概要
演:団時朗
加藤隊長のスカウトにより民間から登用された新入隊員。ヘルメットの番号は「6」。23歳。
父は少年時代に登山中の遭難事故で死亡。その後、母親を故郷に残して上京、坂田自動車修理工場に勤める。母の存在には第1話で触れられているが、劇中には登場せず、第33話では「自身が天涯孤独」とのセリフもあり、その時点ですでに死亡しているとの見方もある。
坂田健の設計・開発中のレーシングマシン「流星号」のレーサーでもあり、その完成を目前に控えていた(レーサーとしての実績は不明)。坂田アキとの仲も坂田兄弟公認と見られ、既に家族の一員のような扱いだった。
タッコング襲来時に逃げ遅れた少年と仔犬を救おうとして命を落とすが、その一部始終を見ていて郷の勇気に感動したウルトラマンジャックと一体化して蘇生する。その後、加藤隊長にその勇気と生命力を買われてMATに入隊した。
少年時代から運動神経に恵まれレーサーとして鍛えていたが、ウルトラマンジャックと一体化して能力が増幅され、第2話では、先輩隊員たちの得意分野の種目で初心者ながら全て勝利するという成績を打ち出した。
第37話で健とアキをナックル星人に殺され、孤児となった彼らの弟の坂田次郎の面倒を見る。
最終回ではジャックと共にバット軍を討ち滅ぼすため地球を離れ、次郎に「ウルトラ5つの誓い」を残して地球を離れた。その際にMATの記録には「ゼットンとの戦いで殉職」として記された。
ウルトラマンAでも登場したが、こちらはアンチラ星人がなりすました偽物で坂田次郎少年に好物を食べていないところを見抜かれた。
郷本人が登場したのはウルトラマンタロウでテンペラー星人、ドロボンと戦っていて続くウルトラマンレオでもアシュランを追って地球に来てモロボシ・ダンにセブンガーを託しレオことおおとりゲンと出会い共にアシュランを倒した。
後に一時的に地球に戻り、その際は夢だったレーシングクラブを開いていた。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では別世界の郷秀樹が登場している。
月刊HEROSで連載中の『ULTRAMAN』では、彼を基にしたと思われる情報屋『ジャック』が登場。ウルトラマンジャックのウルトラブレスレットに似た腕輪を身につけている。
素性は分かっておらず、本名も科学特捜隊の諸星弾も知らない。ただ、作中の登場人物たちの名前を考慮すると、彼の本名は………
普段は地球のどこかに存在している異星人の都市『ポータル』に住んでおり、星人相手に格闘技で勝利するなど、生身の地球人でありながら戦闘力も高い。