概要
特に外国語学部が有名で、語学教育に定評があり、語学の獨協としても知られる。
草加駅からは東武スカイツリーラインを用いて乗降客数世界6位の巨大ターミナル駅北千住駅まで10分、東京スカイツリーの最寄り駅である押上駅まで20分でアクセス可能である。
また、渋谷駅、六本木駅や上野駅、秋葉原駅なども乗り換えなしでアクセス可能。
沿革
1881年、ビスマルク憲法やドイツ法などドイツの学問を取り入れるため、明治政府の国策で北白川宮能久親王を初代総裁として、西周、加藤弘之、桂太郎、伊藤博文、山縣有朋、松方正義らにより独逸学協会が設立された。建学の精神的支柱にドイツ啓蒙主義を置いていた。
1883年、獨逸学協会学校が開設された。専修科は政府から多額の財的支援を受け、九大法律学校の一つに数えられた。
1895年、教授陣や教育課程がそのまま帝国大学独法科として移管され、専修科は廃止となる。
1901年、各種学校として2年制の獨逸学協会学校獨逸語専修科を設置。その後、獨逸学協会学校附属獨逸語専修学校に名称を変更。
1930年、金融恐慌・昭和恐慌の影響を受け、在籍者数を大幅に減らした獨逸語専修学校は廃校となる。
1945年、日本が第二次世界大戦に敗れ、ドイツ式法体系や教育制度が戦勝国アメリカ式に取って代わるようになり、獨逸学協会学校の存在意義が問われるようになった。
1947年、財団法人獨逸学協会を財団法人独協学園へ、また獨逸学協会学校を独協中学校と名称変更。その際、「独協」を独逸学協会の略称から「独立協和」の略語に読み替えることにした。
1952年、独逸学協会学校出身者でカント哲学者の天野貞祐が独協中学校・高等学校長に就任。
1953年、「独協」の表記が「獨協」表記に戻された。
1964年、獨協大学が設立された。
主な出身者
かがみあきら:漫画家
小倉智昭:司会者、アナウンサー
堀川りょう:声優
桐井大介:声優
田口トモロヲ:俳優、ナレーター
高島宗一郎:福岡市長
升秀夫:ドラマー(BUMPOFCHICKEN)
かたせ梨乃:女優
笹本裕:実業家(元TwitterJAPAN代表取締役)