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マザロン人の編集履歴

2017-07-13 17:55:30 バージョン

マザロン人

まざろんじん

マザロン人とはウルトラマンAに登場するヤプール(ヤプール人)配下の異次元人の名称である。

「大地は母なり!母は創造主なり!出でよわが子よ‼」

データ

登場作品『ウルトラマンA

第24話『見よ!真夜中の大変身』登場


別名:マグマ超人(異次元人)
身長:45メートル
体重:3万3千トン
出身地:異次元→富士山のマグマ層

CV/沢りつお


概要

(おそらく)ヤプールのように崇拝しているヤプール直属の異次元人にして最後の刺客。

一説によればヤプールの怨念の化身ともされているが、ナレーションや描写から推測するに全く別の種族だと思われる。

また劇中の描写から前回登場した怪老人の正体だと推測されるが、老人の正体がヤプール本人のような描写もありハッキリしない。


Aに敗れたヤプールの怨念の意思を受け継ぎ、母親が持つ母性エネルギーに目を付け、それを利用し最後の切り札となる超獣を誕生させそれを使役し、地上を破壊し尽くそうと企み暗躍する。


富士山のマグマ層に潜伏し、異次元から地球へ赤い雨として降り注いだヤプールの怨念や邪念が込められた彼らの破片を、とある妊娠中の母親よし子に寄生させ、『マザロンダンス』と呼ばれる奇怪な踊りで発生する邪悪なエネルギーをクウェートの安産のお守りと(偽って)して渡されたヤプールの破片で出来た赤い結晶を通して送り込み、彼女を「妖女」へと変え、彼女を新たな超獣「マザリュース」の母体として利用していた。


しかしよし子が彼女の息子である健太の行動により正気に戻ったため失敗してしまい、次の段階として富士山噴火させAに宣戦布告を告げた。そしてよし子が「赤くてとても暑い場所にいた気がする」との証言から居場所を特定したAと激突。

体内に流れるマグマエネルギーを元にして爪先から発射される破壊光線『マグマレーザー光線』や体術などを駆使して富士山内部~噴火によりまるで地獄のような景色に様変わりした富士山麓へと場所を移しながらのAと激しい格闘戦を演じるが、最後はフラッシュハンドを受けた所へ立て続けにメタリウム光線を食らい絶命した。


そしてこれによりヤプールの最後の望みも潰え、とりあえずA対ヤプールの戦いは一先ずの決着を迎えるのだった。


なお、マザロン人の怨念はその後ヤプールの残党により、最強超獣ジャンボキングを生み出す材料として使われる事になった。


ウルトラマン超闘士激伝

本作ではヤプールの部下のエージェントとして登場。清々しいまでのクズっぷりと戦闘狂な性格を披露する。


怪僧マザロンと名乗り、修行のためと称して第二回銀河最強武闘会に参加。この時は修行僧のような姿をしており、怪しげな言葉を話す。

だが本来の性格はおどけさと狂気が入り混じった喋り方で、自分が卑劣だと自覚している目的のためなら手段を選ばない残忍非道な性格である。本性を現した後は闘士ウルトラマンを「闘士マンくん」、メフィラス大魔王を「メフィラスちゃん」と呼んでいる。必殺技は指から発射する光線「ハイパーマグマレーザー」。


ヤプールを「我が神」と呼んで盲信しており、彼のためならば命を捨てる覚悟をしている。


催眠術が得意で、ベスト16で科学特捜隊ビートルジャイアントを自滅させ、ベスト8ではバキシムにヤプールの存在を囁いて怯えさせ、こちらも自滅に追い込んだ。


ベスト8決定前に、主催者であるループ星人ヤンド(正体はヤプール人の王であり、かつてエースと戦ったヤプール軍を「最下級」呼ばわりするほど強い)に試合を電磁光デスマッチにするよう進言。ベスト4決定直後はバトルロワイヤルに変更するなどして大会をコントロールしたが、ベスト4メンバーに催眠術を見破られたため本性をあらわにする。

筋肉隆々の姿に変化し、審判ゾフィーを電磁光に叩き付けて黒焦げにし、エースキラーをも破壊し首だけにしてしまった。闘士ウルトラマン惑星破壊級スペシウム超光波を浴びて電磁光に叩き付けられたが、に擬態させていた自身の装鉄鋼<メタルブレスト>を装着。そこから放たれる異次元のパワーを身に受けハイパーマザロンとなった。

ヤプール次元の全エネルギーを放出するとマザロン自体の肉体がクタクタになってしまうため、装鉄鋼は拘束具でもある。


闘士ウルトラマンを圧倒するが、ウルトラマンがメフィラス大魔王とタッグを組んで挑まれるとあっという間に逆転。悪あがきとして闘技場の地下に隠されていた「惑星の1/2を消し飛ばす」超空間爆弾を起動させ、スタジアムごと吹き飛ばしてしまおうとするが、大魔王のハイパーエネルギーを受けて超テレポーテーションを発動させたウルトラマンによって作戦が失敗。おまけに爆弾のエネルギーによってウルトラマンを超闘士ウルトラマンへと覚醒させてしまう。


超闘士の前には一撃も浴びせられず、逆に顔を掴まれて投げ飛ばされ、惑星5個を貫通し、6こ目の惑星に串刺しにされた

最後の手段として装鉄鋼を自ら脱ぎ捨て暴走形態(この際、ヤプールによれば20倍以上にパワーアップしている)となり、惑星諸共叩き潰そうとするが、逆に押し返され「ちょ、ちょっとタンマ!」と焦りまくるも聞き入れられるわけもなくスペシウム超光波で吹き飛ばされた。

だが、超闘士のエネルギーに耐えきれず、その直後に闘士ウルトラマンも死亡したため役目を果たすことは成功した。


だが後にジャンボキングと一体化して、ヤプールの本拠地であるメビウス星にやってきたセブンたちを襲撃。闘士ウルトラマンが死んだことを嘲笑うが、セブンにスフィンクスからエネルギーを送られていることを見抜かれたことによって形勢逆転され、セブンたちの連続攻撃に敗北。頭だけの霊魂状態となり、「昔の玩具」と見下していたエースキラーに叩き潰され消滅した。

なおこの際、スフィンクスからのエネルギーの供給が止まったことに狼狽えたり、エースキラーに潰される直前には「暴力はいけないよ」と言って命乞いをしたりと、小物感が大幅にアップしていた。


余談

ちなみに劇中ヤプールの破片で出来た赤い結晶がクウェートの安産のお守りとして送られてきたが、おそらく何も知らない彼女らの夫が破片を通してマザロン人に操られた現地の少年に手渡されたか、あるいは現地の少年が本物の安産のお守りの赤い結晶と勘違いして渡された物送って来たものと推測されるが詳細は不明。


シナリオではマザロン人ではなくギロン人が再登場する予定だった。ちなみにマザロン人とギロン人の中の人は前作『帰ってきたウルトラマン』のナックル星人と同じで、後にナマハゲの声や『ウルトラマンタロウ』のZAT荒垣修平の声(第49話・50話のみ)を演じている。


関連項目

ウルトラ怪獣 みんなのトラウマ ホラー回

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