概要
『ゴジラxコング:新たなる帝国』にて登場。
地下空洞に生息する凶暴な巨大生物(超種)の一種である。外傷によるイボ(Wart)だらけの頭部に、大きな牙が突き出た犬(Dog)やアンドリューサルクスのような肉食獣の見た目をしている。
大きさはコングとの対比から恐らく70〜80m程。その巨体もさることながら数十匹の群れで行動し、抜群の走力を駆使して例え群れの仲間がやられても構わず獲物を追い詰める。
活躍
物語の冒頭、地下空洞の平原でコングを獲物として執拗に追跡し、その過程で1頭が転落する犠牲を出しながらも崖際まで追い詰めるが、そこはコングが罠を仕掛けている狩場であったため、罠の落とし穴や落石によって群れのほとんどが壊滅。
それでも後方で生き残っていた3頭が襲いかかろうとするが、目の前で仲間の死骸を頭上で引き裂き、それにより噴き出した緑の血を浴びながら咆哮するというコングの恐ろしい威嚇を受けて戦意喪失し、怯えた犬のような鳴き声をあげながら撤退していった(なお、コングも血を被るのは不本意だったのか帰る前に滝で血を洗い流していた)。
その後、倒された個体の死骸の一つがコングに食糧として持ち帰られるが、その時コングが虫歯を患っていたため食べられず、その隙に乱入してきたダグに持ち去られてしまった。
その一方で、罠に放置されていた残りの死骸も地震により発生した地割れの中に消えていった。