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囚われし魂の迷宮

とらわれしたましいのめいきゅう

2009年12月9日にアクワイアからプレイステーション3用ソフトとしてプレイステーションストアから配信されたコンピュータRPG。
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概要編集

正式名称は『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』。

プレイステーション3ダウンロード専用ソフトウェアとしてアクワイアより配信された、『ウィザードリィルネサンス』プロジェクトの第二弾。

続編として『囚われし亡霊の街』が存在する。

古参のwiz愛好家の一部からは「追加要素が足を引っ張っている」「バランスグラフィックが微妙」などの点が批判されている。

プレイ法編集

ちなみに、このゲームは体験版をダウンロード後、解除キーを購入するか、フルパックを購入することによりプレイ可能となる。注意としてはフルパックは解除キーなどを購入していると購入不可能となる点である。

追加要素編集

『ウィザードリィルネサンス』が「原点回帰」と「ブランド復興」を掲げていたことから、初期Wizardryシリーズとの相違点は厳しく批判された。

もっともそれらの要素は『XTH2』までの「和製wiz」や、本家Sir-Tech社の「後期三部作」にも採用されていたものが多く、これを初期Wizardryシリーズのパターンに組み入れて全体のバランスをとるという試み自体はプロジェクトの目的に合致していたともいえる。最終的にバランスが取れてさえいれば…。


  • プレイヤーが操作する冒険者グラフィックおよびCVが存在する
    • これは「後期三部作」以来「和製wiz」の多くに見られた特徴。
    • キャラクターデザインは隼優紀声優陣については下記参照。
  • オートセーブではなく、任意にセーブ可能
  • レベルアップは経験値を得た時点で行われる
    • これも「後期三部作」から。街の宿屋倉庫アルバムといった機能が追加されたことも関係している。
  • 寺院お布施寄付すると、金額に応じた経験値をもらえる
  • 職業ごとに固有のスキルが存在する
  • 年齢システムの廃止
    • 「後期三部作」と「和製wiz」の多くが、ゲーム中での加齢を廃止している。
    • これにより宿屋でロストしたり転職のデメリットの一つがなくなった。
  • キャラクターの能力最大値は「初期能力+10」となる
    • アスキーゲームスタジオによるFC版移植に同様のアレンジがある。レベルが上がっても種族ごとの特徴が残るが、種族間の格差という問題にもつながる。
  • 種族の初期能力値はおそらく後期三部作ベースと思われるが、初期シリーズと比べるとノームエルフが入れ替わったイメージ
  • 性格に関しては中立も性格が変更される
    • 初期シリーズでは一定条件で「善から悪」「悪から善」に変化し「中立」は変わらなかったが、本作では「善から中立」「中立から悪」「悪から中立」「中立から善」のパターンで変化する。
  • モンスターにレベルが存在し、「見かけは弱いが実は強い」モンスターも存在する
    • 一応戦闘画面上にLvの数値は表示される。

「緊張感に欠ける」、「ダンジョンの構造が月並み」なども問題点として挙げられる。


特に話題になるのが「キャラクターのグラフィックが1種類しかなく、しかもこれまでのWizardryの概念を覆してくる」という点。

具体例として「ドワーフ男は明らかに大きすぎ、のボリュームも不足しており人間にしか見えない」、「ノーム男がひげ面のおっさんじゃない」など。

ちなみにノームが角のある種族として扱われるようになったのは本作から。


五種族の男女10人のキャラクターがあらかじめ用意されており、パーティーリーダーを務める主人公として個人のストーリーを追う形式となっている。

ちなみにこれらのキャラクターをほかの主人公の冒険にパーティーメンバーとして連れていくことも可能であるが、万が一ロストさせてしまうとそのキャラクターのシナリオの進行状況もロストする。


各「主人公」の名称と声優は以下の通り。

種族・性別名称本名声優
ヒューマンクリスクリスチャン・フォード新垣樽助
ヒューマン♀オデッタオードリアネス・ブラッド浅川悠
エルフバーンバーンズデイル細谷佳正
エルフ♀リンドオルトリンデ小野涼子
ドワーフペグマペグマタイト・ボルチモア大塚明夫
ドワーフ♀ニアニャルトリス・メンタリス佐藤利奈
ノームエルノエルノ・フォルセル中村俊洋
ノーム♀ディアディアーナ・ブラウン清水愛
ポークルボリスボリス山戸めぐみ
ポークル♀アッシュアジュール浅井清己

キャラクターグラフィックと声優は種族・性別ごとに一種類ずつであり、複数名を登録した場合は髪や肌の色を替えたグラフィックが充てられる。


またNPCにも細野雅世秋元羊介石井真小形満楠見尚己藤間ゆかり納谷六朗佐藤奏美森田順平とかなりのビッグネームが起用されている。


移植やパッケージ版編集

このゲームに関しては移植などに恵まれており、2011年にはiPhoneアプリとして、また2015年にはPSVita版が配信されている。

また、この作品と囚われし亡霊の街がセットとなり、アイテムなどがセットになったツインパック、および囚われし亡霊の街DLCが完全に含まれ、通常入手不可能な追加ダンジョンが付属しているパーフェクトパックが存在する。この3つのゲームに関してのセーブデータの互換性に関しては不明である。

ちなみにトロフィーや追加ダンジョン、あまり良いうわさがない囚われし亡霊の街に興味がない場合、PS3を所有している場合、ツインパックを購入するのが手軽である。

なお、PS3トロフィーはダウンロード版でしか全達成はできない。


関連タグ編集

ロールプレイングゲーム RPG 洋ゲー

Wizardry アクワイア 囚われし亡霊の街

マッピング 不確定グラフィック

外部リンク(出典)編集

攻略WIKI

関連動画編集

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