スイーツ
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すいーつ
菓子やデザートなどの甘味を意味する言葉。
イギリス英語で、おやつやデザートなどに食べる甘い食べ物のこと。アメリカ英語の「デザート(dessert)」に相当するものを指す。
日本では、2005年頃から女性向け雑誌などが「有名店のパティシエによる高級洋菓子などの、大人が味わって食べるお菓子」を『スイーツ』と言い換えて紹介し、それが流行した事から広く使われるようになった。
やがて「お手軽スイーツ」や「和スイーツ」などといった言葉が生まれ、スイーツは「甘いお菓子全般」を意味する言葉となった。
まだスイーツという単語が影も形もなかったバブル時代までは、成年男性が甘いものを外で食べると「オカマ」呼ばわりされるほど社会的には許容されづらい事であった。1990年代までは子供向けの料理本ですら「男の子を甘い物を出す食事会に参加させると場の雰囲気が壊れる」という趣旨の、現代ではジェンダー差別以外の何物でもない記述が書かれていたぐらいである。
それが今では成年男性がスイーツを食べることが当たり前の時代となっており、差別の風潮は完全になくなったと言える。
ネットスラングのひとつ。
上記のように、デザート類の事をもったいぶって「スイーツ」と言い換える女性誌を読み、そういった雑誌の情報に踊らされている女性の事。通常は揶揄や皮肉の意味を込めて使われる。
また、そのような女性の事を指して『スイーツ脳』と呼ぶ場合もある。
現在では、より嘲笑的なニュアンスを込めて、後ろに「(笑)」をつける事が多い。 → スイーツ(笑)
なお、「スイーツ」は『ネット流行語大賞2007』の銀賞を受賞している。
スイーツ(笑) スイーツ() スイーツ脳
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