我々はただひとつのことだけを考えるんだ!
この戦いに勝って地球へ…
地球へ行くと!
概要
竹宮惠子によるSF漫画『地球へ…』は、「月刊マンガ少年」に1977年1月号から1980年5月号にかけて連載された。新装版全3巻。
ラジオドラマ版は、1979年7月23日から7月28日までNHK-FM放送にて第1部のみ放送された。全6回。
アニメ映画版は、1980年4月26日に東映により公開された。
テレビアニメ版は、2007年4月から同年9月まで毎日放送制作・TBS系列で放送された。全24話。
外伝漫画『地球へ… ~青き光芒のキース~』は、作画林ふみのにより「月刊Gファンタジー」にて2007年6月号から連載された。全2巻。
ストーリー
現代から遠く離れた未来、S.D.(Superior Dominance)の時代。
人類はスーパーコンピュータによる完全な管理の下、子供を教育する専用の惑星と、社会を営む大人の惑星とに分かれていた。
地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、目覚めの日(14歳の誕生日)の数日前から不思議な夢を見ていた。
そして目覚めの日、成人検査と呼ばれている洗脳から、夢に出て来たその若者ソルジャー・ブルーに助けられることになる。
ミュウ(種族)
現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)とは異なった新人類。
英語ではMuと書く。
虚弱体質で身体障害を持つ事が多いが、その分非常に長寿で、思念波エネルギーを操ったりできる。
ミュウだと判明した者は即座に抹殺されるが、かろうじて生き延びた者達はソルジャー・ブルーのもとに集結し、コミュニティを作って生活している。
登場人物
- ジョミー・マーキス・シン(CV:斎賀みつき)
- キース・アニアン(CV:子安武人)
- ソルジャー・ブルー(CV:杉田智和)
- トォニィ(CV:杉山紀彰)
- フィシス(CV:小林沙苗)
- ジョナ・マツカ(CV:高城元気)
- セキ・レイ・シロエ(CV:井上麻里奈)
- サム・ヒューストン(CV:羽多野渉)
- スウェナ・ダールトン(CV:増田ゆき)
- リオ(CV:浪川大輔)
- キャプテン・ハーレイ / ウイリアム・ハーレイ(CV:小杉十郎太)
- ゼル機関長(CV:秋元羊介)
- エラ女史(CV:織田芙実)
- ヒルマン教授(CV:伊丸岡篤)
- アルフレート(CV:寺島拓篤)
- カリナ(CV:久保さゆり)
- キム(CV:柿原徹也)
- アルテラ(CV:高垣彩陽)
- タキオン(CV:水沢史絵)
- タージオン(CV:折笠愛)
- ツェーレン(CV:増田ゆき)
- コブ
- ペスタチオ(CV:成田紗矢香)
- グランドマザー(CV:折笠愛)
- コンピュータ・テラ
- テラズ・ナンバー5(CV:折笠愛)
- マザー・イライザ(CV:折笠愛)
- ミーシャ
- ロメロ(CV:伊丸岡篤)
- ユニバーサル局長(CV:河本邦弘)
- ウォン(CV:河本邦弘)
- アイハラ(CV:波多野和俊)
- アタラクシア市長(CV:安元洋貴)
- ジョミーのパパ / ウイリアム・シン(CV:松本保典)
- ジョミーのママ / マリア・シン(CV:ゆかな)
- シロエのパパ(CV:広瀬正志)
- シロエのママ(CV:宇乃音亜季)
- ナキネズミ / レイン(CV:小森まなみ)
- ナレーション(CV:若本規夫)
テレビアニメ版オリジナルキャラクター
- ブラウ航海長(CV:一木美名子)
- Dr.ノルディ(CV:小野友樹)
- ユウイ(CV:波多野和俊)
- ルリ(CV:水沢史絵)
- ニナ(CV:成田紗矢香)
- ショオン(CV:寺島拓篤)
- マヒル(CV:水沢史絵)
- ヨギ(CV:中塚玲)
- ハロルド・ベイ(CV:河本邦弘)
- シド・ヨーハン(CV:安元洋貴)
- おヤエさん(CV:増田ゆき)
- トキ(CV:安元洋貴)
- セルジュ・スタージョン(CV:岡本信彦)
- グレイブ・マードック(CV:成田剣)
- ミシェル・パイパー(CV:中塚玲)
- パスカル・ウォグ(CV:河本邦弘)
- レティシア・シン(CV:小林沙苗)
主題歌
オープニングテーマ
「endscape」(第1話 - 第13話)
作詞 - TAKUYA∞ / 作曲 - UVERworld / 編曲 - UVERworld&平出悟 / 歌・演奏 - UVERworld
「JET BOY JET GIRL」(第14話 - 第24話)
作詞 - 高橋瞳、mavie / 作曲・編曲 - TAKUYA / 歌 - 高橋瞳
エンディングテーマ
「Love is...」(第1話 - 第13話)
作詞・作曲 - Miliyah / 編曲 - 3rd Productions / 歌 - 加藤ミリヤ
「This Night」(第14話 - 第24話)
作詞・作曲 - 谷口尚久 / 編曲 - Tomokazu“T.O.M”Matsuzawa / 歌 - CHEMISTRY
関連イラスト
余談
本作のタイトルの読みである「テラ」が「寺」と同じなためか時々「寺へ…」と言うパロディが散見される。特に魔夜峰央は『パタリロ!』作中において使用したことで有名である。(アニメでも使用された)