2019年現在、「別冊花とゆめ」「MELODY」「マンガPark」にて連載中。
少女漫画界屈指の長寿作品である(2019年現在100巻まで刊行)。
1982年には東映動画の手によってテレビアニメが作られ、同年4月から1983年5月にかけてフジテレビ、北海道文化放送、福島テレビ、新潟総合テレビ、富山テレビ、テレビ静岡、東海テレビ、岡山放送、テレビ山口、サガテレビ、テレビ長崎および日本テレビ系列局約1局、TBS系列局約2局で全49話放送された(仙台放送や石川テレビや関西テレビなどフジテレビ系列局の一部は44話で打ち切り。テレビ新広島やテレビ西日本は44話で打ち切るも後に再放送にて全49話改めて放送)。なお、後半のタイトルは「ぼくパタリロ!」である。
2016年には加藤諒主演・座長として舞台化され、2018年春には第二弾公演も行われた。
舞台版の好評を受け実写化が発表され、加藤を初め舞台版のキャストとスタッフが概ね続投する。公開日は2019年6月28日の予定。なお、バンコラン役の青木玄徳は前年に強制わいせつ罪で逮捕され、不起訴処分になった事を受けて、本作より俳優活動を再開する。
掲載誌の移動により少女マンガ化した『あさりちゃん』とは連載開始が同年、コミックス巻数もほぼ同じと2大長寿少女マンガに位置づけられたが、『あさりちゃん』が2014年に終了したことで単独トップとなった。
さらに現在は連載作品としては『ゴルゴ13』に次ぐ次点の地位にある。
ストーリー
常春の島国マリネラ王国を舞台に、その国王である自称美少年のパタリロが、
側近のタマネギ部隊や、英国の凄腕エージェントであるバンコラン、その愛人マライヒなどのさまざまなキャラクターを巻きこんで起こすハチャメチャな騒動を描く。
作中には耽美的な少年愛・ボーイズラブ要素が多く含まれており、
アニメ化された際も、ゴールデンタイム(19:30分から!土曜日の!しかもなんか後に金曜日へお引越し!!)に男同士のエロスなシーンが堂々と流れていた。
あのちなみに、これの次の番組は、『男の娘が主人公の作品』で、あー実にけしからん時代だった。
作者自身は「女の子がうまく動かせないので思い切って男の子にした」と述べている。
作者の結婚後、マライヒのキャラクターに奥方の存在が強い影響を与えるようになったため、妊娠・出産など特にマライヒの女性化が著しい。
扱われるネタは妖怪、ホラー(設定上、普通の悪魔からクトゥルフ神話の神々までが存在することになっている)、ミステリー、時代劇、SF、社会、恋愛など多岐にわたり、西遊記や源氏物語をテーマにした長編の番外シリーズも存在している。
また、作者が落語ファンであるため噺のパロディ(『時そば』、『お血脈』や『猫の皿』など多数)や落語家ネタが、作品の随所に盛り込まれている。
舞台化
pixivでの扱い
特徴的な絵柄を真似たパロディイラストも多く投稿されている。
東洋水産とのコラボ
白泉社担当「お話をいただいた時は何を言っているのか理解するのに少し時間かかりました」
「花とどんぶりCOMICS生ラーメン少女漫画」限定パッケージが2017年12月1日(金)~2018年1月31日(水)にかけて登場。生ラーメンシリーズを購入してパッケージに記載されたレシピコードをWebサイトで入力すると、「花とどんぶりCOMICS 生ラーメン少女漫画」が1袋につき1作品楽しめる。※レシピコードつき限定パッケージは期間限定。なくなり次第、通常のパッケージに切り替わる
『パタリロ!』魔夜峰央×「子どももおいしく食べられる! 野菜たっぷりラーメン」