SRI(怪奇大作戦)

えすあーるあい

SEIとは、円谷プロ製作の特撮テレビドラマ『怪奇大作戦』に登場する組織。

目次 [非表示]

概要

怪奇大作戦に登場する、科学を悪用した様々な怪奇犯罪に対処する組織。

科学捜査研究所（Science Research Institute）の略称。

警察でも解決できない難事件や怪事件を独自に開発したメカニックなどを使って調査を行う民間の研究機関。

民間組織ではあるものの、警察とも町田大蔵警部を通して強いつながりを持っており、合同捜査を行うことが多い。最もあくまでも民間組織であるため、公的機関である警察よりも立場は下である。

運転席に高性能の追跡装置や通信機などを搭載したもの。ベース車はトヨタ・クラウン（MS50前期型セダン）。

正式名称の「科学捜査研究所」は放送当時は実在しない組織名だったが、後に同名の組織が編成されたためリメイク版ではSRIの正式名称は「特殊科学捜査研究所」に変更されている。

なお「科学捜査研究所」という機関自体は1948年から1959年まで実在していた。こちらは現在の科学警察研究所の前身。

初期の企画書『チャレンジャー』時点では科学警察庁という架空の省庁傘下の公的機関で、三沢に相当する「松任谷」、牧に相当する「小林」、的矢に相当する「川合」の3名のみで構成されていた。一部のエピソードで野村や小川が登場しないのはこの名残だろうか。

キャスティングについては的矢役の原保美、町田役の小林昭二、小川役の小橋玲子は早期に決まっていたが、他のメインキャスト岸田森、勝呂誉、松山省二については名前が挙がっておらず、石立鉄男、高橋元太郎、高橋幸治、田村正和の名が挙がっていた。

特に田村正和については岸田森らと共に本作の制作を告知する新聞記事に名前が挙がっていたこともあった。