※ピクシブ上では様々なイラストでタグが付けられていますが、こちらではひそねとまそたんの用語に関して解説いたします。
概要
変態飛翔生体(Organic Transformed Flyer)の略。
古来から日本の時の為政者により、その存在を様々な形で隠匿されてきたという。
この時代では日本政府(というより宮内庁)の指揮のもと航空自衛隊が直接の管理を担当し、軍用機に擬態させており表向きはドラゴンはあくまで伝説上の存在とされている。
航空機に偽装した状態をフォックストロット(FORM Foxtrot)と呼び、ある程度偽装を解きドラゴンが鎧を纏ったような姿を外装装備モード(FORM Hotel)と呼ぶ。
食べ物はレアメタルなのでガラケーを食べるが人間の食物も食べられないことはない。
人間との会話は言語ではしないもののある程度人間の言葉を理解し意思疎通のできる知性はある模様。
猛烈な代謝熱を出すため、時々飛行させて熱を放出させなければならない。
また、格納庫にいるときは大きなプールに浸けて水で冷却する。
人間に危害を加えている様子はないが、必ずしも人間に従順一辺倒でもなくストレスが溜まればいうことを聞かないこともあり、飛ぼうとしないこともある。
時々飛行させるのはストレス解消の目的もあり、民間機や他国の軍用機と遭遇しない空域に出た時は偽装を解かせてやるのが通例である。
Dパイと呼ばれる操縦者を胃の中に飲み込んで迎え入れ、操縦は内部からDパイが胃壁を刺激して行う。なお操縦や搭乗には使われないが、フォックストロット用のダミーコクピットもちゃんと用意されている。
操縦の際は刺激する場所のガイドと、OTFの体外の状況のモニターのためにDパイはヘッドピースリアライザー(通称:ヘッピリ)と呼ばれるヘルメットを装着し、Dパイの視覚上では透明なコクピットのようになっている。
操縦が終わればDパイを吐き出す。
操縦者(Dパイ)はなぜか若い女性に限られ、OTF自身が受け入れて飲み込んだ人物でないとDパイにはなれない。
しかし一旦DパイとしてOTFに認められても、なんらかのOTF自身の思惑で飲み込もうとしなくなり、そのためDパイから外れることになる森山のようなケースもある。
Dパイから外れても原隊復帰などの形で自衛官として勤務し続けることはは本人が望めば可能なようである。
名前は当代のDパイがその代限りの愛称をつけるのが慣習であるようだが、それとは別に真名も持っている模様。しかし真名で呼ぶことは異例のようである。
OTFたち
F-2A戦闘機に偽装。Dパイである星野絵瑠の性格上、愛称をつけていないと思われていたかが、6話で愛称をつけていた事が判明。
C-1輸送機に偽装している。
E-2C早期警戒機に偽装。
関連タグ
※これより5話以降のネタバレ
74年周期で目覚める超大型のOTF。眠りについている時は小さな無人島の形をとり、目覚めた時にはゆっくりと飛行して次の臥所へ移動する。
ミタツ様を移動させる行事が「マツリゴト」であり、この時代では宮内庁の主導により神職とDパイの共同作業で行われる。かつては日本軍が行なっていた。
飯干事務次官曰く、OTFに搭乗できる条件は「心に空白を持っている」ということである。
OTFにとっても、胃の中に人間を入れて自分の自由を手放して操縦させる心身の負担は大きく、それゆえに中に入るDパイには対価として「精神の自由を手放す」ことを求めるという。
OTFとともにいることでアイデンティティを保てる女性が適任者であるという。
つまり、「自己評価が低い女性がドラゴンには心を開く」状態を求めており、それに該当する者をOTF自らが選ぶということである。
森山をまそたんが飲み込まなくなったのは、現在の夫と恋愛が成就したことにより心の空白が埋まってしまったということなのだろうか。
また、6話でDパイたちが見た夢で、第二次世界大戦中にも日本軍がOTFを管理しており女性のDパイがいたことが示唆されており、8話でその一人が樋本貞と明かされた。
さらに9話では「Dパイが恋をすると「吻合」という現象が起きる」ことが明かされた。
これはOTFが感情に変化を起こしたDパイを消化しようとする現象で、通常ならOTFの胃液に耐えられるスーツすら溶かす状態になってしまう。
まそたんとノーマがそれぞれ飲み込んだ直後から目がぐるぐるし始めてこの状態に陥り、ひそねと絵瑠をそれぞれ吐き出した。
「吻合」を起こす条件は同性に対する恋愛でも発生しうるが、恋愛をしていてもOTFを一番に考えていれば必ずしも発生しなくてすむ模様であり、ひそねは結果的にこれで再び搭乗が可能になった。