ウルトラキー
うるとらきー
概要
ウルトラキーはその名の通り巨大な鍵の形をした道具で、ウルトラの星の運航を司っている。その莫大なエネルギーは兵器として使えば天体すら破壊可能な代物であり、ウルトラの父はかつて運航の邪魔となる惑星「デモス星」(円盤生物とは関係ない)をウルトラキーの先端から放つビームで跡形もなく消してしまったことがある。
普段は第2ウルトラタワーに収められている。
……が、後述するように光の国の例にもれず、相も変わらずザル警備である。
ウルトラキーとウルトラベルの性能の違いを見るに、(システム的に不都合がありそうなプラズマスパークタワーはともかく)どう考えてもウルトラタワー並のセキュリティがこちらにも必要だと思われるのだが……。
『ウルトラマンレオ』ではアストラに化けたババルウ星人が盗み出し、ウルトラの星の軌道をコントロールして地球にぶつけようとした(どうやって地球の120倍の直径を持つウルトラの星が光速を突破したのか突っ込んではいけない)。ウルトラマンキングによって一旦は破壊されるが、ババルウ星人が倒された後にウルトラマンレオとアストラにより元に戻され、ウルトラの星は地球との衝突を免れた。
『ウルトラマンフェスティバル2014 ライブステージ第2部』
ウルトラの父がEXゼットンに対し武器として使用したが、扱いがまんま銃のそれだった。
逆を言えば威力の調整が出来るということなのだが。
『ウルトラマンSTORY0』におけるウルトラキー
本作はウルトラシリーズとはパラレルに当たる作品であり、ウルトラキーの概念も異なる。
本作においてはウルトラキーとはウルトラ戦士の魂のことであり、それを材料に結合させることで巨大な鍵の姿をした兵器が生み出された。
ババルウはウルトラ族を滅ぼし宇宙を征服するために次々にウルトラ戦士たちを次々倒してウルトラキーを盗み出し、ウルトラ六兄弟を圧倒、ゾフィーまでも殺害してしまう。
しかし、全宇宙の平和を望む生きとし生ける者の光を受けて復活した(どこかで見たような設定である)ゾフィーによりババルウは滅ぼされ、ウルトラキーの材料にされたウルトラ戦士たちの魂は天へと昇って行った。
作中ではババルウが拠点としていた惑星をウルトラキーの力で無理矢理超光速で動かし、ウルトラの星にぶつけようとする(結局惑星が耐え切れず破砕しその破片が隕石としてウルトラの星抜降り注いだ)シーンもあり、『レオ』を忠実にオマージュしている。まあ、当の本人は整合性のためとはいえ「俺には何もできない」と言って佇んでいるだけだったが。