概要
2023年現在はゆっくりリグルを主なプレイヤー役としたゆっくり実況動画をYoutubeにUPしている。
怖がりなリグルを始めとしたゆっくり達のやり取りやストーリーの考察、後述する「顎キ」という名の顔芸が見どころ。
ゲームにもよるが、動画時間は30分前後~長いものだと1時間超えのものもあり、それらを概ね週2回のペースでUPしている。
さらにあらゆる高難易度のゲームやモードなどをどれだけ時間をかけようと最終的に全てクリアしており、一部ゲームのRTAでは世界記録をだしている。超すごい人である。
2022/09/22に登録者数10万人。2023/12/04に登録者数15万人を突破した。
「顎キ」
「顎」と、顎を鳴らす「ゴキッ」という音を組み合わせた言葉。要は顔芸である。
立ち絵のパーツや位置が少々変わる程度のものではなく、顎(というか口)が額にまで上がる、どこかで見たような顔になるなどそのレパートリーは多岐に渡り、名実ともに当該チャンネルの名物と化している。
主に恐怖演出時やダメージを食らった際に「ゴキッ」という音と合わせて挿入され、場面によっては恐怖感を程よく緩和してくれる。(たまに恐怖演出より怖い顎キ顔を見せることも)
確認できる限り、顎キの初出は氏の出世作である「夏幽霊」と思われる。
顎キの種類は多すぎて調べることができず、しかもたまに増えるため、そこまで目安は立てられないが、大体450種以上だと思われる。
メインメンバー
ゆっくりリグル
2023年現在におけるチャンネルの顔にしてプレイヤー役を務める。チャンネルアイコンも顎キをした彼女である。
基本的には常識人で怖がりな性格であり、ホラゲーは苦手。特に初期は恐怖演出を見て気絶することが多かった。それでも回を追うごとに恐怖耐性が上がっており、2022年以降は滅多に気絶しなくなっている。
恐怖耐性の上昇に伴って魔理沙との関係も変化してきており、最初は半ば一方的にホラゲーをやらされる羽目になっていたのが、ここ最近は言い返したり、時には反撃したりするまでになっている。顎キした自分の弾を放つ「ガトリグルガン」や「アサルトライフリグル」を使用したりもする。
普段は少々舌足らずな丁寧語(「~です」が「〜でしゅ」になる)で話すが少々口が悪い一面もあり、上述の武器を使うようになってからは口より先に手が出ることも増えてきた。
蛍妖怪らしく光を発する……どころか光を屈折する能力まで持っており、動画冒頭ではこの能力を応用して雑コラじみた姿を取るのが恒例となっている他、「グルリグルリ」と叫びながら高速回転するなど体を張ったネタに興じることも。
ゴキブリ扱いされると怒る。その反応も彼女がメイン実況者になって間もない頃は軽く言い返す程度であったが、2023年に入ってからは含みを持たせる程度でも無言で前述の銃器を構えて威圧することが増え、ハッキリG扱いしてしまうと即座に発砲するようになった。(主な標的はチルノ)
一時期は顎キを連発し過ぎたせいで顎関節の容態が悪化したため、永遠亭で手術や投薬を受けていたが、元々妖怪であったためか返って顎が頑丈になり、最近はある程度の休憩さえ挟めば治療が必要なまでには悪化しなくなっている。
ゆっくり魔理沙
実況の保護者役兼解説役。稀にプレイヤー役を務める。実況するゲームも彼女が選定しているという設定であり、実質的なうぷ主代理ともいえる立場。
メインメンバーの中では最も大人な性格をしていて頭がよく、ゲームの仕様やストーリーの考察などをわかりやすく解説してくれる。
ボケもツッコミも器用にこなすが、選定したホラゲーでリグルが怖がっている様を楽しむ意地の悪い面もあり、そのせいで最近はリグルに逆襲されることも増えてきた。
ホラゲーをやらせ過ぎたことが発端でリグルが顎を壊してしまった際はさすがに責任を感じたようであり、不足分は霊夢から借りて補填した上で、彼女の手術費用を全額支払っている。最近では自身の顎も壊れつつある。
ダジャレに大変弱く、少しかすっただけのダジャレでも涙目で笑い出すほどツボにハマってしまう。時にはそれが原因で顎キが進行することも。
アリスから重すぎる好意を向けられており、しばしば彼女からひどい目に遭わされて顎キする羽目になっている。
CONFORMITY体験版において魔理沙が最初の挨拶でセリフを噛んでしまうという事件があったため、それからはキャラクターによらずセリフを噛むネタがたまにぶっこまれる。
ゆっくりチルノ
我らが⑨。メインメンバーでは一貫してリアクション役を務める。ちなみに⑨の意味は知らない。
単純で子供らしい性格をしており、それ故に時として核心を突くことがある。加えて観察力に長けており、他のメンバーが見落としてしまったアイテムや些細な変化にもよく気づく。
危機回避能力にも優れており、後述するアリスの乱入時にはどさくさ紛れに逃げ出す、または乱入されることを見越してしれっと実況から抜けるなどちゃっかりしたところもある。
顎キの頻度はリグルほどではないが、恐怖耐性は彼女より低いためによく気絶する。
ただし負けず嫌いな性分から怖がりであることは認めておらず、気絶から目覚めた後に「あれは寝ていただけ」と強がることが多い。それでも怖いもの見たさからか、よく魔理沙へ超怖いホラゲーを持ってくるよう所望している。
特にレギュラー入りして間もない頃は(顎キによって上がった)顎の位置の高さでリグルと張り合い、彼女を越えるために永琳の治療まで拒否するという変人っぷりを見せていた。(結局強制的に治療されたが)
リグルにGいじりするところが魔理沙より明確なところが多く、リグルもそれに関するワードを察した瞬間、ガトリグルガンを構えて撃とうとするなど調子に乗り過ぎて自分の首を絞めることも。
そんな彼女であるが、カニバリズム系統の恐怖演出にだけは心の底から苦手意識を抱いており、とあるゲームでそういった行動に及んだ登場人物に対しては「この人を怖くないなんて言えない……」とコメントしている。(「生き残れ!しゅうくん」や「Oh!にぎり」でも精神的ダメージを負っていつも以上に青ざめていた。)
2022年3月13日投稿の恐怖の森にて初めて実況メンバーとなり、その後も何度かのスポット参加を経た2022年5月3日投稿の神童ノ哥part1において、晴れてメインメンバーとなった。
ゆっくり霊夢
ゆっくり実況の顔。しかし、この中では魔理沙が不在の代役としての参加者。
後述する通りRTAなどでプレイヤー役を務めている。
リグルのことは「リグルちゃん」と呼んでおり、魔理沙ほどではないが彼女の怖がる姿を見て楽しむこともある。
以前にRTAを行っていたためかぴえんが絡むとムキになることがあり、とあるゲームでぴえんをモチーフとしたステージが出た際は顎キを連発しながらも最後までやり通した。
少々現金な性格をしており、魔理沙に貸した金をトイチで返せと脅したり(なかなか返さない魔理沙にも非はあるが)、口止め料をもらったにもかかわらず、アリスからそれ以上の金額(11万円)を提示されたためにあっさりと魔理沙の居場所を教えたりしたことも……
サブメンバー
ゆっくりアリス
一貫してトラブルメーカー、ある意味ではジョーカーなキャラとして登場している。当該チャンネルでは最もキャラ崩壊が激しい人物。
昨今では珍しい、魔理沙にぞっこんな性格をしており、彼女を「魔理ちゃん」と呼んで追いかけ回している他、詳細は省くが時にはヤバめのヤンデレじみた行動をすることもある。
何らかの手段で魔理沙のところに押しかけては、自分がクリアできなかった高難度ゲームをクリアするまでやらせ、その間理由を付けてベタベタしようとするという行動に及んでおり、彼女からは大いに恐れられている。
魔理沙がプレイヤーを務める回ではほとんど彼女が絡んでおり、巻き込まれたリグルは魔理沙がゲームをクリアするまで帰ることを許されない。(一方、チルノは壺おじ以降は彼女が来る前に既にいなくなっていることが多い)
登録者10万人以降、1万人毎に投稿される記念動画ではアリス乱入→魔理沙が高難度ゲーをやらされるという流れが定番となっている。
魔理沙も毎回対策を講じてはいるが何らかのトラブルによって結局毎度乱入され、壺おじやfnafの最高難易度などをクリアまでやらされている。
また、どういうわけか異様に頑丈な体を持っており、爆破されようがマスタースパークの直撃を受けようがかすり傷ひとつ負わないため力ずくで追い返すこともできない。どうすりゃいいんだ。…と思ったら、ウツロマユでの実況時のワガママっぷりについにキレたリグルが「ワガママ言うな!」と言ったところ「逆らうの!?」と顎キで逆ギレした瞬間にまさかの永遠亭行きに。よくよく考えれば普段から顎キしてるメインメンバーとは違い、アリスは顎キの経験が無かった為に起きた弱点でもあった。(魔理沙曰く、「キレる前に圧をかけてくる為、それ以上のことが言えなかった。」)
一応、魔理沙が絡まない分には常識的な感性をしており、14万人記念動画においてある人物が倒れてしまった際は、永遠亭に連れて行こうとする(のを口実に逃げ出す)リグルを引き止めることなく見送っている。
2019年12月17日投稿のSewerでは魔理沙が失踪してしまう事件が起きたが、やはりアリスが原因だった。更にウツロマユでのナイトメアモードの実況も入院中とはいえ襲撃をしてくると警戒した為、霊夢が代わりを務めた。
ゆっくり永琳
ご存じ永遠亭の名医であり、当該チャンネルでは一番の常識人。
主に動画本編終了後の寸劇に登場し、ホラゲーのやり過ぎで顎を壊した実況メンバーの診察を行っている。実況メンバーとしてはこれまでに数回参加しており、顎を酷使しすぎたリグルの容態確認、および必要に応じてドクターストップをかける目的でメンバーに加わっていた。
なお、当該チャンネルの幻想郷においては現実のそれと似た高額手術費に対する限度額適用制度があり、患者の経済状況と永琳の裁量で自己負担額を割り引いてもらえる。(幻想郷住民の協力あっての制度なため、乱用は認められないが)
なお、彼女をもってしてもアリスの行動や思考回路は理解できないらしく、アリスに高難度ゲーをやらされて顎を壊した魔理沙の件については「不幸な事故による負傷」として処理し、無条件で限度額適用を認めた。(逆にアリスには自己負担額を認めずに全額払いを請求。)
ゆっくりミスティア
リグルやチルノの友達。ここでもミスチーと呼ばれている。
「ウツロマユ」の件でリグルが鶏を虐めていたことに鳥類として激怒し、鶏の怪物「クーパー」から逃げる脱出ホラーゲーム「CHICKEN FEET」のDLCに挑戦する動画で乱入。
結構根に持つタイプであり、先の件もあったとは言え動画では終始クーパーを応援しつつリグルをおちょくっていた(さすがにG呼ばわりした時のリグルの怒りには怯んでいたが)。
原作同様記憶力には難があり、チルノから鳥頭呼ばわりされることも。
出しただけで即ガトリグルガンの刑に処される「The Roach Apartment」でリグルの代わりに参加した際、チルノと同様に出てくるGをリグル呼びにしたことや楽しくやっていたことに見えないところで様子を見ていたリグルにチルノと魔理沙と共にガトリグルガンの刑に処されてしまった。
ゆっくり妖夢
かつてのメインメンバーその1。「~みょん」が口癖でリグルと同様怖がりなツッコミ役。魔理沙から「妖夢ちゅわん」と呼ばれるが、ちゅわんは気に入っていない。
当時のリグルよりは恐怖耐性があり、怖がりこそすれ気絶することはなかった。
2020年7月26日投稿の「Linger」を最後に長らく実況に参加していなかったが、2023年6月11日投稿の「fnaf3」の実況にて久しぶりに参加した。(魔理沙がアリスの襲撃から逃れるために白玉楼での実況を選んだため。だが結局は見張りの幽々子がお腹が空いたことで外食に行ってしまった為、アリスが来てしまい、fnaf3のナイトメアをやらされるハメに……)
ゆっくりフラン
かつてのメインメンバーその2。
2020年1月29日投稿の「ALONE」を最後に長らく参加していなかったが、2021年9月6日投稿のDarkDeceptionで久々に実況へ参加。リグルの顎キにビビり散らしていた。
その後はしばらく出番が無かったが、2024年1月13日に投稿の「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース」にて再登場。紅魔館の中が居心地悪い(原因はfnafSLの実況で魔理沙がアリスの襲撃時に紅魔館のロビー内を盛大に爆破させた)為、博麗神社にいたところでリグルとチルノと共に実況することに。(霊夢は顎の調子が戻らない為の不参加、魔理沙はお察しください。)
実況スタイルの変遷と歴史
初期の頃は霊夢をプレイヤー役とし、主にプレイの解説やRTAなどを行っていた。
バスルームver0.06の動画で魔理沙が参加し、その後の動画でも出るようになったが、ダークソウル2のDLCクリア後、3年ほど動画が投稿されていない期間がある。
(正確には現在運営していないチャンネルで活動していた模様。証拠として20年夏に投稿された青鬼サダカヤ編の概要欄に「※以前上げていたチャンネルから再ダウンロードし、そのまま上げ直した動画になります。」と記載されている。古い実況動画を現チャンネルに再うpしていることから、そのチャンネルの動画を視聴する方法は無いと思われる。)
(おそらく)上記のチャンネルで実況されたLaranjoでリグルが初登場?。GHOST OF TOMORROW DEMOではフランが登場する。以降、フランはちょくちょく出演するようになるが、上述の通り2020年1月29日投稿の「ALONE」を最後にしばらくお休みすることに。
「日本をよく知らないナンシーが作った和風ホラーゲーム」では、リグルとフランが一緒に出る初めての動画となった。
現在のスタイルである、メンバーが森に集合して実況するという形式となったのは「嗚呼、オカルト禁断症状」より。
ファンアート
asdfgame氏が#顎キアートというハッシュタグでTwitterにてファンアートの募集をするようになってからファンアートが動画で紹介されるようになった。あまりに量が多すぎるため、一度asdfgame氏が選出した作品を紹介する形を取ったが、現在では結局全部紹介するという形になっている。著作権の関係で音声がミュートになることもあるので投稿する時は気をつけた方がいい。
作品例としては
などがある。
ファンムービーもあり、その内容はリグルやホラゲーで出た化け物が戦う、リグルが音割れする、といったもの。
最近は視聴者によるGネタも増えてきている。
ファンムービー作成の常連としてはつなぐみ氏、gasuyaba氏の2名が名を連ねている。
つなぐみ氏のファンムービー
https://mobile.twitter.com/TsunagumiMemo/status/1591112748460830720
gasuyaba氏のファンムービーhttps://mobile.twitter.com/gasuyabawaro/status/1578651356545441792
gasuyaba氏についてはファンゲームも作っており、asdfgame氏の動画で用いられるものを始め、非常に大量のネタが組み込まれている。(実際にasdfgame氏が実況している)
なお、第二弾のファンゲームではとあるホラゲーで出ている怪異を出してしまったことで軽く炎上してしまうという事件が起きた。しかし、gasuyaba氏は問題とされたホラゲーでなく2chからネタを持ってきており、同氏がそのホラゲーのネタを使用したわけではないとのこと。
余談だが、ファンアート繋がりで、顎キアート界隈の有志たちが結成したFM動画編集事務所というアカウントがX上にある。Youtubeアカウントも存在し、ファンムービーの他にgasuyaba氏と自称マスターシルバ氏によるゲーム実況も投稿されている(なお、著作権のためgasuyaba氏によって削除。今は記念曲が2つとなっている)。また、作詞1052667氏、作曲樹雨氏によるasdfgame氏チャンネル登録者数15万人記念の曲も投稿されている。
また、この組織は新規メンバーを募集しているので、気になる人はメッセージを送ってみると良いかもしれない。