「Wizardry」とは
ワイヤーフレームで構成されたダンジョン内を探索するロールプレイングゲーム(RPG)として誕生。
このシリーズに登場するゲームシステムは、現在のRPGの礎となった。
愛称は『Wiz(ウィズ)』。
本編がI~VIIIまで出たほか、日本版オリジナルや派生作品などが多数存在する。
シリーズ(シナリオ)一覧
- 狂王の試練場
- ダイヤモンドの騎士
- リルガミンの遺産
- ワードナの逆襲
- 災渦の中心
- 禁断の魔筆
- ガーディアの宝珠
- Wizardry8
- WizardryNemesis
- 囚われし魂の迷宮
- 囚われし亡霊の街
- WizardryOnline
- BUSINWizardryAlternative
- BUSIN0WizardryAlternativeNEO
- WizardryXTH前線の学府
後のゲームに影響を与えたもの
- 複数のキャラクターを1括りとしたゲーム進行(パーティ制)
- ターン制の戦闘
- HPが0になる事によって戦闘に決着がつく
- 経験値の蓄積によるパワーアップ
ネタの数々
- おおっと テレポーター!→いしのなかにいる!(全滅)
- 最強武器・村正の英語名→「MURASAMA BLADE!」(※のちの移植や新作では修正)
- 強力武器・カシナートの剣→正体は調理用ミキサー
- 忍者は装備すべてなしで防御力ボーナス→全裸最強(裸忍者)
- 宿泊は馬小屋が基本(加齢しない。HPはあとで呪文で回復させる)
- クリティカルの恐怖。「××は 首を刎ねられた」
- 2度の蘇生失敗→「ささやき えいしょう いのり ねんじろ! ××はまいそうされます」(キャラクター消滅)
- アーマークラス・マイナス10はシャーマン戦車に匹敵(とマニュアルに書かれていた)。
……といったネタの数々から、現在も旧作(I~Vあたり)をベースにしたパロディが投稿され続けている。
ネタ要素を大量に仕込んだコメディ仕立ての作風であり、発売当時のアメリカの風俗や文化を基にしたおバカネタの他、映画やTV番組のパロディ、内輪ネタ、キリスト教の宗教的文化に基づいたネタなども多い(特にIVではパロディ・バカ要素が全く自重していない)。
本シリーズがファミコンに移植される際、先行していたドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーといった和製RPGと差別化するためにリアルタッチの画風で知られる末弥純氏(彼も所謂「wizフリーク」の一人である)をキャラデザイナーに起用するなどシリアスな王道ファンタジー的な色彩が強められ、小説版などのメディア展開もそれに準じた結果、「ウィザードリィ=硬派なRPG」というイメージを浸透させることになった。
後に日本で制作された外伝作品などもこのイメージに準じているため、本家と日本製のオリジナルシリーズを区別する意味で、日本で作られたシリーズは「和製ウィズ」と呼ばれ区別されている。(ただし、ウィザードリィ風野球カードゲーム「ウィズボール」など、日本における展開からパロディ的な要素が皆無になった訳ではない)。
登場クラス(職業)
I~Vのもの。
著名なNPC
トレボー ワードナ ゲートキーパー ソーン Wizardry外伝
関連動画
外部リンク(出典先)
- 囚われし魂の迷宮 公式サイト
- Online 公式サイト
- Wikipedia
- シリーズ(シナリオ)一覧 - Wikipedia
- キャラクター - Wikipedia
- アイテム - Wikipedia
- ウィザードリィ ルネサンス 公式サイト