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アラクネーマイナソー

あらくねーまいなそー

『騎士竜戦隊リュウソウジャ―』に登場する、ドルイドン族が生み出したマイナソーの一体。
目次 [非表示]

「ルールルルッ!」


CV滝裕可里 / スーツアクター蜂須賀祐一


データ

属性/半獣半人型モンスター

分類/ホイッスル目アラクネー科

身長/184cm~45.1m

体重/262kg~641.9t

分布/規則の学校

経験値/335


概要

クレオンがひなた小学校の教師・飯村美佐子から生み出した、幻獣「アラクネー」の伝説を司り、その風貌を得たマイナソー


巨大な蜘蛛が吐いた糸が女性体形の身体になったかの様な容姿を持ち、頭部を防御しているかの様な審判のフェイスガードの意匠がある。また、腹部には不気味に笑っているかの様な顔面が存在する。


熱心な教師である美佐子だったが、最近は熱意が空回り気味だったらしく「生徒達にルールを守ってほしい」と言う願望を思い詰めたマイナス感情を抱えてしまっており、そこをクレオンに付け込まれた。


この誕生経緯により、ルールを破った者に対し取り出したホイッスルを吹く事でお仕置き部屋である教室を模した空間に転送する能力を獲得。

ルールルル!と言う鳴き声をあげながら、ルールを破った子供達を次々と転送していたが、自身が「ルールを破った」と判断すれば、たとえそれが無関係の通りすがりの人だろうが味方だろうが問答無用でその空間へとぶち込む

また、お仕置き部屋は窓壁等が夥しい数のルールの張り紙で埋め尽くされたホラーテイストな内装で、もしこの部屋で再びルールを破るとペナルティとして天井が落下してくる。

因みに転送能力を使う際は張り紙が光って、「ルール違反です!」という音声が鳴る。


ただ、マイナソーでありながら戦闘力は著しく低く、また自分自身がルールを破ると苦しみ弱体化するという致命的なくらいに戦いに不向きな性質がある。

自身が生まれた学校の外へ勝手に出ていたのをクレオンに止められて連れ戻されたり、ティラミーゴに噛み付かれて校庭へ引き摺り出される等、情けない場面も多い。


活躍

ルールをなかなか守ってくれない子供達に悩む美佐子の前に、何故か教室で給食を勝手に味わっていたワイズルークレオンが出現。

不審者2人に喰って掛った美佐子だったが、カウンターの要領で口にクレオンの指先を突っ込まれ、体液を飲まされた事でマイナソーが誕生した。高笑いを上げるワイズルーであったが……。


クレオンがルールを破る子供達を片っ端から転送していたところ、美佐子の話を聞いて子供達を探していたカナロに図書館に居座っていた所を発見されてしまい、変身したリュウソウゴールドと交戦するが、『図書室では騒がない』のルールを破ったゴールドを、ホイッスルを吹いて別空間に転送。

今度は校外に出て、道端にゴミを捨てた通行人の男性を転送していたところにリュウソウグリーンリュウソウブラックが駆け付けて戦闘するも、自身の戦闘力の低さゆえに一方的に叩きのめされ、駆けつけたクレオンに連れられ学校へと逃走。

その先の渡り廊下で再び迎え撃った2人がダッシュで倒そうとすると、すぐさまホイッスルを吹き『廊下は走らない』というルールの書かれた貼り紙通りにグリーンとブラックも転送した。


その後、クレオンが投稿した動画を見たティラミーゴコウメルトアスナが子供達を助けるために駆けつけるも、子供達の声が流れているラジカセで彼らを誘き寄せ、固く締められているドアを力づくで壊したリュウソウレッドリュウソウピンク『物を大切に』というルールを破ったとして転送した。


転送先の幽閉教室に転送されたコウ達は、ルールを破る事がマイナソーの能力発現の条件だと気付いたが、教室内には「変身禁止」の貼り紙もあってリュウソウジャーへの変身もできない。更に「なぜゴミを道端に捨てたくらいで閉じ込められるんだ」と逆ギレした男性とカナロが揉め始めた為に『喧嘩はしない』というルールを破ったとみなされ、2回目の違反として厳罰モードが発動。天井が下がり始めて、一同は押し潰されそうになるピンチに陥った。


残ったメルトとティラミーゴは大量の貼り紙で行動を制限されて苦慮するが、自由な発想のティラミーゴは「(廊下を走るのがダメなら)急いで歩こう」と考えて足早に校内を移動し、さらに職員室に礼儀正しく挨拶して入ってから、かぶりついて強引に校舎からグラウンドにマイナソーを引きずり出した。

これで、ルールに縛られず自由に動けるようになったリュウソウブルーと交戦するも、戦闘中に転んだ拍子でサッカーボールを潰し、『物を大切に』というルールを自ら破った為に自己矛盾を起こして苦しみ始めてしまう。

また、バンバがヤワラカソウルで天井を柔らかくする事で持ちこたえていたコウ達も、マイナソーの弱体化に伴いルールの効果が弱まった事で脱出、リュウソウジャーの合流を許す。


子供達に危害を加えた事に怒って巨大化するティラミーゴを見たクレオンは、ドルン兵達に学校を汚させて美佐子のストレスを誘発、マイナス思念を大量に絞り出した事でマイナソーを急速に成長させ巨大化。

戦闘力の低さを補うべく近くの送電線を抜き取って、それを武器にギガントキシリュウオーに挑みかかるが、基礎体力も弱いのが災いして圧倒されてしまい、クレオンの指示でギガントキシリュウオーを消し去ろうとホイッスルを取り出すもギガントキシリュウオーが放ったムーンサルトキックを喰らった拍子でホイッスルを手放してしまい、そのままギガントキシリュウオーに壊され、対抗手段を失ってしまった。

最期はギガントダブルバイトを叩き込まれ、「ルールルルゥゥ!!」と鳴きながら敢え無く爆散した。


一件落着と思いきや、解放された人々の中から1人の子供がこっそり逃げ出していた。変身を解いたその正体はなんとワイズルー。マイナソー誕生の直後、ワイズルーは高笑いした事で「高笑い禁止」(メルトとティラミーゴが美佐子を発見した廊下に貼ってある)のルールにいきなり引っ掛かって幽閉教室送り第1号となっており、直後にカナロが転送されてきた為に子供に化けてやり過ごしていたものの、危うく一同の巻き添えで押し潰されるところであったのだ。


余談

簡略化された人間の体のような意匠は蜘蛛の出糸突起であり、これがマイナソー共通の尻尾に相当している。

女性型のマイナソーは第3話のメドゥーサマイナソー以来となる。因みにスーツアクターはどちらとも蜂須賀氏である。また、令和改元後初の女性怪人でもある。

蜘蛛モチーフの怪人はメジャーだが、アラクネーモチーフの戦隊怪人は今回が初。

初代恐竜スーパー戦隊にも蜘蛛モチーフの怪人(ドーラタランチュラ)が登場している。


「ルールに縛られるあまり、自分の顔も自分の脚で檻のように閉じ込める」という発想からアラクネーがモチーフとなり、それにパフォーマンス集団「ラ・マシン」の巨大クモのロボットのイメージや、審判つながりで頭部に野球の審判のマスクを加えてデザインされた。


経験値の由来はそのまま「み(3)さ(3)こ(5)」と、素体となった美佐子の名前の語呂合わせとなっている。


今話でゲスト出演した滝氏は『仮面ライダービルド』にて滝川紗羽役でレギュラー出演しており、紗羽も敵組織によって怪人を生み出すのに利用されている。


スーツは後に、第28話に登場するベルゼブブマイナソーに改造された。

関連タグ

騎士竜戦隊リュウソウジャー ドルイドン族 マイナソー


デーボ・タンゴセックデーボ・ココドーコデーボ・アキダモンネ:恐竜スーパー戦隊第3作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』の怪人で、こちらも人間を閉鎖空間に閉じ込める能力を持つ。

シャボンシャドー:『烈車戦隊トッキュウジャー』の怪人で、自分の能力で戦隊メンバーのみならず幹部怪人の一人を殺しかけている(こちらは能力の副作用に関する説明を一切していない事が原因)。

スクールインダベー一家:『宇宙戦隊キュウレンジャー』の外伝作に登場する怪人一家。洗脳教育を施す学校の関係者でもあり、自分達のルールを洗脳で押し付けて人々を支配していた。

EI-19:勇者王ガオガイガー第20話ゾンダー先生に登場した敵。こちらも素体が教師で児童が校則を守ってくれない負の感情から怪物にさせられた。

なおこちらの敵勢力も負の感情を持つ人間を素体に怪物を生み出す組織でもある。

地球鬼:3年後に登場した。教師が素体、規律で生徒たちを閉じ込め、逆らう者に罰を与えるなど今回のオマージュとも思える存在。但し、美佐子が一般担任教師だったのに対して、こちらの素体は学校の最高責任者となっている。


アラクネ(ファントム):先駆者のライダー怪人。ただしこちらは男性型。

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