No.9天蓋星ダイソン・スフィア
なんばーずきゅうてんがいせいだいそんすふぃあ
「現れろ、No.9」
「我が背負いし運命よ、今こそ銀河を飲み込む巨大な大地となりて降臨せよ」
「天蓋星ダイソン・スフィア!」
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/機械族/攻2800/守3000
レベル9モンスター×2
(1):このカードより高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールドに存在する場合、
自分メインフェイズ1にこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは直接攻撃できる。
(2):X素材を持っているこのカードが攻撃されたバトルステップに1度、発動できる。
その攻撃を無効にする。
(3):このカードがX素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、
自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
トロン一家の長男・Vと天城カイトのデュエルでVが使用したエクシーズモンスターであり、切り札。
レベル4の惑星探査車とレベル5の太陽風帆船に魔法カードタンホイザーゲートを使用し、2体のモンスターのレベルを9に揃えてエクシーズ召喚された。
召喚された時は姿は見えず、攻撃時に天空から光が降り注ぐといういつかのサテライト・キャノンを思い出させてくれる演出がなされた。また、このカードが攻撃された時に、上空に時空の裂け目が発生しその攻撃が吸い込まれるように消えてしまった。
姿を見せないモンスターに戸惑うカイトだが、自分のモンスターが破壊された時のダメージからその攻撃力を割り出し、彼のエースである銀河眼の光子竜で攻撃しようとするも再び阻止されてしまった・・・その時であった。
太陽の後ろから徐々に展開して姿を現し、その影をフィールド上に落としながら登場した。そのサイズは、かつて遊戯王に登場したどの巨大モンスターをも見下すような巨体。カードゲームアニメとは思えないそれは、まるでロボットアニメのラスボスのようであった。
自身の効果をフル活用して銀河眼の光子竜の攻撃を二度にわたり無効にし直接攻撃を喰らわせ大ダメージを与えた。アニメでは初期ライフが4000なので一度の攻撃で2800のダメージはかなり致命的である。
装備カードで攻撃力を上昇させ銀河眼の光子竜をも破壊したが、最期は攻撃力6800となった超銀河眼の光子龍によって効果を無効化され攻撃を受け破壊・敗北した。
デュエル後にカイトの手に渡り、VSトロン戦でカイトがフォトン・サテライト2体を素材として召喚、銀河眼の光子竜の攻撃力を強化するなどサポートに回ったがNo.8紋章王ゲノム・ヘリターによって効果と攻撃力を奪われ戦闘破壊されてしまった。
余談だが、Vとのデュエルの段階から銀河眼の光子竜に力を貸しているような演出が散見されている。
あの大きさにしてこの攻撃力である。
アニメでは、ナンバーズ特有の「『No.』と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない」効果に加えて、直接攻撃に相手の場のモンスターの攻撃力は問わなかった。
といっても、墓地にモンスターが2体以上存在すれば攻撃を無効にできるこのカードに戦闘破壊耐性はあまり意味がないような気もするが、保険のようなものだろう。
ちなみにVはこのカードを「いかなるモンスターも倒すことはできない」と言っていたが、本来吸収されるべきであろう太陽を含め、このカードを破壊できるモンスターは結構いる。というのも、その効果でモンスターを破壊できるモンスターなどまったくもって珍しくないのである。
また、このカードの効果を無効にしたり、このカードのエクシーズ素材と墓地のモンスターを全て取り除いてしまったりした場合もこのカードの効果で攻撃を無効にできなくなり戦闘破壊まで可能になる。
その上、機械族であるためキメラテック・フォートレス・ドラゴンが弱点であるほか、溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムや壊獣のリリースにする、超融合等でこちらの融合素材とする、強制脱出装置等でバウンスする、No.101S・H・ArkKnightでエクシーズ素材にする、No.11ビッグ・アイでコントロールを奪うなど、このモンスターを取り除く方法などいくらでも存在する。
そんなモンスターをわざわざレベル9のモンスター2体揃えてまで出したいかというと・・・なんだかやる気をなくしてしまいそうだ。
とはいえ、この攻撃力でのダイレクトアタックは馬鹿にできない。攻撃力を上昇させるカードや連続攻撃の付加できるカードと共に使えばこのモンスターだけで決着をつけることも夢ではない。
召喚は難しく他の手段を使用した方がいいかもしれないが、迫力とロマンはある。
自分のエクシーズ素材を回復できる効果もなかなか捨てたものじゃなく、もしかしたら何かに利用できるかもしれない。
遊戯王OCGにおいて史上初のレベル9モンスターを素材に指定するカードであり、普通に召喚しようとするととんでもない事故率及びディスアドバンテージを覚悟しなければならない。
このカードを召喚するにはアニメにあったようにタンホイザーゲートを使う他、レベル10のモンスターにレベル・スティーラーを使ってそのままレベルを合わせることができるカードを使用すればなんとかなるかもしれない…が、レベル・スティーラーは2016年より禁止カードとなっている。幸い、レベル9の罠モンスターなどが登場しているため、特殊召喚の難易度は登場当時より少し易しくなっている。
ダイソンスフィア(またはダイソン球)というのは恒星を覆い、そのエネルギーを利用できる仮説上の人工建造物のことである。宇宙文明の最上級段階にたどり着く上で必要とされるが、実際に建築するにはそのサイズと等しいほどの大きな問題がある。
ダイソンスフィアのバリエーションとして、ニコル・ダイソンレーザーというものがある。このカードのように開口部があり、兵器としてのダイソンスフィアを指す。
コメント
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Turn40「パルスィvs謎の裏アカデミア戦士2人組!」
今回のデュエルはバトルロイヤルルール、しかも1vs2の対決です。ただ、何やら影が薄いようなそうでもないような感じがする回なので(意味不)、とりあえず色々なことに注意しながらお読みください。 グダグダな編集、キャラ崩壊、オリキャラあり、誤字、脱字、そしてプレイングミスがあったら遠慮なく教えてくださいお願いします。ついでにアドバイスもお願いします。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10874584←第39話 第41話→確実に遅くなる(キリッ)40,405文字pixiv小説作品