概要
MARVELコミックのキャラクター。
ヴェノム達を手下にして大統領となったノーマン・オズボーンが支配する世界【アース138】におけるスパイダーマン。
シンビオートの弱点であるパンク・ロック(と言うか騒音)を武器に戦うレジスタンスで、「無法・無秩序」に近い「自由」を愛し、同志にはキャプテン・アメリカならぬ「キャプテン・アナーキー」などが居る。
本名は正史世界【616】におけるプラウラーの"中の人"でもあるホビー・ブラウン。
なお、同志であるキャプテン・アナーキーは【616】におけるフラッグ・スマッシャーことカーリ・モーゲンソウに相当する人物である模様。
なお、コミック版での中身の顔は後述のスパイダーバース版とは違いマイルス・モラレスを大人にしたような感じの正統派のイケメンである。
他メディア
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
英語版:ダニエル・カルーヤ、日本語版:木村昴
ミゲル・オハラ / スパイダーマン2099率いる「スパイダー・ソサエティ」の一員。
同じくロック歌手のようなコスチュームで、絵柄も出身地であるイギリスでかつてメジャーだったタイプのコミック(ぶっちゃけて言うならコピー本の同人誌)をイメージしたもの。
実力もあり、ロック風な会話をする。
なお、英語版でのしゃべり方はコックニーと呼ばれるロンドンの下町風のもの。(「ガラが悪い」イメージがあるしゃべり方)
コミック版と同じく、無秩序に近い自由を愛し、反権威主義な傾向が強く、何らかの大きな組織の一員となる事には向いていない性格。(別作品で喩えるなら「混沌にして善」)
パヴィトラ・プラバカール/スパイダーマン・インディアとは親友。
前述の通りイギリス出身ではあるが、その性格もあって祖国の過去の汚点に対しては批判的なようで、パヴィトラの町であるムンバッタンのイギリスによるインド植民地支配を想起させる光景には複雑な反応を示した。
マイルス・モラレス曰く、「マスクを取ってもかっこいい」。どうしてと聞かれると「俺だからだ」と答えていた。
ネタバレ
ある理由でミゲル・オハラに拘束されたマイルスに脱走を唆す。全バースによるマイルス追跡が始まったタイミングで「俺辞めるわ」と後腐れ無くソサエティのブレスレットを手放し離反、自分のバースに帰還。
、
かと思いきやグウェンのバースに訪れており、彼女の実家に海賊版の次元間移動ブレスレットを置いていった様である。
ソサエティから追放され強制送還されたグウェンはこの海賊版ブレスレットでかつての仲間達を招集。ホビーもパヴィトラと共に参加し、別の次元に迷い込んでしまったマイルスを救出するべく行動を開始する……