曖昧さ回避
- ゼルダの伝説シリーズに登場するドラゴンのようなモンスター。→ドドンゴ(ゼルダの伝説)
- 昭和に発売されていた世界の妖怪辞典には悪魔ベヒモスの乗り物である魔獣として紹介されていた。
概要
データ
身長 | 30メートル |
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体重 | 2万5000トン |
出身地 | 奥多摩・鬼の台丘陵 |
「ウルトラマン」第12話「ミイラの叫び」に登場した怪獣。別名「ミイラ怪獣」。
一見、麒麟にも見える姿をしている。目から放たれる光線を武器とする。
古代に生息していたとみられる怪獣で、壁画が発見された奥多摩の鬼の台丘陵の洞窟で仮死状態になり眠っていた。
同じく洞窟から発掘されたミイラ人間が目覚めた事により復活、ミイラ人間が科特隊によって倒されると、洞窟から出てミイラ人間の遺体がある東京を目指し破壊活動を行った。
アラシ隊員とイデ隊員によって両目を潰されて怒りのままに暴れまわったが、ウルトラマンによって倒された。
ドドンゴの着ぐるみは二人一組で演じるタイプの物で、ウルトラシリーズではこれが初。
そのため「ドーンとやろうぜ」ということでドドンゴと命名されたという。
外伝作品
甦れ!ウルトラマン
最終回後の並行世界(ゼットンにやられた後死ななかった)を描いた映画『甦れ!ウルトラマン』では、ゼットン星人によって別個体が目覚めさせられる。
目からの怪光線で山を崩して暴れ回るものの、この際の土砂崩れが原因で死んだピグモンを見た事がウルトラマンのスランプ脱出のきっかけとなった。
漫画版
楳図かずおによる漫画版では、全身発光能力も追加されており、科学特捜隊を苦しめた。ウルトラマンによって鋼鉄製のワイヤーで縛り上げられ、そこにスペシウム光線を撃たれて高圧電流と電気抵抗による高熱を受けて、雨が降りしきる中その生涯を終えた。ミイラ人間の死を悲しむような場面も描かれており、原作よりも悲劇性が強い終わり方となっていた。
M78ウルトラマン
ウルトラマンの友人として登場し、仲良く芝生で遊んでいた。なぜか鳴き声が犬のようなものになっている。
ウルトラ怪獣擬人化計画
麒麟を思わせる神秘的な意匠を残しつつも豊満で露出の多いセクシーでなデザインになっている。
ウルトラ有馬記念とのコラボにて、ピグモンと共に擬人化され、限定コースターには同じく初代出身であるゴモラ、ゼットンと一緒に競馬場にいるイラストが描かれている。
何の因果か、そのコースターにてバルタン星人のぬいぐるみを抱いているピグモンの肩にそっと手を置いているのが確認でき、どこか保護者的なイメージを感じられる。
ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズでは第52話に登場。一人称は「僕」。
ベムラーに洞窟を案内しており、数々のシャドウが描かれた壁画を見せていた。
奥に元々あった壁画を「辛気くさい」と巨大な元のドドンゴを描いた壁画に上書きしており、本人は「自信作」と自信満々であった。しかし洞窟の奥ゆえに中々人が来ない(本人曰く「誰も見る人がいなくて寂しかった」)ので、初めて来たベムラーに「どうかな!?」と目を光らせながら問いかけていた。(当のベムラーは「個性的だね…」と苦笑いしていたが内心では「よくわかんない!」と判断に困っていた。)
ウルトラマンオーブクロニクル
エピソード4「激闘!イシュタール文明」に登場。
紀元前1800年の大都市イシュタールに発生した宗教マガ教の神殿に潜入したガイの前に現れるもガイが変身したオーブに敗れ去る。だがそのカードはマガ教教祖ヌル・ラ・ホテップに渡り、そしてこのカードにより魔王獣マガタノゾーアが復活するのであった。
余談
当初は一人で演じることを前提にデザインされていたが、二人一組で演じることになりこのような姿になった。
- 没案はミイラ人間と対になるミイラ怪獣ということで手足が骨状になっており、後にガヴァドン(B)のデザインに流用されている。
関連イラスト
関連項目
ムルチ…ある意味似た者同士