概要
南港ポートタウン線(ニュートラム)の従来車両100A系をすべて置き換える目的で、「大阪市交通局」時代の2015年に第1編成が竣工、2016年6月29日に営業運転を開始した。
フロントデザインは「南港の公園を遊びまわる子ども」をイメージしたスマイルなデザインになっており、車体の色は7色用意される予定であったが、
- 第14編成は「OsakaMetro」への民営化を記念して金色の車体
- 第17、18編成は大阪総合デザイン専門学校の生徒が手がけたラッピングデザイン
- 第19~21編成は趣向を変えて動物デザインの車体(パンダ、レッサーパンダ、トラ)
・・・の特別仕様に変更された。
基本7色の編成はそれぞれ2編成ずつ、合計14編成が在籍しているが、同系の色の編成でも色調が両者で違うため、実質全ての編成で車体の色が異なっている。
その他
- 第13編成は欠番。先々代の100系第13編成が1993年に事故廃車になったことによる「忌み番号」である。
- 車内は住之江公園方2両が緑、コスモスクエア方2両がピンクを基調としたインテリアで、座席は100A系のオールロングシート仕様からロングシートと固定式クロスシートのレイアウトに変更された。
- 制御装置は東洋電機製造のIGBT素子のVVVFインバータを搭載ししている。非同期音は京阪3000系(2代)や13000系とほぼ同じ。
- 第2編成より前面窓が下方向に拡大され、閉扉時のブザーが鳴ってから扉が閉まるように変更されている。
- 第8編成より前照灯がLED化されたが、それ以前の編成も前照灯のLED化が行われた。