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黄昏の岸_暁の天の編集履歴

2019-11-09 15:44:23 バージョン

黄昏の岸_暁の天

たそがれのきしあかつきのそら

小野不由美氏・著のファンタジー小説で、「十二国記」シリーズの作品タイトル。 講談社文庫、講談社X文庫ホワイトハートより出版。

時系列的には「風の万里_黎明の空」後の物語。

陽子を主軸に物語が進む。


「和州の乱」から1年、慶東国王中嶋陽子は国権を私していた冢宰・靖共を更迭、新たな冢宰に前麦州州候・浩瀚を登用、国政の建て直しに乗り出していた。


そんな彼女のもとに阿選の謀反と妖魔により乱れた戴極国から予期せぬ客が訪れる。

客の名は李斎泰王驍宗泰麒に仕える女将軍であり、泰王・泰麒の行方不明後に即位した偽王・阿選打倒の兵を慶国から借りることを思いついたとのことであった。

しかし、李斎は当初、それが「どのような理由であれ、他国の兵が他国を侵してならぬ」という"覿面の罪"にあたることを元海客の景王に隠していた。

景王・陽子の誠実さに接した李斎はみずからが犯そうとした罪を恥じ、陽子に覿面の罪を犯させようとしたことを告白すると、改めて泰麒捜索の協力を要請、陽子も李斎に協力を約束した。


が、慶国だけではどうにもならないことから、陽子は隣国の雁州国にも協力を要請、奏南国範西国恭州国才州国漣極国も捜索に協力することとなった。


各国の麒麟は使令を動かし、使令の眷属の妖魔を動かした末、角を斬られ無意識に「蓬莱(日本)」に逃げていた泰麒を発見、延王尚隆につれもどされた。


つれもどされた泰麒は景麒延麒が知る幼い姿をしていなかったうえ、「禁忌の肉」を食し、使令の傲濫が暴走し「泰麒に仇なすものを殺害」していたことから「穢れの病」を発症していた。

「穢れの病」は女神・西王母によって祓われたが角は治すことができず、麒麟の力は失われたままだった。

国の乱れを建て直すため、泰麒と李斎は戴国へと帰っていく。陽子は遠ざかっていく二人を見送ることしかできなかった。

登場人物


関連タグ

十二国記 麒麟 小野不由美

魔性の子 白銀の墟_玄の月

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