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握手会

あくしゅかい

アイドルがCDを出したりライブをした時などにファンに対してやるサービス。ここではAKB48(姉妹グループも含む)のものについて主に述べる。
目次 [非表示]

概要

基本的にはCDの販促の一環としての握手会であるが、AKB48系列のグループでは特に大規模かつルールが複雑なことで有名である。


AKB48(姉妹グループも含む)の握手会のルール

デビューシングルから形や方法を変えながら、CDが発売される度に行われている。

・握手会自体は、AKB以外のアイドルグループも行っている比較的ポピュラーなイベントではあるが、AKBはその規模が異様に大きい。通常、数十人か数百人程度集まれば盛況と言えるが、AKBの現在の握手会は、1会場に数万人。全国各地で行われるため、全部で十万人以上を動員する一大イベントになっている。現在は、COVID-19の世界的流行もあり、感染拡大防止のために「Fortune Music」が運営する「Fortune meets」にて、「オンラインミート&グリート」が行われている。

・AKBの握手会は、握手だけではなく、会話することで、メンバーに顔と名前を覚えて貰う「認知」というものがある。その為、中にはCDを大量に購入し、何度も並ぶというファンもいる。

現在行われているのは、大きく分けて下記の2種類。

※握手会の参加方法やルールは、回を重ねる毎に複雑化し、また頻繁に追加や改訂されるため、詳細は公式ブログやレコード会社のサイトを参照。


全国握手会

・その名の通り、全国各地で行われる握手会。参加するには「通常盤」と呼ばれるCDを購入し、握手券を入手する(初回限定盤で、それ以外のものを買っても付いてない場合もある)。

・参加メンバーは10数名が選抜されて行われる。全メンバーが参加する訳ではないため、お目当てのメンバーが必ず参加するとは限らない。誰が参加するかもCD購入時には分からず、開催が近づくと参加メンバーや会場が発表される。

・会場に入る時に、参加券を引き替え、1枚につき1レーンの握手に参加できる。1レーンのメンバー数は1~4人程度。人気メンバーは1人が多く、研究生などは4人で1レーンだったりする。どのレーンに並ぶかは自由。

・当日は握手だけではなく、ミニライブが行われたり、ラジオ放送、またはイベントなども行われ、握手するまでの待ち時間にそれらを鑑賞することもできる。

・握手時間は、個別よりも短め(その時の状況によって異なるため断言はできないが、5秒未満)。握手と一言やり取りすると、流されるため、会話にはあまり向かない。

・短所として、参加メンバーがペアになっているため、目的のメンバーとだけ握手をし、他のメンバーを故意にスルー(無視)するという事が起きてしまう場合がある。


発売記念大握手会(個別握手会)

・「○○(シングル名)発売記念大握手会」が運営が呼称する名称だが、メンバーやファンは大抵「個別握手会」と呼ぶ。

・参加メンバーは、基本的に全員(体調不良や、別の仕事、学業などが優先の場合は、不参加となる場合もある)。またAKBメンバーだけではなく、SKE48NMB48など姉妹グループのメンバーも参加する。

・CD申し込み時に、握手会の日程・会場は発表されている。主に使用される会場(2018年現在)は、幕張メッセやパシフィコ横浜など。

・ネット通販サイトで、「劇場盤」と呼ばれるCDを購入する。劇場盤と名が付いているのは、かつて劇場で売っていた名残。

・劇場盤CDは、キャラアニというネット通販で販売され、握手を希望するメンバーと日時を選び申し込む。人気メンバーなどは抽選が行われ、当選した場合のみ購入することができる。

・CDが郵送で送られてくるため、CD代金の他に、送料と、代金引換手数料がかかる。CD自体は通常盤より安い(1,000円)が、結果的には高くなる。複数枚の場合はある程度までまとめる事ができるので、1枚ごとにかかる訳ではない。当選分の購入のキャンセルは、基本的にできない。受け取り拒否は可能だが、あまり悪質だとペナルティを受ける可能性もある。

・参加時には、握手券の偽造・転売行為を防止するために、「本人照会」(正規購入者本人であることの確認)をしており、当日は握手券の他に、購入時の納品書(コピー不可)、主催者が指定する本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)も必要となる。

・当日は握手がメインで、全国握手会とは違い、他のイベントなどは行われないことが多い。

・レーンは、1人1レーン。CD購入時に指名したメンバーのレーンに並ぶ。開催時間は主催者側が各メンバーに割当てて行われる。人気メンバーの場合は、部数制をとっており、その部数の開催時間に並ぶ。

・一枚の握手券の握手時間は10秒弱(あくまで目安)で、全国よりは長め。さらに、最高で一度に3枚まではまとめて出せるので、1回で最高30秒程度は時間を伸ばせる。会話メインの場合は、個別の方が向いている。

・短所として、メンバーが握手会に参加する時間は、握手券の売り上げによって異なる。人気メンバーなら長くて、そうでない場合は短い。人気メンバーは朝から晩まで1日中行うが、短いメンバーは数十分という場合もある。全国握手会の場合は、ある程度人気のあるメンバーが呼ばれる事が多く、人気が低いメンバーも複数人のペアを組みファンがある程度バラけるようにレーンを組むが、1人1レーンの個別握手会では、レーンの並び具合などで人気の格差は露骨に表れてしまい、知名度や人気が低いメンバーはガラガラになってしまう場合もある。


注意事項

・握手会では、握手と軽い会話以外の行為は禁止(ハイタッチもダメ)。メンバーにセクハラまがいの行為をしたり罵声を浴びせたりしている事件が最近多く見られている。実際、2014年5月末、メンバーに凶器で怪我をさせた事件も発生している。この時荷物検査もしておらず、ファンからは「事件が起きたことはとても残念だ。ただ、過去の例を考えると今回のようなことが起きても不思議ではないと思った。」、「カバンなどに刃物を入れれば持ち込むことは可能ではないか。」、「手荷物検査は一回もされたことはなく、安全性に欠けているなとは思っていた。」、「結果としてセキュリティーが甘かった。」とこれまで荷物検査を一切していなかった事が判明し、運営にも批判の声が多く殺到していた。それ以降手荷物検査が厳しくなり、金属探知機も導入される様になった。更にその3年後の2017年6月末にも欅坂46の握手会でも発煙筒や果物ナイフを持ち込んで発煙筒をたいて人気メンバーを狙う事件が起きたが、メンバーや来場者に怪我はなかった。また、この時の金属探知機による検査は主に身体が対象で、手荷物は目視での確認のみだった。なお、この事件の犯人は後の供述で「メンバーへの誹謗中傷を止めるためにやった。」と語っている。


  • 握手の際も、こちらから進んで強くやるというよりは、紳士的にそっと手を添えるぐらいの心遣いでいく。
  • 「鍵閉め」という、その日の最後の握手を狙っているファンが少なからず見られるが、だからといって他人と牽制し合いっぱなしで、メンバーを待たせてイライラさせることはいけない。
  • その他にも、待っている間はタバコの喫煙をしない、ゴミはポイ捨てせずにきちんと持って帰るなど、節度あるマナー・エチケットを心がける。

 

以上の事項を守り、良い思い出になる握手会にする。もし、ルール・マナー違反をしてしまうと、警備員に「出禁」を言い渡され、二度と握手会に参加出来なくなってしまう。(これは「オンラインミート&グリート」でも同様であり、さらに「オンラインミート&グリート」に関しては、事前に個人情報を入力しなければいけないため、握手会よりも個人を特定しやすくなっており、ルール・マナー違反をしようものなら即座に「出禁」にされ、二度と参加できなくなる。)


AKB以外の握手会

それ以外のアイドルグループやミュージシャン、声優などでも音源などの営業の一環として握手会を行うことがある。あの国民的アイドルであるでも握手会が行われた。その詳細等はそれぞれ違うが、「音源等を購入し握手券を買う」という基本や守るべきマナーの基本は同じである。


AKB以外のアイドルグループでも握手会営業は多いが、マイナーな地下アイドルの一部には握手以上のハグやボディタッチまで行わせる過激なところもあり、論争やトラブルの種になることも多い。

ヴィジュアル系バンドでもインディーズ〜ジャンル限定人気のレベルのバンドの営業ではほぼ定番として行われており、こちらはヴィジュアル系専門ショップや大手CDショップなどの店内で最初にメンバーのトークイベント→握手会という流れのインストアイベント(インストとも略される)の一環として行われることが多い。スケジュールや動員規模などの都合によっては握手のみになることもあり、ホールツアーが当たり前のトップ人気のバンドでは行われないことが多くなる。

場合によっては握手がなく、チェキ撮影会と称したインスタントカメラでメンバーと一緒に写真を撮るイベントが行われる場合もある。

声優でも大手CD店やアニメショップなどで握手会が行われることがあるが、人気声優だと参加は抽選になる場合もある。

AV女優の握手会は電気店で行われることが多く場購入したDVDなどの枚数に応じ、握手だけでなくカメラでの撮影会が可能になる場合もある。

漫画家小説家、タレントが本を出版した場合の握手会の場合は書店で主に行われ、握手とサインが定番である。


このようにジャンルの文化により、握手会といっても開催場所や方式など様々なスタイルがある。


pixivではAkB系列のアイドルグループのみならず、これら他のグループや声優等の握手会レポ漫画などにも多くこのタグがつけられている。


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