2016年8月12日のアップデートにて、ドイツ艦、イタリア艦、アメリカ艦に次ぐ4番目の海外艦をモチーフとした艦娘が実装された。
モデルとなったのは、ロイヤルネイビーの正式名でも知られるイギリス海軍所属の艦船であった。
2018年6月作戦のランカー報酬が英国ビッグ7の「ネルソン」・「ロドニー」の主砲である「16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284」・「16inch Mk.I三連装砲+AFCT改」・「16inch Mk.I三連装砲」と英国対空機銃「20連装7inch UP Rocket Launchers」が実装され、ネルソン級主砲実装に晩夏イベントで「ネルソン級」実装に機運がいっきに高まった。そして9月12日に(晩夏イベントから初秋イベントにずれこんだものの)予想通りネルソンが実装された。
又主砲は「ウォースパイト」に装備すると「火力+2、装甲+1、回避-2」、金剛型改二に装備すると「火力+1、装甲+1、回避ー3」される装備ボーナスが存在する。又英国艦に「20連装7inch UP Rocket Launchers」装備時に「対空+2、回避+1、装甲+1」装備ボーナスが存在し、「QF 2ポンド8連装ポンポン砲」と同時に装備すると「英国艦と金剛型改二に限り対空カットインが発動する」という特殊なものである。戦艦や空母には装備的に厳しいがジャーヴィスであれば魚雷カットインと対空カットインに先制爆雷攻撃が両立できる特殊な運用ができる。
又「16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284」と「QF 2ポンド8連装ポンポン砲」でも同様の「ウォースパイトと金剛型改二で対空カットインが発動する」のが確認されており、戦艦であれば補強増設を用いれば戦艦のテンプレ装備「主砲2本+水偵+徹甲弾」を崩さず対空カットインが発動できる為運用の幅が広がる。
なお、全てが期間限定イベント海域のみでの入手であり、通常海域・建造においては邂逅できない。
シェフィールドの加入で「1ヵ国だけで6隻編成が可能」となった4ヵ国目の海外艦となった
ブリティッシュ艦娘一覧
戦艦
ウォースパイト
2016年夏イベント『迎撃!第二次マレー沖海戦』E-4突破報酬として実装。アークロイヤル実装までの間、本タグは彼女の専用タグとなっていた。
ネルソン
2018年初秋イベント『抜錨!連合艦隊、西へ!』E-5突破報酬として実装。ブリティッシュ艦娘としては4隻目であり、ビッグ7としては3隻目。
正規空母
アークロイヤル
2017年夏イベント『西方再打通!欧州救援作戦』E-7突破報酬として実装。2隻目となるブリティッシュ艦娘で奇しくもウォースパイト実装から1年後の期間限定イベント海域での実装となった。
軽巡洋艦
シェフィールド
2020年秋イベント『護衛せよ!船団輸送作戦【欧州編】』第2海域戦力ゲージボスマスでのドロップ艦として実装。
実装前からネルソンの時報で「三水戦の夜戦の巻き添えを食らう」様子が言及されていた。自身の時報内では三水戦の直接の被害にあっておらず寧ろ酔ったネルソンに呆れている
駆逐艦
ジャーヴィス
2017年9月16日東京ビッグサイトで開催された「第肆回「艦これ」観艦式」にて実装が予告され、2018年冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』でドロップ艦として実装。
英国艦のドロップ実装は彼女が最初となる。
運営から「その幸運と奮戦を愛されたあのLuckyな駆逐艦」とアナウンスされた。
ジェーナス
2019年夏イベント『欧州方面反撃作戦発動!「シングル作戦」』E-3突破報酬として実装。尚、実装前からジャーヴィスの時報で言及されていた他、同イベント期間中の限定ボイスとしてウォースパイト、アークロイヤル両名からも言及があった。
番外
史実において、イギリス海軍の艦船の中には英連邦のカナダやオーストラリアなど他国に譲渡・売却され当地で運用されるものが幾らか存在していた。艦これにおいてもそのような艦が実装されている。尚、現在実装されているものはすべて現地海軍所属として扱われており、ブリティッシュ艦娘枠には含まれていない。
軽巡洋艦
パース(英国艦時代の名称:アンフィオン)(パース級軽巡洋艦)
オーストラリア艦として実装。艦娘としては最初から豪州艦「パース(HMAS Perth)」として扱われるが、編成ボイスにおいてうっかり英国艦時代の名前「アンフィオン(HMS Amphion)」を名乗ってしまい直後に訂正するという様子が見られる。
豪州所属後も欧州方面での海戦に参加しており、欧州イベントの限られた範囲内で特効が付く可能性が指摘されていたが2020年秋イベント『護衛せよ!船団輸送作戦【欧州編】』第2海域のみだが特効が確認された。
未実装艦
旧日本軍と交戦回数の多いアメリカ海軍ほどではないものの、英国艦娘の時報などからその存在が確認されている艦娘もいる。
駆逐艦
ケリー(K級駆逐艦)
ジャーヴィスの時報にて存在が確認されているK級の嚮導艦。消息は不明だが、リトル・レディは「大丈夫、いつか会える」と漏らしている。
基本的にJ級もK級も建造年度で分けられているだけで、共通構造となっている。
その他
日本海軍はイギリス海軍を手本としており、建艦に関してもイギリス企業に新造艦を発注して技術を学ぶ姿勢が続いていた。
実装艦におけるイギリス製日本艦は2018年8月4日現在金剛がおり、彼女もまたティータイムなどのイギリス文化に大きく影響を受けている。
ただし、彼女は日本海軍にのみ所属していた(第一次世界大戦中に姉妹艦ともどもイギリス海軍から貸してほしいと要請された事はあったが、日本側はこれを拒否しており実現しなかった)ため、ブリティッシュ艦娘としては見なされない……かもしれない。
また、フランス海軍においても、北アフリカに展開していた部隊に関してはトーチ作戦(米英によるモロッコ・アルジェリア方面上陸作戦)を経てヴィシー・フランス海軍からイギリス海軍指揮下に入るものが幾らかあった。艦これに実装されているフランス艦ではリシュリューがこれに該当する。
また、期間限定海域「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」ではNPCの友軍艦隊が特定海域のボス戦の夜戦突入時に援護攻撃するのだが、上記の関係からブリティッシュ艦娘が援護に駆け付けるパターンにおいてはリシュリューも含めたイギリス海軍指揮下にいた艦の編成となっている。
コンプティーク2017年10月号ではウォースパイト・アークロイヤル・金剛の3人が表紙を担当。「英国生まれの三人娘!」と謳われていた。日本所属という事で和装ベースの金剛だが、もし英国所属だったらウォースパイトやアークロイヤルのような衣装になっていたのだろうか?
2019年11月28日に2019年10月戦果上位褒賞として【紅茶の国で開発された中口径主砲】である「6inch連装速射砲 Mk.XXI」。装備の説明文に「紅茶の国の軽巡クラスや、オーストラリア海軍に移籍した同国建造の艦艇などの主兵装として運用され(説明文より抜粋)」と解説されている。ただしその後に続く文に「ABDA艦隊の一翼」「南方作戦を展開中の日本艦隊を迎撃したオーストラリア海軍の軽巡」とあり装備妖精も「コアラ」を背負っているので「オーストラリア海軍」からの実装となる。ただしオーストラリアはイギリス連邦加盟国である為英国艦への補正も期待されたが、船体が大きいシェフィールドには逆に小さい性か補正はつかなかった
関連イラスト
関連タグ
・戦艦娘
・空母娘
・駆逐艦娘
オージー艦娘・・・オーストラリアの軍艦がモチーフの艦娘。2019年12月現在実装されている艦(軽巡洋艦パース)はイギリスからオーストラリアが購入している。コニシ氏デザインでは無い為英国艦とはカウントされていない。
ゲルマン艦娘・・・ドイツの軍艦がモチーフの艦娘達。
イタリアン艦娘・・・イタリアの軍艦がモチーフの艦娘達。
アメリ艦娘・・・アメリカの軍艦をモチーフにした艦娘。
フレンチ艦娘・・・フランスの軍艦をモチーフにした艦娘。
コサック艦娘・・・ロシアの軍艦をモチーフにした艦娘。
スウェディッシュ艦娘・・・スウェーデンの軍艦をモチーフにした艦娘。
ダッチ艦娘・・・オランダの軍艦をモチーフにした艦娘。
金剛型:1番艦「金剛」が英国で建造されており、これを手本に2番艦「比叡」以降は国内で建造された為、英国艦とはカウントされないが英国製の装備を搭載した際に装備ボーナスが得られる等に補正が付加されている
妙高/高雄:編入こそされていないものの、賠償艦としてイギリスに引き渡され、マラッカ海峡にて海没処分となった
福江:こちらも賠償艦としてイギリスに引き渡され、シンガポールで解体された。