曖昧さ回避
- アニメ版『けものフレンズ』のオープニング曲(第1話のみエンディング曲)および同楽曲の収録されたCDアルバムのタイトル。本項で解説。
- コミック版『けものフレンズ』の副題。
概要(楽曲)
作詞・作曲はシンガーソングライターの大石昌良、 歌はどうぶつビスケッツ×PPP(作中のキャラクターたちを演じる声優陣による合同ユニット。メンバーについては後述)。
本作の舞台でもあるテーマパーク「ジャパリパーク」をイメージした明るくアップテンポな曲調とコミカルな歌詞、総勢8名の声優陣(とコッソリ紛れ込んでいる大石氏)による重厚なハーモニーが特徴。
参加声優
どうぶつビスケッツ
PPP
CD情報
CDは、前述のデジタル配信と同じ2017年2月8日に発売された。
「通常版」と「初回限定盤」の2種類が存在し、それぞれ収録曲・パッケージ等が異なる。
(ちなみに本項のメイン画像のイラストは通常版パッケージに写る声優陣をそれぞれの配役に置き換えたものになっている。)
通常版収録曲
- ようこそジャパリパークへ
- 大空ドリーマー
- ようこそジャパリパークへ -off vocal ver.-
- どうぶつビスケッツ キャストメッセージ
初回限定盤収録曲
- ようこそジャパリパークへ
- 大空ドリーマー
- ようこそジャパリパークへ(PPP ver.)
- 大空ドリーマー -off vocal ver.-
- PPP キャストメッセージ
反響
2017年2月8日にiTunesでデジタル配信され、その当日にシングル総合で3位を記録。その中毒性の強い曲調からネット上の一部では「宗教音楽」とも言われている。
同年4月14日にはこの楽曲でどうぶつビスケッツ×PPPがテレビ朝日系列の音楽番組『ミュージックステーション』に出演という快挙を成し遂げた。
同番組ではチャート入りするほどのヒットを飛ばしていたとしても声優が出演するケースは極めて稀で、これ以前には椎名へきる、水樹奈々、声優ユニットを含めても他にはμ'sくらいしか前例はない。また、他局放送のアニメの主題歌の場合はたいてい「人気アニメの主題歌」などとぼかされた表現をされることが多いが、今回はちゃんと「けものフレンズの主題歌」とアニメのタイトルがはっきり書かれるという異例の対応が取られた。
さらには9月18日、Mステのスペシャル版である「ウルトラフェス2017」にも登場。「元気が出るウルトラソングBEST100」の第90位にランクインし、どうぶつビスケッツ×PPP(イワビーが中の人の都合で欠席)にかばん(内田彩)、マーゲイ(山下まみ)、コツメカワウソ(近藤玲奈)を加えた特別編成(番組でのクレジット表記は「どうぶつビスケッツ+かばん×PPP」、けものフレンズの公式Twitterでは「どうぶつビスケッツ+かばん×PPP with マーゲイ・コツメカワウソ」)でこの楽曲を披露し、まさにどったんばんたん大騒ぎであった。
また、音楽業界の一部でもこの曲を絶賛する声が上がっており、シンガーソングライターの星野源は自身のラジオ番組内で「ん゛ん゛っいい曲!」「1日60回は聴く」と語っている(なお、星野氏はアニメ本編も視聴しており、自身のトークイベント内で「最終回で泣きそうになった」ことを語っている)。
さらには平井堅も6月4日に放送された『Love music』にゲスト出演した際、「大興奮した最近気になる曲」として紹介。曰く、平井氏個人の趣味でインターネットで公開されている楽曲のワンコーラスを視聴して巡っていた際にこの曲を発見し「ひと聴き惚れ」して即座に購入したとのこと。
派生
デジタル配信の翌日である2月9日には、作曲した大石昌良本人が歌う「仮歌版」がニコニコ動画の大石氏自身のアカウントにて投稿された。
また、同年6月7日発売のドラマ&キャラクターソングアルバム『Japari Café』には、前述のグループに更にかばん(アニメ版主人公)を加えた新バージョンが収録されている(歌手名は「どうぶつビスケッツ+かばん×PPP」となっている)。
音ゲー収録歴
最初に収録された機種はバンナムちほーの太鼓の達人であり、アニソンではカバー曲も多い中で原曲で収録となった。ただし、こちらは日本限定の為、海外の機種では未収録となる。
その後、コナミちほーのギタドラでも新バージョンのロケテスト時に電撃収録され、今秋稼働予定の『Matixx』でプレイ出来るようだ。
7月26日にはjubeat clanでも収録される予定であり、BEMANI機種では最初にプレイできる機種になる。
8月7日にはタイトーちほーのグルーヴコースター3EXにも収録。なお、こちらの機種はジャケット表示が出演声優版の方になっているのだが、理由に関しては不明である。それ以外では、プレイ中の各種演出に定評がある機種なので、そちらは各自でチェックしてみて欲しい。
8月10日はノスタルジアにも収録。一部の例外を除いて基本的にはピアノアレンジが加わるのだが、こちらに関しては原曲アーティスト表記がある状態で収録された。しかも、ピアノアレンジなしの原曲に近い収録となっている。
8月24日には、待望の4社目となるセガちほーの『CHUNITHM STAR』にも収録された。プレイ後には条件によって称号が得られるのだが、一例としてフルコンボ達成時の称号は「キミはチュウニズムが得意なフレンズなんだね!」となる。
この収録で、4社のメーカーでプレイできるようになった。
今後も音ゲーに収録されるのか、今後の動向が注目されるだろう。
その他
本項の楽曲が公開されて間もなく、歌詞の一部である「けものはいても、のけものはいない」の直後に「ただしつけもの、テメーはダメだ(漫画『ボボボーボ・ボーボボ』内の台詞)」と付け足したMAD動画が作られ、Pixivでもそれに反響してかこのネタを使用したイラストがいくつか投稿されている。
更には、楽曲の作者でもある大石氏自らがツイッター上で同様の台詞を引用している(下記リンク参照)。正に公式が病気。
関連動画
OP映像
映像は各回で微妙な変化があり、主人公・かばんが作中で出会った「フレンズ」が回を重ねるごとに追加されていくという構成になっている。