一口に「ロックマン」と言えば何通りかの意味がある。以下についてはリンク先参照。この項目では2.の中でも最初期(いわゆる無印)のシリーズについて記載する。
- 1987年にカプコンから発売されたアクションゲーム。別名・ロックマン1。
- 1.から始まった作品群→ロックマンシリーズ
- 1.の主人公→ロックマン(キャラクター)
- 『ロックマンエグゼ』の主人公→ロックマンEXE
- 『流星のロックマン』の主人公→星河スバル
ストーリー
200X年、人とロボットが共存する社会で世界征服を企むDr.ワイリーが、Dr.ライトのロボットを奪って改造し世界征服に乗り出した。本来、平和を愛していたDr.ライトは、やむなく家庭用お手伝いロボットだったロックを戦闘用ロボット「ロックマン」として改造する。かくしてロックマンは、ワイリーとその配下のロボット達に挑むのであった。 |
『2』以降も、ワイリーは自分や他人のロボットを使い、手を変え品を変え世界征服に乗り出しているが、合計17回ぐらいは阻止されている。
ロックマンの世界だと20世紀(ライトとワイリーが学生)の時点で、現実世界よりも高度な科学技術が発展しているらしく、少なくとも21世紀には人間的思考を持っている高性能ロボットが実用化されている。
ゲームシステム・難易度
体力(残機)がライフポイント形式のシンプルなアクションゲームで、「ロックバスター」による射撃が基本となる。
どの作品でも各ボスロボットがいる8ステージ(初代のみ6)とワイリーステージで構成されている。
最大の特徴は、個性的なボスキャラクターが多数設定されており、そのボスを倒すことでボスが使用していた特殊武器が手に入ることである。
さらに、特定の特殊武器が特定のボスに特別に効くようになっている(弱点武器)ため、ステージ攻略の順番が重要となる。また、基本的にロックバスターのみでボスを倒せるバランスになっているが、中でも攻撃しているうちにパターンを読みやすいアクションをするボスが最低一人はいる為、攻略においてはそのボスを見極める楽しみもある。
かなり難しめな難易度なことで有名であるが、これでも初代開発中はさらに難しく、あの『魔界村』を元にしていたらしい。
一応プレイヤーへの配慮はあり、『3』と『7』はゲームオーバーになってもE缶(体力回復アイテム)をパスワードで保持可能なほか、『5』はシリーズで比較的難易度を落とししている。また、『10』以降からは初心者に対する「難易度の選択」を標準に採用している。
ボスキャラ募集
このシリーズは「ロックマン2」から「ロックマン8」までボスキャラのデザインを募集していた事でも有名。
採用者の中にはその後漫画家やイラストレーターといったプロの道に入った者もおり、「村田雄介(ダストマン・クリスタルマン)」・「榎本よしたか(ブライトマン)」・「天野洋一(スラッシュマン)」らがいる。村田氏は唯一二作品で採用された実績がある。
関連作品
- MEGAMAN:アメリカで放送されたアニメ版。ちょっと筋肉質なロックマンが活躍したりエックスと共演するアレ。
- レディ・プレイヤー1:ゲストキャラとして登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ:『3DS/WiiU』と『SP』で他社組ファイターとしてロックマンが参戦。
- スーパーロボット大戦X-Ω:2018年1月に期間限定で参戦。
- ドラガリアロスト:期間限定で参戦。
pixivでの扱い
無印ロックマンのボスキャラクターのイラストが特に多い。個性が多種多様な上にシンプルなデザインが魅力的であり、さらに発想の源となる簡単なプロフィール設定がなされているためだと思われる。
鉄腕アトムとの関連性
第1作は『鉄腕アトム』の版権を使ったゲーム(キャラゲー)として開発される予定が一時期だけあった。
当初はオリジナル作品として企画していたが、それだと競争力が弱いと判断して版権モノに路線変更となった。しかしコナミに先を越されてしまったため、オリジナル作品へ再び企画変更し、現在のロックマンになったのが実情らしい。
その名残か似たような世界観を擁している。
関連タグ
岩男 ティウンティウンティウン ロックバスター E缶 SF ロボット
ワイリー基地 ワイリーキャッスル(実家) エアーマンが倒せない
ロックマンオレミックス(企画)
評価タグ
他の記事言語
外部リンク
wikipedia(シリーズ全般)