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アラクネーマイナソーの編集履歴

2019-07-28 19:13:27 バージョン

アラクネーマイナソー

あらくねーまいなそー

『騎士竜戦隊リュウソウジャ―』に登場する、ドルイドン族が生み出したマイナソーの一体。

「ルールルルッ!」

「(※ホイッスルを鳴らしつつ)ルールイハンデスッ!」


CV:滝裕可里/スーツアクター:蜂須賀祐一


データ

属性/半獣半人型モンスター

分類/ホイッスル目アラクネー科

身長/184cm~45.1m

体重/262kg~641.9t

分布/規則の学校

経験値/335


概要

クレオンがひなた小学校の教師・飯村美佐子から生み出した、幻獣「アラクネー」の伝説を司り、その風貌を得たマイナソー

巨大な蜘蛛が糸を吐き、その糸が女性体形の身体になったかの様な容姿を持つ。また腹部には不気味に笑っているかの様な顔面が存在する。


熱心な教師である美佐子だったが、最近は熱意が空回り気味だったらしく「生徒たちにルールを守ってほしい」と言う願望を思い詰めたマイナス感情を抱えており、そこをクレオンに付け込まれた。


この誕生経緯により、ルールを破った者を取り出したホイッスルを吹く事でお仕置き部屋である教室を模した空間に転送する能力を獲得し、ルールを破った子供達を次々と転送しており、例えそれが関係が無いその辺の通行人だろうが、味方だろうがルールを破った者を仕置き部屋に問答無用でぶち込む

また、お仕置き部屋は窓壁等が夥しい数のルールの張り紙で埋め尽くされたホラーテイストな内装で、もしこの部屋でもルールを破るとペナルティとして天井が落下してくる。


ただし、戦闘能力が著しく低い上に自身がルールを破ると弱体化する性質がある事から、致命的に戦闘へ不向き。その為か自身が生まれた学校の外へ勝手に出ていたのをクレオンに止められて連れ戻されたり、ティラミーゴに噛み付かれて校庭へ引き摺り出される等、情けない場面も多い。

なお「ルールルル!」と言う鳴き声をあげるが、転送能力を使う際は「ルールイハンデス!」と鳴き叫ぶ。


活躍

ルールをなかなか守ってくれない子供達に悩む美佐子の前に、何故か教室で給食を味わっていたワイズルークレオンが出現。

抗議の為2人に喰って掛った美佐子だったが、カウンターの要領で口にクレオンの指先を突っ込まれ、体液を飲まされた事で誕生した。高笑いを上げるワイズルーであったが……。


クレオンが学校中にルールの書かれた紙を貼りまわり、片っ端からルールを破る子供達を転送していたところ、図書館にて子供達を探索していたカナロに発見されてしまい、変身したリュウソウゴールドと交戦するが、「図書室では騒がない」のルールを破ったのでホイッスルを吹いてゴールドを幽閉教室に転送。

今度は校外に出て、通行人の男性を消していたところにトワ/リュウソウグリーンバンバ/リュウソウブラックが駆け付けて戦闘するも、戦闘力の低さゆえに一方的に叩きのめされて、クレオンと共に学校へと逃走。

その先の渡り廊下で迎え撃ち2人がダッシュで倒そうとすると、すぐさまホイッスルを吹いて「廊下は走らない」というルールの書かれた貼り紙通りにグリーンとブラックも転送した。


その後、クレオンが投稿した動画を元にティラミーゴコウメルトアスナが子供たちを助けるために駆けつけ、メルトがキケソウルを使って子供達が閉じ込められていると思われる場所を探り当てるも、その扉は固く閉じられている。

そこでコウとアスナは変身して力づくで扉を蹴破ったが、そこには子供達の声が流れるラジカセが置いてあるだけ。これは「物を大切に」というルールを破らせる為のクレオンの罠であり、ルールを破った事に反応したアラクネーマイナソーはホイッスルを吹いてレッドとピンクも転送してしまう。


お仕置き部屋に転送されたコウとアスナは、先に姿の消えたカナロ・トワ・バンバに子供達、通行人の男性等と合流。

マイナソーの能力を看破した物の貼り紙の中には「変身禁止」のルールもあり、これではリュウソウジャーになって脱出する事も出来ない上に、通行人の男性が閉じ込められた事に逆ギレしてカナロが揉め始めた為に「喧嘩はしない」というルールを破った為、2回目の違反として厳罰モードが発動して、天井の床が下がり始めてしまう。


一方、今一つ反りの合わないメルトとティラミーゴも発動条件に気付いたものも、廊下中に貼られたルールの何に抵触するかわからないので、おっかなびっくりにしか動けない。

しかしティラミーゴの「(廊下を走るのがダメなら)急いで歩こう」というアイデアで、スムーズに進めるようになった。

その途中で倒れていた美佐子を発見し、マイナソーの宿主である事はわかったが、結局校舎の中ではルールに縛られて思うように戦えないと悩むメルトに対し、ティラミーゴは一計を案じる。


その頃、職員室でクレオンと共にくつろいでいた所、ティラミーゴがノックして名乗ってから礼儀正しく職員室に入室すると、アラクネーマイナソーにかぶりついて強引にグラウンドに引きずり出すという力技を決行、もがくアラクネーマイナソーだったがフィールド外へ追い出されてしまい、これで自由に戦えられる様になったとメルトが変身したリュウソウブルーと交戦。

ドルン兵に戦闘を任せて自分は校舎内に逃げ帰ろうとするもオモソウルの鉄球を喰らって吹き飛ばされてしまうが、転んだ拍子でサッカーボールを潰し、「物を大切に」というルールを自ら破った為に自己矛盾を起こして苦しみ始めてしまう。

また、コウ達もバンバがヤワラカソウルで天井を柔らかくし、弱体化の影響でルールの効果が弱まった事で脱出されてしまい、リュウソウジャー全員が合流してしまい、「子供達を、この星の未来を脅かすのが一番のルール違反だ!」と子供達に危害を加えた事に怒るティラミーゴは巨大化した。


負けじとクレオンがドルン兵達に学校を汚させて美佐子のストレスを誘発、マイナス思念を大量に絞り出した事で急速に成長し巨大化するも、基本的な戦闘力の低さは如何ともし難く、繰り出されたギガントキシリュウオー手近な鉄塔を引き抜いて向かって行っても軽く返り討ちになり圧倒され、クレオンの指示で騒音を理由にホイッスルを吹こうとしたが、ギガントキシリュウオーは素早い蹴りを放ってホイッスルを跳ね飛ばし、それが落ちて来た所を左ストレートでホイッスルを破壊されてしまう。

これで丸腰になった所へギガントダブルバイトを叩き込まれ、「ルールルルゥゥ!!」と鳴きながら敢え無く爆散した。


かくして一件落着…と思いきや、解放されて喜ぶ一同の中からこっそりと1人の子供が逃げ出していた。迎えに来たクレオンの前で「危うく潰されるところだった…」と変身を解いた彼の正体は、何とワイズルー。

実はマイナソー誕生の直後、ワイズルーの高笑いは「大声で騒がない」のルールにいきなり引っ掛かって幽閉教室送り第1号となっており、直後にカナロが転送されてきた為子供に化けてやり過ごしていたのだ。

「変なマイナソーを生み出しおって!ぷんすかぷんぷん!」と八つ当たりされ、「ちゃんと心配したじゃないですか!」とむくれるクレオンであった。


余談

モチーフのアラクネーは蜘蛛の下半身を持つ女性の姿をしているので、頭部には簡略化された人間の体の意匠がある。

女性型のマイナソーは第3話のメドゥーサマイナソー以来となる。因みにスーツアクターはどちらとも蜂須賀氏である。

蜘蛛モチーフの怪人はメジャーだが、アラクネーモチーフの戦隊怪人は今回が初。


経験値の由来はそのまま「み(3)さ(3)こ(5)」と、素体となった美佐子の名前の語呂合わせとなっている。


今話でゲスト出演した滝氏は『仮面ライダービルド』にて滝川紗羽役でレギュラー出演しており、紗羽も敵組織によって怪人を生み出すのに利用されている。


関連タグ

騎士竜戦隊リュウソウジャー ドルイドン族 マイナソー

デーボ・タンゴセックデーボ・ココドーコデーボ・アキダモンネ:恐竜スーパー戦隊第3作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』の怪人で、こちらも人間を閉鎖空間に閉じ込める能力を持つ。

スクールインダベー一家:『宇宙戦隊キュウレンジャー』の外伝作に登場する怪人一家。洗脳教育を施す学校の関係者でもあり、自分達のルールを洗脳で押し付けて人々を支配していた。


アラクネ(ファントム):先駆者のライダー怪人。ただしこちらは男性型となっている。

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