広義にはUHFを使う無線局全般を指すのだが、一般にはテレビ局の通称で使われることが多い。
テレビのUHF局
アナログ放送では親局の周波数にVHFやUHFを使用しておりUHF局は後者を指す。
関東地方や近畿地方においてUHF局はネットワークに属さない県域テレビ局を指すことが多く（特にこの場合を独立UHF局・独立U局と呼んでいた。現在は独立放送局・独立局と呼ぶ）、UHF局は映るエリアが狭いというイメージを持たれやすかった。しかしUHF局でも複数の県にまたがる放送局もあったし（広域放送もある）、送信所の条件さえ良ければ非常に広い範囲をカバーすることも出来る。
日本におけるUHFテレビ局第1局
北海道
青森県
岩手県
秋田県
山形県
宮城県
福島県
新潟県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
静岡県
長野県
富山県
石川県
福井県
愛知県
岐阜県
三重県
中京広域圏
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
岡山県
香川県
島根県
広島県
山口県
高知県
愛媛県
福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
茨城県、鳥取県、徳島県には親局UHFテレビ局は開局せず。
地上デジタル放送に完全移行した現在では全てのテレビ局の全ての送信所でUHFが使われるようになっている。アナログ放送の頃は親局がUHF帯域でも中継局でVHFを使う例があった。
