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みおあい

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みおあい

みおあいとは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の登場人物・本田未央と高森藍子のコンビ・カップリング。

「未央ちゃんはいつも笑わせてくれて 元気をくれますね♪」

「あーちゃんこそふんわりしてて、見てるだけで癒されるよ~」

 アイドルトークより

概要

アイドルマスターシンデレラガールズの登場アイドルである本田未央高森藍子のコンビ及びカップリングタグ。

未央が15歳に対し藍子が16歳であるが、二人とも高校1年生で同学年。「未央ちゃん」「あーちゃん」と呼び合う仲である。

二人ともサービス初期からプロダクションに在籍しており(→2コス同盟)、日野茜を含めたユニット「ポジティブパッション」で活動しているため公式での絡みは多い。お互いのカードイラストに写りこんでいたり、シンデレラガールズ劇場で共演していることも。また、「第8回アイドルLIVEロワイヤル」では「藍子&未央 from PM」というユニット名で登場した。

TVアニメでは藍子が先輩・未央が後輩の立場であり、藍子がパーソナリティを務めるラジオ番組「高森藍子のゆるふわラジオ」で、ニュージェネレーションズをゲストに迎えた際に未央達を紹介している。

第7話と第8話の間に放送された特別番組の後に配信された1回目の特別編成版マジックアワー#SPにて、藍子がゲストとして招かれた際に、司会の川島瑞樹から「最近注目しているアイドル」を聞かれ、未央だと答えている。デビューイベントが終わってからもレッスンスタジオで一人特訓を続けている未央を見つけ、目標に向けて頑張っている姿を応援したくなったんですと話している(NO MAKE#8にて仲間に内緒で特訓している事が確認できる)。

アニメ後半では新たな領域に挑むを応援するため、第21話において未央はソロの活動として演劇「秘密の花園」に挑む。未知の世界に対する緊張もあってか、最初は上手くいかず監督に怒られてしまうが、その未央の背中を優しく支え、先輩として未央を導く藍子の姿が見られる。

第25話にて迎えた本番では無事に舞台で成功を収めている。主役を演じきった未央の頭には、いつも藍子が付けているひまわりを模した頭飾りが付けられていた(「高森藍子N」の頭飾り)。

スターライトステージでも2人の共演は多い。

未央回の第5話では、自分の出番が近づき緊張するも、周りに迷惑はかけられないと一人で抱え込んでしまう未央の悩みを藍子が見抜き、「抱え込まずに話してほしい、話を聞いて未央を癒すことくらいならできると思うから」、と的確なアドバイスをしている。

藍子回の第26話では、以前に未央が藍子に助けてもらった時の恩返しとして、藍子が気に入った服を次々と着てもらうことで藍子のLIVE前の気分転換を図っている。

なお、未央は藍子を「あーちゃん」と呼んでいるが、友人に対し未央が付けるあだ名は独特のものが多く(「しぶりん」「しまむー」など)、「あーちゃん」というストレートなあだ名はとても珍しいという注目点がある。

男女わけ隔てなく友達になれる明るい性格の未央だが、以外にも恋愛トークとなると赤くなってしまうタイプの様子(マジックアワー#SP3より)。そんな未央が、ゆるふわで女の子らしさたっぷりの藍子を「特別な人」として意識してしまったら…?

人一倍優しさに溢れた女の子である藍子が、壁にぶつかりつつも成長していく未央を見守っているうちに、未央について意識し始めて、アイドル活動で共に過ごすうちに未央との仲を深めていったら…?

責任感が強く一人で抱え込みがちな未央をゆるふわな包容力で受け止める藍子。

少しだけ人よりもゆっくりな藍子の手を引いて、藍子のペースを守りながら共に新たなステップを踏み出すことが出来る未央。

共に歩む彼女達の今後を想像してみてはいかがだろうか。

CINDERELLA PARTY!

CINDERELLA_PARTY!は未央と李衣菜の中の人がパーソナリティを務めるアイマス公式ラジオ番組。2016年10月26日に配信された#105にて未央の箱番であるミツボシアイドルプロフィールで高森藍子が紹介された。その際、未央は藍子のことを「私の癒し、あーちゃん!」と発言。さらに、この回はゲストがいない回(虚無回)だったため、プロデューサーからの紹介文を未央本人が紹介することに。紹介文を書いたのは一般のファンではあるものの、未央が藍子のことを直接紹介しているため必聴。

2017年6月14日に配信されたCINDERELLA_PARTY!#138では藍子の中の人がゲスト出演。ミツボシアイドルプロフィールでは未央と藍子が会話をしている。藍子は普段丁寧語で話すが、未央相手だとタメ語で楽しそうに話をしていることが確認できる。また、#138は藍子の中の人が出演した石川でのライブ後に放送されており、

「新しいソロ曲が見れたり、いつもとちょっと違うあーちゃんが見れて、最高だった!」

「嬉しい!未央ちゃんとも早く一緒にライブしたいなぁ」

と二人が発言していることから、未央が藍子の出演するライブを見に千葉から石川まで出かけたこと、藍子が未央と歌う機会を心待ちにしていることがわかる。

TVアニメ アイドルマスターシンデレラガールズ劇場

アニメ版では#6で未央の想像の中に藍子が登場し、#25で藍子の想像の中に未央が登場しているが、本人たちの直接的な共演はみられなかった。しかし、Megami MAGAZINE 2018年 02 月号に掲載されたピンナップにて、腕を組んで歩く凛と卯月の後ろで未央が藍子の手を引いて歩いている姿が描かれていた。

また、6月のエンディング曲のSUN♡FLOWERでは未央がメンバーの一員として歌っているが、歌詞の中に

ひまわりは太陽と

太陽はひまわりと

奇跡的なほどに ベスト オブ ザ カップルなんだもん!

というものがある。この歌では太陽がひまわりを相手に歌っており、これをこのまま解釈すると太陽(未央)がひまわり(藍子)に上記のセリフを伝えているととることができる。

SUN♡FLOWERは5thライブツアーでも何度か披露されており、幕張では未央の中の人がセンターで歌い、福岡では藍子の中の人がセンターで歌い、SSAでは「ベストオブザカップルなんだもん!」の歌詞のところで藍子→未央の順にカメラに抜かれている。

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    または「Happy end of the world.」 おーい磯野ー!今日は「次元魔城サンドリヨン」の話しようぜ!!!!!!!!!! 気が向いたので前から温めておいたコレを出す、よかったらこの燃料でゆっくり温まっていってね! 直接アレやコレが出てないからとりあえず全年齢で。マズいって言われたら直せばいいし。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ どうして? どうして? 何故私達だけがこんな目に?何故私達だけが傷つき苦しんで戦わねばならない? ――終わりの見えない日々に疲れたか、少女達に芽生えた暗い感情―― いつまでこんなことを続ければいい? 私も。彼女も。充分よくやったではないか。 もう彼女が傷つくのは見たくない。 世界なんてものは知ったことではない。彼女が傷つく世界なら要らない。 大体世界の行く末なんてものが極少数に任されること自体がおかしいのだ! ――疑問を抱いてしまった、不満を覚えてしまった少女達の心に響く声―― ”そうだ。何故お前たちだけが” ”そんなおかしなことが許されていいはずはない” ”もうやめよ。何も知らぬ有象無象の為に奔る意味などありはしない” ”本当に大切なものを失うぞ?” 嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…… イ ヤ だ ! ! ! ! ! ! ! ! ! ”そうだ……この手を取れ。お前たちは自由だ” ――誰ともつかぬ声の主。それでも少女達は迷わなかった。闇よりの加護を得、その力は愛する心と混じり絶大無比となり―― 「ありがとう。もうあなたも必要ないわ」 ――少女達は笑顔で声の主”神”すら切り捨てた―― ”……ッフ……ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!” ”そうか! そうか! お前たちは! 私すら利用するか!?” ”悦い、悦いぞ……思い通りになどならずとも。好きにせよ。思うさま振る舞うがよい!” ”それこそが世界を破壊する。何もかもが終わるのだ……!!!!!” ――神は笑った。高らかに快哉を叫ぶ。長い永い時の中今まで一番愉快だと感じ、満足げに消えていった―― 「さぁて、これから何をしようかしら?」 「何でもいいよ。全部やろう!」 「そうね!」 ――少女とは甘く苦く愛らしく醜く賢明で愚かで純粋で狡猾で慈愛に満ち残酷だ。誰にも理解など出来やしない。彼女達は理屈で動かない―― 「これでハッピーエンドだわ!」 ――かくて世界は滅びに向かう。少女達の楽園と引き換えに―― ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ *** 補足解説 *** ・これなぁに? 所謂悪堕ちルート。 世界に絶望した少女達が「その他諸々不特定多数」を全て放棄して「愛する人(ついでに境遇を同じくする友)」以外はどうでもいいと振り切ってしまった時空。 通常ifとの違いは「パートナーを喪失していない」こと。 この為「自分も死ぬまでの一時的強化」であり「終わりたい」と思っていたifとは全く考え方が別で「誰が死ぬのも構わないけど私達の邪魔はすんなよ殺すぞ」型。 恋は激しく燃え上がりされど燃え尽きず、愛は深く濃くなり彼女達以外の全てを犠牲にすることを厭わない。愛の形は無限であり、誰にも「正しい」ものなど定義出来ない。 「あなたさえいればそれでいいの」なんて視野狭窄以外の何物でもないけど「恋は盲目」って言うじゃない。おかしくならなきゃ恋でも愛でもないよ。 「闇の精神式超越」を果たしたと言ったところ。歪んでるけど誰も彼も我慢しなくなったから超幸せ。 故にこれはタイトル通り「ハッピーエンド」である(※ただし世界は滅亡行き)。 ・この子達どうなってます? 完全に魔女化(「人の枠を外れた」の意。魔人でもなんでも)。なので愛する人とイチャつくことが食事で睡眠で要するに回復方法だしライフワーク。イチャつくほど強くなってく。手に負えない。 人間であった頃の意味での食事や睡眠は今やただの嗜好行為。 魔物に堕ちるのとは違うので自我がハッキリしている。基本人型だけど適宜好きなように獣ったり衣装変えたり色々。 たぶんもう魔の神髄に至ってるから首が取れようが木っ端微塵だろうが死なない。ただし愛が足りないと発狂する。バリバリの共依存。 病みの原因なので人間嫌い。滅亡計って積極的に動くわけじゃないが「全員死ね」とは思ってる。でも魔物も好きなわけじゃないからどっちも殺す。メガテンで言うなら「N(ニュートラル)」か。 殺し回るわけじゃないのは「そんなことより恋人」優先な思考の為。何を置いてもまずloverよ。 ・声の主”神様”って? 961さんのこと。なんか心弱ってるし漬け込めば765側に対抗するのに好さげ!力貸して手駒にしたろ! と思ったら病みかけの少女達はむしろ彼を利用するだけ利用し力も奪われてボロ雑巾どころじゃなくされ消えちゃう。 でもなんだかんだ世界は終わりそうだしまぁいっか!という流れ。 お城も彼のプレゼント。彼女達は好き勝手改造してどんどん凄いことになってく。 ・次元魔城サンドリヨン! 彼女達の住居であるお城。命名はシンデレラの仏名『サンドリヨン(Cendrillon)』から。 普段は異空間に層をずらして引っ込んでるので同等の力が無いと外部から入り込めない。気まぐれに姿を現して(ただし魔力無しには見えない)地上を荒らしたり荒らさなかったり。 異空間にあるので常に朝であり昼であり夜。空模様も晴れだったり雨だったり滅茶苦茶。各自好きにするが一応時計はある。最早彼女達に時間なんて関係ないものだが。 ・世界は? 時期にも因るけどめちゃくちゃ。 もう『こちら側』でさえも魔法が認知、広まりまくってる可能性あるし、魔物や異界生物が闊歩するようになってるかもしれない。 ・合言葉は? 「金!暴力!SEX!」ならぬ「恋(愛)!暴力(恋人と仲間以外に)!SEX!(大好きなパートナーと)」。 みんなはこういうの好き?我は好き!イエーイ!でも今回エロ控えめ、不思議! ・その他雑感。 光の世界より好きだし本編以上にやりたい放題出来るネタ。本編は「私が恋人といたいからついでに世界もどうにかしてやるよ」だから個人的最強はそっちだけど。 本編が現代寄りなのは「世界」を一から考えるのを自分で待てなかったから。歴史だの文化だの地形だの考えるよりさっさとイチャイチャさせたい(切実) 少女達の特徴は一部本編時空でも共通。莉嘉さんが「戦闘民族で収集癖持ち」とか。 女の子はな、欲張りなんだ……とびきり可愛くてとびきりワガママなんだ……故に強いのだ(持論) でもさいつよは「両方」だから生物的にも超越し始めて生やしたりもする!気分で!(趣味)知力に特化したせいで脆いうえ男女に分かれてんのが人間って生物のダメなとこ!(男女もの自体は嫌いではない。男男ものも嫌いじゃない) 最重要事項は「好き合ってる子同士が幸せになれるか否か」、それだけ!!!!!!!!!!
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