「万界に散りし我が魂の祈りよ!」
「今こそこの手に集いその姿を現せ!」
「現れろ!ナンバーズの真の皇よ!!」
「No.93希望皇ホープ・カイザー!!!」
概要
アニメ版におけるNo.99希望皇龍ホープドラグーンに相当するナンバーズであり、漫画版のアストラルの切り札である。
OCG版
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/戦士族/攻2500/守2000
X素材を持った同じランクの「No.」Xモンスター×2体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのX素材の種類の数まで、
エクストラデッキからランク9以下で攻撃力3000以下の
「No.」モンスターを効果を無効にして特殊召喚する(同じランクは1体まで)。
その後、このカードのX素材を1つ取り除く。
このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になり、
自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分フィールドに他の「No.」Xモンスターが存在する限り、
このカードは戦闘・効果では破壊されない。
解説
書籍「ザ・ヴァリュアブル・ブック18」の付属カードで登場。
不明であったエクシーズ素材が「X素材を持った同じランクの『No.』Xモンスター×2体以上」となっている。これは1体目で呼び出した「No.」を素材に2体目以降を呼べなくするための処置であろう。
また呼び出すのはエクシーズ素材の「種類の数」であるため、例えば同じモンスター2体では「1種類」となってしまう。
エクストラデッキから呼びだす効果は劇中描写から呼びだすエクシーズモンスターの条件が細かくなり、更にダメージが半減されるデメリットも追加された。更に除去効果やコントロール奪取は無くなり、耐性もかなり変更されている。
現在のカードプールではNo.39希望皇ホープ・ダブルで容易に特殊召喚できる。
漫画版効果概要
- 1ターンに1度、このカードのオーバーレイ・ユニットの数だけ、効果を無効にしたNo.をエクストラデッキから特殊召喚できる。その後、このカードのオーバーレイ・ユニットを1つ使う。
- 自分エンドフェイズに、このターン破壊された自分のNo.の数だけ相手モンスターを破壊する。
- このカードが破壊された時に、破壊したモンスターのコントロールを得る。
- このカード以外のNo.が存在する限り、相手のカードの効果を受けず、破壊もされず、相手からの全てのダメージを0にする。
漫画版での活躍
漫画版における遊戯王ZEXAL最終話の九十九遊馬とアストラルの最初で最後のデュエルにおいて、No.39系統を除く全てのナンバーズを手中に収めたアストラルが召喚した最後の切り札。「ナンバーズのキング・オブ・キング」と称された。
魔法カード「ナンバーズ・エヴァイユ」によってエクストラデッキのNo.10白輝士イルミネーター、No.14強欲のサラメーヤ、No.21氷結のレディ・ジャスティス、No.48シャドー・リッチをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚され、その効果でNo.40ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス、No.66覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル、No.6先史遺産アトランタル、No.9天蓋星ダイソン・スフィアを特殊召喚し猛攻を仕掛けた。
余談
No.99希望皇ホープドラグナーの「希望皇ホープ」モンスターが登場する以前は、唯一No.39ではないモンスターだった。
また、このカードが登場するまで、39と93との組み合わせから(類例:ぐみく)、ホープと対照的な「絶望皇」となると予想していたデュエリストも多かった。
後に「絶望皇」は別のナンバーにおいて実現することになる。
関連タグ
遊戯王 遊戯王ZEXAL エクシーズモンスター 戦士族 効果モンスター ナンバーズ(遊戯王)