概要
トムクリエイト系列の作品のZEROより追加された、Gジェネオリジナルキャラクター。
能力
宇宙の声が聞こえる、との設定を反映してか、NT能力及び覚醒値は一部例外があるが高め。
そしていずれの作品でも、格闘値は高水準。
言動と外見がいかにもな感じがするので、二次創作や妄想戦記等では主役になったりする。
時にはベクトルが近いエリス・クロードとダブル主人公してたり、同期のクレア・ヒースローに引っぱりまわされたり、レイチェル・ランサムと宇宙の声を聞きに行ったり、本家顔負けのハーレム展開をする場合もある。
(…もっとも、スパロボと違って本編もエピソードもないので好き放題なのはどの世代も同じだが)
白石琴似先生のGジェネアンソロではビリー・ブレイズと二人で主役を張っている。なんでも「自分の中にあったキャラと似ている」んだとか…(なお、こちらではハーレムを作ることはなく、複数の女性キャラからパシリの如く尻に敷かれてる)
シリーズ毎の変遷
ZERO
初期から格闘値が高く、NTLも9まで伸びる事を考えると格闘主体の機体とは高相性。
射撃能力や回避能力がやや凡庸な為流石にマーク・ギルダー等一線級のパイロットと比較されるとやや厳しいが、格闘主体であるGガンダム系列の機体の優遇があり、充分前線で活躍が見込める。勿論通信能力や魅力も高く、ブリッジクルーとしても申し分なし。
F・IF
シス・ミットヴィルやカチュア・リィス等と同じく、NTLが9まで到達する数少ないオリジナルキャラクターに。射撃や回避も、成長ボーナスを含めれば申し分の無い値に。
通信士としても優秀だが、それ以上にパイロットとして非常に優秀であった為オペレーターに回して後悔したプレイヤーも少なくない。
最終的にはマーク・ギルダー等にも見劣らぬ、最高のNTパイロットの素質を秘める。
NEO・SEED
クロスオーバーシナリオ制を導入したNEOでは第二話から加入。
成長タイプは序盤でよく伸び中盤以降はややマイルドになる形。
一見するとカミーユやジュドーやコウ・ウラキの劣化版に見える彼だが
・レベル1から始まるので、大抵敵より低レベルなので普通に戦闘させても覚醒値は伸びる。
・丁度第二話でクロノクルから入手できるエンブレムが『レベルアップ時の能力値上昇にボーナスが付く』というものなので、レベルアップ機会が多いジュナスならその恩恵を受けやすい。
・アナベル・ガトーのガンダム試作二号機強奪阻止に成功すれば以降はザンスカールルートにはいるのだが、ルートの宿敵ポジであるフロスト兄弟が覚醒値を持ってるため、彼らをプレッシャーで倒せばさらに覚醒値が延びる(丁度アムロがカラバのMS隊編成のため一時離脱するため、この時期にまともな覚醒値を持ってるのが彼ぐらいしかいない)
というわけでシステムを理解して育てればカミーユやジュドークラスの一軍キャラに匹敵する活躍をしてくれるであろう。ガトーの追撃に失敗したデラーズフリート>ホワイトファングルートだとギリギリ一軍レベルぐらいか
SEEDでも相変わらず優秀なのだが、この頃はオリジナルキャラ自体そこまで強く無かった時期。
その為彼も例外なく振るわなかった。
PORTABLE
初期の格闘値は非常に高いが、射撃値・回避値共に低く設定されている。
また、彼自身の成長率も余り芳しく無く、戦力としてはやや厳しい。その反面でブリッジクルーの能力には秀でている為、クルーとしての活躍に期待が持てる。
SPIRITS
初期のステータスはPORTABLE時代と変わらずだが、今回は戦力としても期待出来る。
最終的にはやや落ち着いた総合力になるが、成長傾向が早熟なので多少育てればすぐに前線に送り出せる実力になる為、序盤の戦力としては有難い。
WARS
どう言うわけか性格が「弱気」に。そして格闘が高く、他の能力が低めな点は変わらず。
初期配備は通信士となっているが、比較的早い段階で格闘値の伸びる「白兵」、戦闘関連のステータスに補正が掛る「空間認識能力」を覚え、ステータスも早期に伸びる早熟型の為、格闘機体専門のパイロットに回すのも中々。
WORLD
何故か非覚醒キャラの扱いを受ける事に。そしてアビリティのインフレも相まって嘗ての最高クラスのNTパイロットの名残もすっかり影を潜める様に。宇宙の声はもう聞こえなくなってしまったのだろうか。
彼自身も「歴戦の勇士」「気合」等のアビリティがある為、決して活躍出来ないわけではないのだが・・・如何せん他に強いパイロットが多いのが何とも。
また、射撃値が通信士として重要味を増した為、射撃の苦手な彼は通信士としても厳しい立場に。
3D
WORLDまでは戦艦クルーとしての通信のポジションに初期配置されていたが3Dでは通信のポジションが省略されため、スカウト待機組となっている。
OVERWORLD
恐れていた事態。とうとうオリジナルキャラの参戦枠から外され、ゲームから姿を消した。ゼノンやエルンストら他の初期メンバーが軒並み皆勤賞を続ける中、初期の戦艦通信士ポジションをラ・ミラ・ルナに取られ、図鑑枠での参戦ですらもかなわなかった。
ちなみに、彼と入れ替わりに、スピリッツ以降しばらく出番のなかったネリィ・オルソンが再び戦線復帰している。
GENESIS
前作ではリストラを受けたが無事復帰。格闘寄りのステータスで、格闘武器のEN消費を抑えるアビリティ『格闘センス』を所持している。また、覚醒値も微量だがある。
本作では全キャラに戦艦用ステータスが設定されたが、彼が最も高いのは整備。
なお、前作の未参戦についてはキャラクター図鑑内で触れられており、どうやら宇宙の声を聞きに行くために、皆の前から姿を消したから前作は参戦してなかったらしい。
CROSSRAYS
初期能力は前作とほぼ変わらないが、覚醒が初期値の25から一切成長しない。
その代わり魅力値がよく伸びる、というかバリバリの魅力特化型成長である。その魅力値はレベルが上がると初期ゲストをも大きく上回り、同じく魅力型成長のクレアと並ぶオリキャラ最高クラスである。
まあ過去作でも男性キャラの中では上位の魅力値ではあったが…
そんなネタ要素こそあれど、射撃と覚醒以外の戦闘ステータスはそれなりに伸び、スキルも中々有用なものが揃っているためパイロットとして活躍できるのは間違い無い。
覚醒の低さがどうしても気になるなら、アビリティやキャラ育成で底上げしてあげよう。
前作の図鑑ネタは今作でも健在であるが、この覚醒値で宇宙の声を聞けたのだろうか…?