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TX-T

てぃーえっくすてぃー

『R-TYPE FINAL』シリーズおよびPSP専用ソフト『R-TYPE TACTICSⅡ』に登場する架空の戦闘機。機体名はエクリプス。
目次 [非表示]

[可変機構テスト機]

スピードチェンジによる機体やパイロットへの影響を調べるためのテスト機。

機体を変形させる機構が試験的に組み込まれている。


概要編集

R-TYPE FINAL』から登場したRX-10からの派生機。機体の加減速に応じて機体の形状を変化させる可変機構が特徴で、この機構は後にOF系列に受け継がれている。RX-10から更に趣の異なった機体群の母体となる。フォースはRX-10と同じテンタクル・フォースを使用。ゲーム中でも可変機構は再現されており、スピードの加減速に応じて機体の形状が変化。この際に発生するバックファイアには攻撃判定があり、低威力ながらも後方の敵にダメージを与えることができる。


R-TYPE FINAL2』の機体列伝によれば、火星で試験運用を行っていた際に火星で蜂起した反乱軍によって機体と設計データが強奪され、同軍の主力機となった経緯が明かされている。また、反乱軍のエースの一人エマ・クロフォードは艦隊参謀の地位に就くまでに本機を駆り74機もの撃墜スコアを記録している。こうした経緯から正規軍の幹部にはこの機体を忌み嫌う者もおり、反乱軍鎮圧後に本機の製造工廠は閉鎖され、これ以降の製造は行われていない。


また、オマージュステージY3.0「要塞ゲイルロズ攻略戦」では本機の無人機仕様が敵として登場。攻撃はしてこないが、自機に接近すると追尾機動に切り替わり、自機を執拗に追いかけてくる。また、同ステージのボス直前のスロープでは無人機が雲霞のごとく殺到する場面があり、ミス後のリカバリーが非常に難しい難所となっている。


装備編集

衝撃波動砲Ⅱ編集

発射と共に機体前方に衝撃波を発生させ、範囲内の敵にダメージを与える。発射後に炸裂する効果が加わり、ベースとなったRX-10の波動砲から攻撃力がアップしている。


テンタクル・フォース編集

本体に上下一対の触手型金属製コントロールロッドを持つフォース。触手は機体の前後運動に合わせて開閉し、レーザーの攻撃特性を変更する。触手展開時はフォース自体の当たり判定が広くなるので対弾防御力も高い。フォースシュート時のショットは一方向へ集中発射されるため多数の敵は相手にしづらいが、敵を捕捉・追跡する自動攻撃機能を備えるので単体の敵相手には大きなダメージを与えやすい。

スティングRAY編集

赤クリスタル入手時のレーザー。触手が開いている際は攻撃範囲が広く、閉じている際は威力の高いレーザーを照射する。

ハウンドRAY編集

青クリスタル入手時のレーザー。両触手の先端から青白いレーザーを照射する。命中時に敵をロックオンする為、照射中に射線から外れてもレーザーは敵を捉え続ける。

スネイルRAY編集

黄クリスタル入手時のレーザー。触手の先端から更に黄色い触手状のエネルギーを展開する。フォースの開閉に合わせて触手状エネルギーも動かす事が可能。


追尾ミサイル編集

ヒートシーキング(熱探知型)ミサイル。機体上下に発射される一対の空対空ミサイル。威力は低く発射間隔も長いが、敵を自動追尾する為、命中率が高い。

誘爆ミサイル編集

機体下部から前方斜め下に投下されるグレネイドナパーム。誘導性はないが、地面に着弾すると対地レーザーのように地形に沿った爆風が発生する。

爆雷編集

自機の真下に投下する爆弾。


ラウンド・ビット編集

機体の上下に展開される「人工のフォース」を目標として作られた球形のオプション兵装。不安定なまま実戦投入された為、対応する種類のレーザーを装備した時のみ支援攻撃を行うが、それ以上の物には成り得なかった。機体が激しく動き回ると、追従の反動により機体側面周囲を回転する。ただし、フォースとは違い敵弾を防ぐことはできない。

シャドウ・ビット編集

自機の移動時に攻撃判定のある残像を発生させるビット。ただし、射撃機能は廃止されている。


ベース機編集

RX-10 アルバトロス


派生機編集

OF-1 ダイダロス

TW-1 ダック・ビル

TL-T ケイロン


TACTICS版『TXw-T』編集

R-TYPE TACTICSⅡ』ではグランゼーラ革命軍側の主力機として使用されている。ゲーム中での呼称は「エクリプス試作型」で、STG版『R-TYPE』とは世界観が異なるパラレルワールドのため、形式番号もTxw-Tとなっている。


フォースは革命軍が掲げる「バイド兵器の根絶」という理念から搭載されていないが、その代わりにレーザーは機体から直接発射されるシステムが導入されている。


可変機構は本作ではアフターバーナーの様な推進力上昇手段に変化しており、OPムービーでも加速時に機体が変形しているのが確認できる。ゲームでは移動力を向上させる「加速」が使用可能だが、使用中は燃料消費量も2倍に増大し、更に爆発的な移動速度により機体制御がままならず、機動性が極端に落ちるため、回避率が1桁になる。


また、改良型として


Tw-T02 エクリプス実戦配備型

Tw-T03 エクリプス強化仕様型


以上の2種が存在し、マップ内に隠されている特定のトレジャーを回収して各種資源を消費することで開発可能となる。


主に耐弾性や燃料搭載量の向上、機体塗装の変更(実戦配備型は黒、強化仕様型は緑を基調としたカラーリング)、一部兵装の変更と衝撃波動砲の強化がなされている。尚、実戦配備型からは試作機を示すXの文字が形式番号から除外されている。


後継機編集

Tw-T02 エクリプス実戦配備型編集

バルカンやXPSレーザー、衝撃波動砲が1ランク上のものとなり、燃料や回避性能も試作型より増加している。


Tw-T03 エクリプス強化仕様型編集

最終強化型。衝撃波動砲の威力を更に引き上げ、攻撃範囲も拡大。燃料や加速時の移動力が増えた事で巡航性能も前2機種より向上している。


関連タグ編集

R-TYPE R-TYPE FINAL R-TYPE FINAL2 R-TYPE TACTICSⅡ R戦闘機 エクリプス

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