンとルイス・シュマイザー(ヒューゴ・シュマイザーの父)及びオットー・ブラウスベッターなどの技師が協力して設計に当った結果1918年にベルグマン社が開発した銃がMashinenpistole 18(18年型機関拳銃)として採用された。

MP18は重量約4.3kg、全長818mm、当時の軍主力拳銃弾9mmパラベラム弾を使用し、弾数は32発装填できる革新的な銃であった。

しかし同年に第一次世界大戦が終結し、戦線での活躍は短期間に終わった。

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