史実の駆逐艦については「長波(駆逐艦)」を参照。
図鑑データ
「夕雲型駆逐艦4番艦、長波サマだよ!さーいくぜ、オーッ!」
概要の再現と行っきましょう!
2013年10月16日のアップデートにて巻雲と同時に実装された夕雲型四番艦。武勲艦として名を立てた艦のためか、夕雲型の中でも運の値が高めである。
2014年2月26日の時点で3-2、3-5、4-4、5-1、5-3ボスと5-4全域からのドロップしか報告されておらず、入手は比較的困難な部類(昔はもっと困難だった、詳しくは下記参照)。A勝利でも良い海域があるのが救いか。
性能は駆逐艦として平均的かつ改造可能Lvが30と高めだが、巻雲と同様、改造後に貴重なホロ装備「三式水中探信儀」を持って来てくれる。
容姿こそすべての基本だなぁ
腰まで在る長くウェーブのかかった黒髪と、後頭部にある黄色いリボンが特徴。特に黒髪は外側が黒、内側はピンクというかなり不思議な配色がなされている。
最近、某所に似たような髪色の人物が出てきた。
「娘-TYPE」2016年4月号付録の夕雲型ポスターのサンプルが公開された際、現時点で実装されている「夕雲型の中で長波が一際背が高い」と大きな話題になった。ただし、この長波は背伸びをして巻雲の肩に乗っかっており、上がった踵の分を考慮するとほぼ隣の巻雲と同じ程度になることが一部の提督により検証され、証明されている。(もちろんこの身長の問題は長波だけでなく、若干前かがみ姿勢の朝霜にも言える。)
また、過去にコラボしたグリコのお菓子のパッケージの長波は巻雲より背が高く、夕雲よりほんの少し低い。しかし、こちらは下半身が描かれていない。
なお、中破させてみると駆逐艦らしからぬ胸部装甲をお持ちであることが判明する。
だが、潮や浜風程話題には上がらない(下手すれば浦風や磯風よりも話題にならない)。
理由は潮よりも入手難度が高く、通常時は露出度の低いジャンパースカートで完全に隠れてしまっている事である。これでも潮の次に実装された明確に判別できる巨乳駆逐艦である。(一部の改や改二勢は除く)
また、彼女が実装された当時は5-4がなく、第二の初風と呼ばれる程の入手難度かつ、プレイ人口も今ほど多くはなかったため、実装からしばらくの間は投稿されるイラストの数も多くなかった(磯風と違ってクリア報酬としての話題も無い)。
最近ではイベント海域等により入手した提督も多いため、それに伴いイラスト投稿頻度は増えつつある。
また、2016年3月に物好きな提督達によってtwitterにて密かに開催された「艦娘意外とスケベボディ頂上決戦」で、3月12日までの集計結果にて長波が1位に輝くという結果を得た。
なにー?性格の話?
勝ち気で威勢が良く、どこかガキ大将を思わせる男っぽい口調で話し、時には夜更かしする提督すらも叱り飛ばす。深夜番組やチャーハンが好きという嗜好も男らしい。
しかし、その男らしさに反して実は周囲をよく見ており、長波の時報は、彼女のプロフィールよりも鎮守府を代表する各艦娘の生活描写の方が目立つ。
また中・大破時、中破以上での入渠など、時折セリフの端々に何処となく“年頃の女の子っぽさ”もちゃんと残している。
要するにマニッシュ系というよりは、面倒見のいいオテンバ娘といった感じが強いと言えよう。
提督に対しては非常にフランクな関係を築いている一方、彼女自身は史実で艦隊司令官でもあった田中頼三少将LOVEである。他にも優秀な提督を数多く見てきた長波にとって、提督はまだまだひよっ子といったところだろうか。とはいえ、MVP時には田中少将に勝るとも劣らないと評価してくれる。また、母港でつついた時に言う「優秀な提督を見てきたが」という台詞の奥には、提督もまたその「優秀な提督の」ひとりとして評価しているニュアンスが伺える。
余談だが、ケッコンについては戸惑いながらもちゃんと受け入れてくれる。ケッコン後母港ボイスも2016年2月29日に新規のものに差し替えられ、より提督との信頼関係を喜んでいる様子が描かれたものになった。
ただし、その田中少将は「だって君、僕は駆逐艦乗りだよ」と豪語する第一水雷戦隊司令官の木村昌福少将やキング・オブ・駆逐艦長こと吉川潔中佐とは違い、あくまで”水雷屋”である。ルンガ沖夜戦があった時期における第二水雷戦隊の長波旗艦は臨時編成であり、田中少将は第二水雷戦隊司令官として、その時の状況に合わせて将旗を掲げる艦を変更していたにすぎない。故に田中少将自身には長波はおろか、他に特別な思い入れのある艦があったとは言えないことから、彼女の想いにはちょっと切ないものを感じさせる。
とはいえ、実際に長波がどの程度田中少将LOVEなのかは本人に聞かないと分からないが、我々が著名人を尊敬するようなものと同じと考えるのが一番自然なのかもしれない。
2016年2月29日アップデート時に始めて季節ボイスが追加された。その内容は「雛祭り」の様子のもので、長波が提督室に飾られた雛壇に興味を持つという内容だが、その雛人形を触っているとちょっとした事件が…。
ホワイトデーボイスではバレンタインデーボイスが無かったためか、提督からのプレゼントに「なんか悪いな」と戸惑いつつも来年のバレンタインデーのプレゼントを約束し、最後に「ありがとな」と感謝していた。
春本番ボイスでは、夕雲の発案した夕雲型によるお花見に「意外と気にする性格だから秋雲も誘ってやろう」と提案しており、周りの人物のことをよく把握している気遣い上手な性格が伺える。
う~ん、その他…
装備変更等の際ドラム缶についてやたらと言及しているが、これは前述したルンガ沖夜戦にちなんだもの。ちなみに彼女は旗艦で警戒隊だったため、ドラム缶を搭載していない。(積んでいたのは涼風、陽炎、黒潮含む6隻の輸送隊駆逐艦)
それにもかかわらず、長波はドラム缶を積む事を嫌がっている。
2014年2月26日、装備品として「ドラム缶(輸送用)」が新実装されたので、涼風らにだけドラム缶を積ませてルンガ沖夜戦を再現できるほか、イジワル目的で彼女にドラム缶を積んであげる事も出来るようになった。
なお、長波を旗艦にすると開発でドラム缶が出やすいという噂も一時流行ったが、当然ネタである。(しかし、開発成功時のセリフは明らかにドラム缶を意識している)
時報では子日が登場。0時と12時を伝えて去っていくが、史実においては長波就役の5日後に子日は没しているため、二人の接点は全く無い。
だが、そのずうずうしく、またウザいはずの子日の時報割り込みに対して長波は好きなようにさせていることからも、『艦これ』内においてのお互いの親密な距離感を表している。
関わり深い艦
島風
また、駆逐艦隊をたらい回しされていた島風とは3回も作戦を共にしており、沈む時も一緒。なので時報でも島風(と雪風)と友人関係にある旨が言及されている。よかった、ぼっちじゃなかったね島風。
その都合で、島風と一緒にいる長波の姿もよく見かけるようになった。
詳しくはこちらを参照→島波
朝霜
『艦これ』において長波と朝霜の関係に言及されるところはないが、レイテ沖海戦と多号作戦において共に行動していることなど、夕雲型における巻波喪失後の長波の相棒としての展開が期待されている。二次創作界隈においては、夕雲型で一番の武勲艦を比較した際、ふたりが甲乙つけがたい者同士であることから、ライバルのような間柄で描かれることが多い。
高波
ルンガ沖海戦を共にした高波からは「自慢の姉さま」と呼ばれ、彼女の時報でも度々触れられており、慕われている。
2隻の史実での因縁は浅からぬものであり、当事の日本軍からは「長波が高波を見捨てた」との酷評を下されている。そのせいか、のちに海自艦の名前に使われたのも高波→「たかなみ」のみで、現在3代目(しかもネームシップである!!)が就役しているのに対し、長波の名は現在にいたるまで復活の気配すらない。
一方、皮肉にも米国では「高波は先走って無用な攻撃を受けた」として高波が酷評され、逆に長波の戦果は賞賛されている。
これらの史実背景も手伝って、頼れる姉と気弱な妹として長波・高波姉妹を描いたイラストも順調に増えており、有力なカップリング候補として今後が期待される。
五月雨
最近Pixivやニコニコ界隈をにぎわせている、五月雨との組み合わせだが、艦これ側では一切お互いについて触れられていないものの、史実における二人のあらましを見れば非常においしい組み合わせで、これからの発展が期待できる二人である。
詳しくはこちらの記事を参照→さみなが
2016年5月現在は未実装であるが、上記の3組に加えて「巻波」もまた長波との行動回数的な意味で長波が就役当初から共に行動していたこともあって、実装された場合は長波との絡みが期待される。