概要
内容
- 赤ずきんと呼ばれる女の子がいた。彼女はお使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かうが、その途中で一匹の狼に遭い道草をする。
- 狼は先回りをしておばあさんの家へ行き、家にいたおばあさんを食べてしまう。そしておばあさんの姿に成り代わり、赤ずきんが来るのを待つ。
- 赤ずきんがおばあさんの家に到着。おばあさんに化けていた狼に赤ずきんは食べられてしまう。
- 満腹になった狼が寝入っていたところを通りがかった猟師が気付き、狼の腹の中から二人を助け出す。
- 赤ずきんは言いつけを守らなかった自分を悔い、反省していい子になる。
というのが一般的に知られている「赤ずきん」のあらすじ。
民話などでは赤ずきんちゃんが狼に性的な意味で食べられたり、猟師は来たけど狼の腹から出ずENDになったり、さらには酒やババア汁を喰わされたり…いろいろなバージョンがある。
子供向けにしすぎた結果、今は狼が赤ずきんちゃんを捕食する前に猟師に叱られて帰るだけの話も存在する…。
グリム童話のイメージが強いが、実際に童話として形にしたのはフランスの詩人シャルル・ペローが最初であり、更にその前に原典とされる童話がある。
ただし、グリム童話以前のバージョンは赤ずきんもおばあさんも助からないパターンが多いため、今日ではグリム版が定着したと思われる。
最後の「お婆さんのナニはなんでソレなの?」「おまえを可愛がるためさ」と言う応答は、
北欧神話に出てくるトールが諸般の事情で「嫁入り」した際に、花婿からの質問とそれへのウートガルザ・ロキ(お供の女性として随伴)の言ったレスポンスが元、と言う説がある。
投稿されるイラスト
Pixivで投稿される赤ずきんの場合、原作どおりの少女として描かれることがほとんどであるが、海外の画像投稿サイトDeviantArtだと、アメコミに登場するようなセクシーな女性にアレンジされた作品が多い。
関連イラスト
関連タグ
赤頭巾 あかずきん 赤頭巾ちゃん 赤ずきんちゃん あかずきんちゃん
赤ずきんをモチーフに含む創作物
赤ずきんをかぶった少女魔法使い、チャチャが主人公。親友である狼男の少年リーヤも登場。
メルヘンの世界の少女騎士・赤ずきんが主人公。しゃべる狼ヴァルを相棒とする。
狼にのみこまれた赤ずきんが、体内から狼の健康を改善してゆくアニメーション。
狼に食べられることを夢見ながら近未来の東京をさまよう少女・赤ずきんの戦いを描いた漫画。
狂ったお伽話の登場人物たちとの戦いを描く漫画。赤ずきんも登場する。
赤ずきんをモチーフにしたダークハンター・バレッタがプレイヤーキャラクターとして登場。
「赤ずきん」などの悪役の狼をモチーフにした敵幹部ウルフルンが登場する。
赤ずきんのキャラクターを振られてしまった人々の話。
赤ずきんとは関係ないが、ヘイホーという、赤い頭巾を被って目と口のある仮面を付けた敵キャラクターが登場する。