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ワン・フォー・オールの編集履歴

2021-05-25 16:00:05 バージョン

ワン・フォー・オール

わんふぉーおーる

ワン・フォー・オールとは、堀越耕平原作のマンガ『僕のヒーローアカデミア』の用語。 通常は同作品の主人公である緑谷出久、及びその師匠であるオールマイトの使用する特殊能力である『個性』の事を差すが、此処では初代使用者についても明記する。

「一人が力を培い、その力を一人渡し、また培いその次へ…そうやって救いを求める声と義勇の心が紡いできた力の結晶だ」


概要

僕のヒーローアカデミア』に登場する『個性』の一つ。

その能力は、『力をストックし、別の人間に譲渡する』。略称は"OFA"。

より詳しく説明すれば、自身がストックした力を別の人間に継承させ、更にその人間が力をストックしてまた別の人間にその力を譲渡する、これを繰り返すことでこの『個性』と個性を継承した人間を強化していく、という能力。


受け継がれてきた超パワー

能力の効果自体は純粋な身体能力の強化であり、スピードやパワーと言った筋力が爆発的に強化されるという単純なものであるが、『拳の一振りで天候を変える』『ジャンプだけで高層ビルを飛び越える』など、強力な上に応用性が高く、液状化する敵や衝撃を吸収する敵などのパワー系が苦手とする能力を相手にしても力技で切り抜けるなど、作中でも破格の威力を持つ『個性』。力尽くで『ショック吸収』を無効化する様を見た切島は、「究極の脳筋」と称した。

  

しかし、その本質は『能力を育て上げて次世代に渡す』ことにあり、その性質上、二代目よりも三代目、三代目よりも四代目が強く成る個性であり、現在の継承者は九代目である緑谷出久


また、この『個性』は別の『個性』を持っていても受け取ることが可能であり、実際七代目の継承者である志村菜奈は"OFA"以外の『個性』を持ち、オールマイトはもしも轟焦凍がこの『個性』を受け継いだ場合、『半冷半燃』に加えて"OFA"の身体強化能力を併用出来ていたと語っている。

現在の所、作中で『個性』を複数使用することができる人間はの『個性』の両方をそれぞれ併せ持つ轟焦凍、『コピー』の『個性』を持つ物間寧人と、『変身』の『個性』を持つトガヒミコ、『個性』を奪う『個性』を持つオール・フォー・ワンの四名だけであり、この面から考えても、この『個性』の強力さが伺える。

尚、敵連合によって『個性』を複数植え付けられた改人脳無の多くは、その影響で知性を失っており、本来複数の個性を同時に所有するのは相当にリスクの高い物である事が作中で明言・明示されているが、"OFA"の場合そう言ったデメリットが無いところも地味に強力なところである。『洗脳』や『幻覚』などによって、本人の意図などと関係なしに受け渡しが起きるリスクは捨てきれないものの、洗脳に関しては持ち主が根が善良で思慮もある人物だったため、幾らかリスクは軽減している。


受け取る者のリスク

上記の様に、拒否反応も無く受け継がれ、次世代になればなるほど強く成っていく『個性』ではあるが、その分リスクも大きく、『鍛え上げられた肉体が無ければ、個性の力に耐えきれず身体が爆散する』『たとえ鍛え上げられた肉体を持っていても、使いこなせなければ個性によって身体が内側からダメージを受ける』など、自在に使いこなす為には常に鍛錬と修練が必要とされる『個性』でもある。

実際、主人公の出久は戦闘の度に深いダメージを負うことが多かったが、これは敵から受けるダメージよりも、出久の肉体が"OFA"の出力に耐え切れなかったことの方が多く、特に前腕部に受けたダメージは深刻で、医者からは「今後も同じ事態が起こり続ければ、日常生活が送れなくなる」とまで言われるほど。

しかし後に、この『個性』にはある重大なリスクが存在していることが発覚する。

これは継承者の項目にも後述する。尚、305話のネタバレもあるため、閲覧注意。


また「譲渡する」という特性上、これだけの力を秘めた個性が悪人の手に渡ることも起こり得る為、"OFA"の継承者は先代継承者から「『個性』の内容を秘密にする」ことを約束させられる。

現状、AFO・歴代"OFA"所持者以外で"OFA"が譲渡可能な個性ということを知っているのは根津校長リカバリーガールグラントリノサー・ナイトアイ爆豪勝己等数名に限られる。


譲渡

"OFA"の譲渡条件は、元から持っている『個性』の使用者が、『継承させたい人に『個性』を譲りたいと思いながら遺伝子の一部を摂取させること』であり、強制的に受け取らせることはできても、受取りを拒否することは出来ない。

その気が無ければ遺伝子を摂取されても問題ないが、人質や心を操る個性の使用によっては、『個性』を奪われることも十分に考えられる為、オールマイトはヒーロー活動中は徹底した秘密主義を貫いた。


また、この『個性』は譲渡されたからと言って、譲渡した人間からすぐに『個性』が無くなるわけではなく、譲渡した人間にもある程度は"OFA"の能力が残り、使用することができる。

実際、オールマイトは出久に『個性』を譲渡した後も、暫くはヒーロー活動に従事し、お互いに全盛期では無かったとは言え、ごくわずかに残った"OFA"の力だけでもオール・フォー・ワンと互角の戦いを繰り広げた。

また映画二作目では、圧倒的な窮地を打破するべくこの特性を活用するシーンがある。


ルーツ

八代目継承者であるオールマイトによれば、元々、この個性は『力をストックする個性』と、『個性を与える個性』という二つの個性の力が混じり合ってできたものであり、元から存在していた個性では無かった。

この『個性』が誕生した経緯には、超常黎明期と呼ばれる時代から暗躍していたAFOという巨大なヴィランの存在がある。


超常黎明期のオール・フォー・ワン

AFOは、『個性を奪う個性』によって、人類に『個性』が次々と発現したことで社会秩序が崩壊し、混沌とした時代の中で、時に『個性』を奪い、時に人々が望む『個性』を与えることで、いち早く混乱した日本の秩序を回復させることに成功した。

その反面、人々を自分の手駒となる様に洗脳し、恐怖で人々を支配することで悪のカリスマとして裏社会に君臨した。

そんなAFOに対して、真っ向から対立したのが彼と血を分けた実の弟であった。


反抗の末に与えられた力、そして完成した力

虚弱な上に『無個性』と見なされていたAFOの弟は、兄の所業に心を痛めながらも常に対立する姿勢を貫いたが、兄であるAFOの方は「愚かな弟」と言いながらも自分の仲間に引き入れる為に八方手を尽くした末に、弟に『力をストックする個性』を与えることにする。

そこでAFOの弟は、自分がそれ単体では役に立たない『個性を与える個性』を持っていることを知り、更に兄から与えられた『個性』と混じったことで、『個性を育て上げ、譲渡する個性』が完成したことを悟る。

これが『ワン・フォー・オール』初代の誕生である。


これ以降、この個性『ワン・フォー・オール』は歴代の継承者の手に渡り、強化されて行くことで、遂に八代目の継承者『オールマイト』の手によってAFOの牙を打ち砕くまでに成長する。


初代使用者及び、歴代継承者。

初出は雄英体育祭

時折、出久の意識に現れるイメージ。

このイメージは雄英体育祭ガチバトルトーナメント1回戦心操戦で出久が操られた際に現れたのが最初で、出久はオールマイトを含む複数の人間のイメージが脳裏に出現し、一時的に操られている体を食い止めた。

出久はこの時、"OFA"には歴代継承者の意志が残っているのでは?と推測したが、当初オールマイトはこれを否定し、「あくまでも精神的なイメージの一つ」としたが、その直後にリカバリーガールから「アンタも居たってね」と意味深に言われたことから、オールマイトの言葉が真実ではないことが示唆されていた。

しかし、意志の残留に関してはオールマイトもつかみきれてない部分があるらしく、後述の夢に関しては、"OFA"に対し警戒とも危惧ともつかない感情を抱いたような素振りを見せている。


二度目の邂逅は秋の夢

193話にて、出久の夢という形で、初代の"OFA"の記憶が宿っている事。そして、そこに初代の明確な意志が宿っている事が分かった。


出久の夢という形で出現した初代の意志は、かつてあったAFOとのやり取りの記憶と、オールマイトを含む歴代継承者のイメージを出久に見せる。


黎明期の兄弟

自身の『個性』の力を使い、『個性』に苦しむ人々を誘惑するAFOは、やがて人々から篤い支持を受け、遂には自身の手を汚さずに自分に反対する人間を殺し、裏社会を支配するようになる。


お前のいう『世界』とは何だ?弟よ。おまえは何が見えている?僕は『人』を見て『人』の為に力を行使している


そう語り掛けるAFOに、初代"OFA"は断固として抵抗する。


異能は私利私欲のために使うべきじゃない。アンタは自分を満たすことしか考えていない!


『個性』による犯罪や暴力を振るい、巨大な組織を纏めていくAFOは「人の形を失ったこの世界に、僕ならば秩序を齎せる」というAFOに、初代"OFA"は「心の隙に付け入ることの何が秩序だ」と真っ向から否定し、二人の意見は平行線をたどる。


そんな中、AFOは自身を中心として『秩序』を創り上げていきながらも、弟である初代"OFA"は絶対に敵対の姿勢を崩さず、其の小さな抵抗は常にAFOの信奉者たちによって阻止され、遂に彼はビルの中の一室に監禁される様になる。

それでも、一切の食事を拒否して最後まで抵抗を続ける初代"OFA"に対して、AFOは弟への歪んだ愛情を向けつつ「コミックの世界が現実化したようだ。唯一の肉親であるお前とまた、共に過ごしたい」と揺さぶりをかけるが、そんな兄を弟は突き放す。


あのコミックの続きを知っているか?ヒーローは、魔王の所行に悩み苦しみながらもそれで立ち上がり、最後には魔王を倒す。兄さん、悪者は最後に倒されるんだ


やがて、どうしても自分に屈しない弟の姿に兄は業を煮やし、遂に衰弱した初代"OFA"でも使いこなせる『個性』を見つけ、それを彼に無理矢理与えた。

"OFA"は「弟も"力のある存在"として一緒に世界を統べてほしい」と願った兄の歪んだ愛情の産物だったことが真相である。


邂逅、警鐘、覚醒

そこまでの記憶を出久に見せた初代"OFA"は、まだ出久が20%しか"OFA"を使いこなせていないことを憂い、警告を告げる。

どうやら危険な状況、特異点』を過ぎてしまっているらしい。出久の身を案じた初代はそれでも、「君は一人じゃない」と出久を励まし、何らかの力を目覚めさせる。


この時の初代のイメージと、出久のイメージは、身体の一部に同じように黒い靄がかったものに覆われたものであり、出久の"OFA"の使用率と、初代との意思疎通の関係性が示唆されており、出久が"OFA"を使いこなせるようになればなるほど、初代との意思疎通が行えるようになることが暗示されている。


また、この時の夢の中では歴代継承者の内2人だけが暗くなって明示されておらず、彼等もまた、出久の"OFA"の使用率が上がることでその姿が明らかになるであろうことと、これからの物語に深く関わる重要人物であろうことが予想される。


そして、彼らの夢を見て目覚めた出久は、『個性』を暴発させると同時に(暴発の騒ぎで夜中に起こされ、部屋まで文句と忠告を言いに来た青山と共に)その右腕に不思議な痣とも模様ともつかないものが浮かんでいるのを目撃する。


新たな力と、歴代継承者の意志

出久はA組・B組合同戦闘訓練の際に、普通科からヒーロー科への転向試験を受けた心操と再戦する事になるが、そこで"OFA"は謎の暴走を起こす。

今までの"OFA"とは違い、突如として出久の右腕からは謎の黒い物質が噴き出し、その物質が触手状となって出久の意思を無視した破壊力を発揮。出久の意思を無視して暴れ回ってしまう事態になる。


今までの"OFA"とは明らかにかけ離れたこの現象に、出久は対戦相手のB組に警告を発しながら"OFA"の暴走を止めようと必死になるが、オールマイト以外の人間からはそもそも異常事態が起こっているとも認識されず、"OFA"の暴走は止まらずに心身ともに出久を追い詰めていく。

そんな中、その場で一人出久の異常に気付いたお茶子が咄嗟に暴走を抑え、心操に出久を敢えて操らせる事でこの場を収めようとし、それを察した出久も心操に操られる。

そうして出久が意識を失った中で、歴代継承者の一人である鋲の打ち込まれた黒い革ジャンを着たスキンヘッドの男が出久の前に現れ、"OFA"の暴走に振り回される出久を強く叱咤する。


「その力はもう雑念マシマシで使っていいものじゃない」


そう言いつつも現れた男は、出久に"OFA"には歴代継承者の個性の因子がわずかに混じり、それが出久の意志によって発現したことを教える。

更に男は、"OFA"の能力によって、"OFA"に混じっている個性が強化されている事実と、これから出久に六つの個性が発現することを伝える。


そう言うと男は、これからは『個性』を使う為に心を制することの重大さを告げ、出久の意識が戻ると同時にその姿を徐々に消していく。


「頑張れば大概何とかなる。俺達がついてる」


そんな中、男は出久に激励を送りながら、出久が『ワン・フォー・オールを完遂する』ことを託して消えていく。


こうして、初めて初代"OFA"以外の歴代継承者が話した事で、"OFA"には歴代継承者の明確な意思が残っている事が確定したと同時に、それが何かの事態に備えて動き出した事が暗示された。


強まる力と高まる危険性

こうして、過去の継承者の口によって、"OFA"は『個性』持ちであった過去の歴代継承者の『個性』の強化版を使えることが確定した。

それだけでなく、"OFA"の持つ特性である「『力』を強化する「個性」」の力が、純粋な身体能力だけでなく、歴代継承者の『個性』を受け継ぎ、さらに強化する能力であることが分かった。

そして"OFA"の力の真価が発覚したことで出久は現在今までの身体強化能力に加えて、六つの個性を使用することの出来る個性複数使用者になる。


しかし、新たな『個性』である『黒鞭』が発動した時、一度目の使用の際には出久の意思を無視して暴走を行い、継承者からの忠告によって心を制御して多少扱うことができた状態でも、現状20%しか"OFA"を使用できない出久では一瞬しか使用できずにおり、他の個性がどういう個性でどういうタイミングで発動するかは分からない上に暴走の危険性もある。


また、『黒鞭』の『個性』の持ち主は「最初に発現したのが俺で良かった」と語っており、その口ぶりから他の『個性』の中には、途轍もない破壊力やとんでもない副作用が発生するような『個性』がある可能性も示唆されている。

出久自身、『個性』の複数使用は"OFA"の出力100%を超えた先にあるものであると自覚しており、『個性』の複数使用は純粋な利益だけではない。


分かりやすく言えば「たたかう」のコマンドだけで戦えるようになって初めて使えるようになるスキルが情報開示された状態であり、これまで同様"OFA"を制御するため地力をつける事に集中するのは変わっていないのである。

もっとも、この個性の複数所持が、出久や味方にばかりトラブルを起こす迷惑要素とはいいきれない部分があり(形はどうあれ)敵対者からの洗脳などをある程度撥ね退けられる疑似耐性として働くこともある模様。



最新話のネタバレを含む



歴代継承者と『個性』

オールマイトによって歴代継承者の『個性』が調べられたことで、ある程度これから"OFA"を通して発現するであろう『個性』が分かるようになった。

ただし、劇中で言及されているのはオールマイトの師匠であった七代目と、『黒鞭』の元の所有者であった五代目のみであり、二代目と三代目に関してはオールマイトでも調べきれなかった為に、不明のままである。

歴代継承者は爆豪曰く「どれも弱い『個性』」の持ち主と言われているが、これは元々強い『個性』を持つ人間はAFOが獲物として狩っていた為であり、オールマイトはそのことを指して「選ばれた者ではなく、ただ託され、託した者たち」と呼んだ。

事実、六代目も歴代継承者の個性は殆どがそれ単体では決定打にならないと言っている。それ故に緑谷には自身らの個性を「道具」と考えるよう助言した。

また、歴代継承者は短命であったこともその時に明示された。

爆豪が尚歴代継承者の事を記したノートを見た時に、詳しく調べられなかった二代目と三代目を除いた中で、何故か四代目に関しては記述が中途半端になっていた事実を後になってオールマイトへ言い、爆豪はオールマイト自身が"OFA"について何か気づいた事があるのではないかと問い詰めた。


その後、305話にて四代目の死因とオールマイトが気づいたОFAの新たな真実が告げられる。


それは、四代目の死因が老衰であったという事。

しかし、その四代目が死亡した際の年齢は40歳と言う若さであり、明らかに老衰と言うのは不自然であった。

そして、四代目はワン・フォー・オール継承者の中では、18年間能力を保持し続けており、オールマイトに次ぐ長期間の能力保持者で、オールマイトはその年齢を超える40年間も能力を保持し続けていた。

そして、出久が"OFA"を引き継いだことで、継承者同士の意識がより明確になり始めたこともあり、オールマイトを含む過去の継承者によって一つの仮説が立てられる。


それは、"OFA"を継承できる人間は、「無個性」であること


四代目が何故老衰死したのか。それは、既に個性を持った身体に、複数の個性を内包している"OFA"を新たに継承することは、本来持つ身体の許容量を超えてしまい、所持し続けるだけでそのまま生命を削り続ける行為だったのである。

つまり、"OFA"の持つ『個性』複数所持は、脳無同様にハイリスク・ハイリターンの行為であり、『個性』を持つことがごく当然の世の中となった世界の中においては、『個性』を持っている『普通の人』が"OFA"を継承することは、それだけで寿命を削る行為だったのである。四代目の時よりも『個性』が多く更に"OFA"が強力になっているため、今の"OFA"は『個性』を持つ普通の人間には扱うことの出来なくなってしまっている状態となっている。

しかし、例外として、『個性』を持たない出久やオールマイトの様な『無個性』の人間が"OFA"を継承した場合は、"OFA"そのものが『個性』となるため、身体の許容量に収まるのでそのリスクと負荷を無効化できるのであった。しかし第五世代の今では『無個性』の人間はもはや絶滅危惧種になっており、出久のように『無個性』の人間で尚且つ力を求める人間が現れない限り、出久から新たに"OFA"を別の人物に継承させるのは不可能なため、夢の中で五代目の意識は出久へ「お前が最後の継承者になるかもしれない」と伝えた。


歴代継承者一覧

継承順継承者名個性"個性"の詳細
初代 死柄木与一
  • AFOの弟
ワン・フォー・オール元々持っていた『"個性"を与える個性』と与えられた『力をストックする"個性"』が合わさってできた『"個性"を育て上げ、譲渡する"個性"』。
二代目記録なし--
三代目記録なし発勁-
四代目四ノ森避影危機感知危機に際し文字どおり警鐘を鳴らす。
五代目ラリアット / 万縄大悟郎黒鞭発動者が『掴みたい』・『捕まえたい』と思うことで腕から黒い触手状の物質が出現して遠くの物体を掴み取ることができる。
六代目
  • 名前の一部のみ判明
煙幕体から煙を発する。視界を絞り、攻撃の誘導や撤退時に効果を発揮する。
七代目志村菜奈浮遊空中移動ができる。
八代目オールマイト / 八木俊典無個性-
九代目デク / 緑谷出久無個性-

また、劇場版第2作にてある人物も"OFA"を使用しているが、"OFA"の意思によって一時的に譲渡されただけである為、正当な継承者では無い。しいていうならば、9.5代目と言ったところか。


原義

One for all, all for one

訳:一人は万人のために、万人は一人のために

  一人は皆のために、皆は一人のために

Unus pro omnibus, omnes pro uno(ウヌス・プロ・オムニブス、オムネス・プロ・ウノ)というラテン語の成句の英訳である。

日本においては、One for all, all for oneが、ラグビーフットボールのチームワークの精神を表すものとして頻繁に取り上げられる。

しかし、古今東西、世界各地で類似のフレーズが存在している。


最古の記録

  • 古い記録では1618年のボヘミアのカトリックプロテスタントの両集団の指導者の集まりにおけるものが有名で、プロテスタントの指導者が下記の内容の手紙を決然と読み上げた。
    • 「彼ら(カトリック勢力)がまた我らに対する処置を断行しようとするゆえに、ここに我らは以下のごとく相互の合意の形成に至った。すなわち、生命、肉体、名誉、繁栄の喪失をいとわず、我らはここに、一人は皆のために、皆は一人のためにとの気概を以て確固と立ち上がったのである。我らは誰にこびへつらうことはない。それどころか我らはすべての困難に対して、できうる限り、相互を助け守るものである」

スイスの標語

  • スイスにおいて、憲法や法律による公式の標語は制定されてないものの伝統的な標語となっており、スイスの4つの公用語で表記され19世紀に広く使用されるようになった。1868年の秋の嵐がスイスアルプスの広範囲に洪水をもたらした後、当局はこのスローガンの下での救援キャンペーンを開始し、当時まだ若い国家であったスイスの国民の義務感、連帯感、そして国家的統一を呼び起こすために、意図的にこの成句を利用した。
    • ドイツ語: Einer für alle, alle für einen
    • フランス語: un pour tous, tous pour un
    • イタリア語: Uno per tutti, tutti per uno
    • ロマンシュ語: In per tuts, tuts per in

三銃士のフレーズ


相互補助の精神

  • ドイツの保険学者アルフレッド・マーネス(1877-1963)が引用した有名な言葉であり相互扶助の精神を説いた。
  • 日本戦国武将石田三成(1560-1600)の旗印に「大一大万大吉」があり、この意味は「一人が万民のために、万民が一人のために尽くせば太平の世が訪れる」というもの。(ただしこれは本人がそう言う意味で使ったと言う証拠はなく後世で意味をそう言う風に解釈したもので、そのような意味では無かったとも言われている。武家社会の「義」などもそうだが意味が全く違って使われていた時代で有る為)

余談

現在判明している歴代継承者の氏名の一部には、それぞれの歴代数を表すものがある。

歴代数氏名備考
初代死柄木与
二代目
三代目
四代目ノ森避影
五代目万縄大「悟」の字の一部に「五」が含まれている
六代目
七代目志村菜奈「菜奈」→「なな」→「七」
八代目木俊典
九代目緑谷出「久」→「く」→「九」

関連タグ

僕のヒーローアカデミア OFA組

死柄木与一(初代)→不明(二代目)→不明(三代目)→四ノ森避影(四代目)→ラリアット / 万縄大悟郎(五代目)→煙(六代目)→志村菜奈(七代目)→オールマイト / 八木俊典(八代目)→デク / 緑谷出久(九代目)

根津校長 リカバリーガール グラントリノ サー・ナイトアイ 爆豪勝己

オール・フォー・ワン


カインとアベル:誕生のきっかけを作った兄弟の経緯が一部共通している。

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