説明
SCP-008は簡単に説明すると感染したらゾンビになる病気、メタタイトルの通りゾンビ病である。
そのSCP-008の特徴は、
- 100%の感染力。
- 100%の致死性。
- 粘膜や体液で感染する。
- 空気感染や水系感染はしない。
と言ったものがある。そして肝心なSCP-008の症状は、
- 高熱を伴うインフルエンザのような徴候の後、重篤な認知症状を示す。
- 高熱から約20時間後、認知症状から約12時間後に昏睡状態になる。(昏睡状態になった時点で感染者は死亡したと判断される。)
- 散発性の細胞壊死が発生し、壊疽状を示す。
- 残った組織は、本来の機能を果たしつつ著しく回復するように見える。
- 持久力と筋力が上昇する。
- 数時間の間、あらゆる臓器不全の影響を受けない。
- 感染者は10年以上栄養を取らずに活動できるようになる。
- 出血量が少なくなる。
- 条件行動、運動制御、本能行動がなくなり認知能力が低下し異常性を見せる。
といったようなもの。
動物実験をした際は脳死により、非活動状態になるようだ。
感染者は最終的に立ち上がる、2本の足で立ち続ける、歩く、噛む、掴む、這うなどの基本的な運動しかできなくなる。ここまで来たら本格的にゾンビの様な事しか出来なくなるようだ。
感染者は生きている人間を連想させる光景、音、匂いがする方向に向かうようになり、捕食しようとするようになる。
感染者を無力化する場合、頭部に強い傷を与える必要がある。
以上のことからSCP-008は地球上の自然界で発生したのではなく、類似した複雑さを持つが異なる生態系から持ち込まれたと言える。
1959年、SCP-008の発見を受け、それの破壊を目的とした協力協定が旧ソビエト連邦との間に結ばれた。協定が終了して以来、ロシア側が管理するSCP-008の状況は不明である。
ちなみに、SCP-500(万能薬)を使えばSCP-008に感染した人を完全に治すことができるようだ。
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外部リンク
CC BY-SA 3.0に基づく表示
SCP-008 - Zombie Plague
by Lee Byron