概要
NHK大河ドラマにおいて、「ナレ死」に次いで新たに考えられた主要登場人物の最期。
『どうする家康』
2023年7月9日放送の第26話「ぶらり冨士遊覧」において、長年、織田信長や徳川家康を苦しめた武田四郎勝頼が信長の嫡男・信忠率いる大軍に攻められ滅ぼされた。
勝頼の敗死は名もない伝令に伝えられ、直後に勝頼の壮絶な最期が描かれるまで、SNS上で「ナレ死ならぬ伝令死」と騒がれることとなった。
が、『どうする家康』では第1話「どうする桶狭間」にて今川義元が桶狭間の戦いで織田信長率いる軍勢に首を討たれており、これを松平元康(後の徳川家康)に伝えたのも名のない伝令であった。
そもそも本能寺の変で羽柴秀吉が主君・織田信長の死を知ったのも、明智光秀の伝令が毛利の陣と間違えて秀吉の陣に伝えたとの話があり、これも伝令死と言えなくもない。
『光る君へ』
2024年の大河ドラマ。
2月11日放送の第6話「二人の才女」において、花山天皇の妻である藤原忯子の崩御が伝令という形で宮中で伝えられて大騒ぎになった。
その後、7月28日放送の第29話「母として」において、まひろ(後の紫式部)の元に使者が現れ、夫の藤原宣孝が仕事先で急逝したことを告げられた。
9月22日放送の第36話「待ち望まれた日」において、藤原道綱が居貞親王(後の三条天皇)に、劇中においては初期の頃のメインキャラだった花山天皇が崩御されたことが伝えた。
関連タグ
スーパーロボット大戦シリーズ - シナリオや尺の都合上、版権キャラクターの死亡が他のキャラクターからの報告で済まされることがあり、これも伝令死の1つといえる。