概要
バンプレストオリジナル(いわゆる「スパロボオリジナル」)作品のうち、異世界ファンタジー調の雰囲気を持った一連のキャラクター・メカニックの『架空原作』。
元々は「第2次スーパーロボット大戦」において諸事情で参戦できなくなった「聖戦士ダンバイン」のオマージュとして作られた。
『激しい感情から生まれる精神エネルギー』『地下世界』など設定が酷似しているのはそのため。
以降、様々な「スーパーロボット大戦」シリーズに参戦し、単独でゲーム化されている。
作中用語としての『魔装機神』
作中における搭乗型ロボットの総称である『魔装機』のうち、地・水・火・風の四大上位精霊を宿した(魔装機は各機それぞれ精霊を宿している)上位機種4機を指して特に「魔装機神」と呼称している(とはいえスパロボ本編に登場するのはほぼ魔装機神4機だけなのだが)
シリーズ一覧
外伝タイトル
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- 魔装機神サイバスター(アニメ)
参戦タイトル
- 第2次スーパーロボット大戦~F完結編(DC戦争シリーズ)
- スーパーロボット大戦αシリーズ(第2次α、第3次α除く)
- スーパーロボット大戦OGシリーズ
- ヒーロー戦記
- Another Century's Episode R
- スーパーロボット大戦OE(サイバスターのみ<使用条件として『サイバスター 特別使用権』の購入が必要>)
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(まそうきしん ザ・ロード・オブ・エレメンタル)とは、
スーパーロボット大戦シリーズに登場するバンプレストオリジナルのロボット作品。
一般に作品名として『魔装機神』と言う場合は本作を指しており、ロボットの種類や他の魔装機神と区別する場合は『魔装機神LOE』または『LOE』と呼ばれる。
2010年に「スーパーロボット大戦OG」に設定を合わせたリメイク版がニンテンドーDS用ソフトとして発売され、2012年には15年ぶりの完全新作となる『魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が発売されることになった。
ストーリー
『巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。
そして、それはラ・ギアスに生けるものすべてに災厄をふりまく』
この予言は、今まさに的中しようとしていた…
地球内部の空洞世界『ラ・ギアス』。
そこに存在する神聖ラングラン王国は、迫りくる滅亡を回避するため、魔装機計画を発動させた。
魔装機とは、ラングランの錬金学を結集して造られた人型の汎用兵器である。
しかし、それを操縦するには、高いプラーナ(気)をもつパイロットを必要とした。
しかし、その条件を満たすパイロットは、ラングランにはいなかった…
そこでラングラン首脳部は、無理を承知で地上人を召喚するのであった。
こうして召喚されたのがテュッティ、リカルド、ヤンロン、そしてマサキであった。
さあ!果たしてこの先、どのような災いがラングランを襲うのか!?
魔装機神操者として召喚された4人の運命は!?
今ここに、壮大な物語が幕を開ける!!
主なキャラクター
魔装機神操者
神聖ラングラン王国
- プレシア・ゼノサキス
- セニア・グラニア・ビルセイア
- ウェンディ・ラスム・イクナート
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス
- ファング・ザン・ビシアス
- レベッカ・ターナー
- ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア
シュテドニアス連合国
シュテドニアス軍特殊工作隊「デオ・シュバイル」の隊長。冷酷非情だが、自分に従う者には慈悲深く、戦災孤児救済をするなど悪とは言い切れない。だが、マスクだけで完璧な変装だと思いこんだのを皮切りに、敵の顔を覚えきれない、ひょっとこ仮面の正体が分からないなど人間味もある。
ラングランの魔装機開発を脅威と恐れ、先手を打ってやろうと謀略を張り巡らしたシュテドニアス大統領。軍人で兵器開発にもかかわっていたためエウリードを使いこなす実力派。だが、魔装機神の前に敗れた。ラセツのせいで政権崩壊したり、暗殺されたりと負け方にレパートリーが多い。「Ⅱ」では没しており、その政治手腕を慕う人が多かったりする。