CV:喜多村英梨
概要
リ・エスティーゼ王国の北方都市エ・ナイウルを拠点とするミスリル級冒険者チーム、『四武器』のリーダーの女戦士。
『四武器』はその名の通り4人組のチームであり、女神官のリリネット・ピアニ、盗賊（CV:柳田淳一）、魔法詠唱者（マジック・キャスター）（CV:杉崎亮）で構成されたバランスの良いチーム。
人物像
チームの宣伝に腐心している。その一例として、元は王国では珍しくない金髪だったのを宣伝効果を狙って黒に染めたのだが、モモン率いるチーム『漆黒』が台頭した事で冒険者業界では黒＝モモンのイメージが浸透してしまい（その相棒のナーベが美しい黒髪なのも加えて）、現在は白に染めている。
その事から、｢チーム名に色を入れずシンプルに『四武器』にしたのは間違いじゃなかった｣と密かに思っている。
容姿
作中では白に染めた髪以外の記述は無いが、書籍版14巻の挿し絵ではポピュラーな西洋鎧、『ミラノ式甲冑』に酷似した鎧を装着している。
その原作の挿し絵では兜を装着していた状態であったため素顔は不明だったが、アニメ初登場となった四期第9話では素顔を晒していた。
強さ
エ・ナイウルで最高位の冒険者チームのリーダーだけあり、豊富な戦闘経験を誇る。
14巻の都市防衛戦では指揮を任され、守備隊の魔法詠唱者の詳細を全て把握し、敵を分析しながら作戦を立案する高い指揮能力を見せた。
当人の強さは、数多の支援魔法で身体能力を向上させてようやくデス・ナイトと渡り合える程度（しかしデス・ナイトの攻撃は防げても、攻撃は届かなかった）。
主な使用武技
- 重要塞
防御系の技。恐らく名前からして、《要塞》の上位互換と思われる。
装備
- トマホーク
固有名詞の有無は不明。持ち主からつかず離れず浮遊し、持ち主と同等の精度と速度で敵を自動的に攻撃してくれる半透明の同じ武器を出せる、『二重（ドッペル）』という能力を持つ。
作中の動向
初登場は14巻の2章から。魔導国の侵攻が都市に迫った事で、王国を捨てる算段をしつつ防衛線に参加した。
デス・ナイトを始めとするアンデッドの軍勢の強さに逃走を諦め、仲間を逃がす時間稼ぎをする覚悟を決めるが、その直後に現れたパワードスーツを装備したアズスが瞬く間にアンデッドの軍勢を蹴散らしたお陰で、九死に一生を得た。その後は不明。
余談
アニメ四期のOPでは上述の通り仲間達と共に登場しているが、スカマに関してはサビの部分で8秒近い長さの出番が与えられており、優遇されている。
