ズラスイマー
ずらすいまー
ズラスイマーとは『ウルトラマン80』に登場する怪獣の名称である。
概要
栃木県宇都宮市大谷町の平和観音像の下に封印されていた地底怪獣の一種。
大泥棒正五右衛門の隠した千両箱を狙うおバカな泥棒2人がダイナマイトで観音像を倒してしまった為に復活を遂げた(なんちゅう罰当たりな事をやってくれたんだろう。この2人は…)。
主な戦力は左腕の鞭。頭頂部から生えた蛇のような首は自分の意思を持っているかは不明。
長い間火山の地底深くに封印されていた影響で体内には膨大な炎のエネルギーが蓄えられており、近代兵器などの火器による攻撃が全く通用せず、水を浴びせても一瞬にして蒸発してしまうほどに体温が高い。
UGMやウルトラマン80でも太刀打ちできない程に強力な怪獣なのだが、大谷石の堅さには敵わず、逆に落ちてきた石で足や頭を強打し、挙句の果てに周りを破壊しようとして逆に腕を痛めて七転八倒する辺り、性格は割とドジっ子な模様。
ウルトラマン80との決戦では、左腕の鞭を使って追い詰めるが、最後は『ボディスパーク』で怯んだ隙に80が抱き起した観音様の有り難い力を借りて放った『ウルトラ観音光線』の力によって再び地下深くに封印されてしまった。
余談
デザインは一般公募によるものである。
関連項目
カウラ :同じく超罰当たり怪獣
戀鬼 エンマーゴ:こちらも封印されていた場所を爆破した事によって復活した怪獣
ザイゴーグ:こちらも一般人が原因で封印が解けた怪獣繋がり。しかもその一般人は封印されていた遺跡に立ち入るため爆破している。
グロンケン:こちらも仏像近くに出現した怪獣で、こちらは回転ノコギリで仏像を破壊しようとした。
泥棒にも著作権にも厳しい神話にも出てくる東南アジアで人気のあの白い猿:仏像で罰当たりと言えば…。国が違えばとんでも無いことになっていただろう。