聖剣伝説LOM
せいけんでんせつれじぇんどおぶまな
キミのイメージが力になる
君の言葉が世界になる
信じるだけでいい
概要
聖剣伝説シリーズ外伝。
「ファ・ディール」と呼ばれる世界の一地方が舞台となっている。
代表的なシステムとして、「ランドメイクシステム」という、何も無いワールドマップ上にプレイヤー自身でオブジェクト(アーティファクト)を配置し、箱庭のように世界を構築していくシステムが印象的。主人公は男女の二択。
実際に、天野シロによる漫画版では、トトが机の引き出しの中で作っている箱庭が見られる。その時に置いてあるアイテムはゲームと同じものが置かれている。
従来の『聖剣伝説』シリーズではこれまで『FF』や『DQ』のような一本道のシナリオであったが、今作では『Sa・Ga』シリーズのようなフリーシナリオシステムを採用。
各イベントは1話完結の形を取り、それらのイベントが複数の大ストーリーに内包されている構成となっている(短編集をゲームにした感じである)。
また1回の戦闘でHPが全回復するなどどことなく『Sa・Ga』シリーズのシステムを受け継いでいる面がある。
このため、それまでの聖剣伝説ファンには不評な部分もあるが、単純に単体のゲームとして見れば評価は高い。
特に幻想的・哲学的な世界観が特徴で未だ根強いファンをもつ。
攻略本のアルティマニアの本文と、亀岡慎一氏の描いた表紙の出来も素晴らしい。
2021年6月24日、HDリマスター版が発売。
公式サイトによると以下の追加要素がある。
ポケットステーションで遊べた『リング・りんぐ・ランド』がゲーム内実装。
BGMも一部アレンジ(アレンジ、オリジナルの切替可能)。
ギャラリーモードとミュージックモードが追加。
メモリーカード内に他ゲームのセーブデータ※があった場合の要素が開放。
シリーズ30周年記念生放送にて、本作のアニメ化が発表された。
タイトルは『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop crystal-』
タイトルの長さ故タグもかなり分散してしまっているが、「LOM」が一番ヒット数が多い。
シナリオ
フリーシナリオで、全68イベントそれぞれが1話完結の体裁を為している。
キャラクター
その他
ランド
右側の【AF:】はアーティファクト名
- マイホーム【AF:ポスト】
- ドミナの町【AF:積み木の町】
- 断崖の町ガト【AF:炎】
- 月夜の町ロア【AF:蛍袋のランプ】
- 港町ポルポタ【AF:さびたイカリ】
- 魔法都市ジオ【AF:魔導書】
- リュオン街道【AF:車輪】
- メキブの洞窟【AF:ヒスイの卵】
- キルマ湖【AF:石の目玉】
- ジャングル【AF:獣王のメダル】
- デュマ砂漠【AF:砂バラ】
- 奈落【AF:震える銀さじ】
- ミンダス遺跡【AF:数秘術の石板】
- マドラ海岸【AF:サンゴの燭台】
- ゴミ山【AF:壊れた人形】
- ノルン山脈【AF:骨のカンテラ】
- レイリスの塔【AF:月読の鏡】
- 骨の城【AF:竜骨】
- ウルカン鉱山【AF:瓶詰の精霊】
- フィーグ雪原【AF:とけない心】
- 白の森【AF:滴る緑の杖】
- 海賊船バルド【AF:海賊のカギ爪】
- 果樹園【AF:黄金の種】
- 煌めきの都市【AF:玉石の王灼】
- ルシェイメア【AF:愛のブローチ】
- 焔城【AF:なし※】
- マナの聖域【AF:マナの剣】
※ イベント「真紅なる竜帝」時、奈落が変化