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紺野純子の編集履歴2021/07/08 22:21:33 版
編集者:八雲
編集内容:呼称の変更
センシティブな作品

プロフィール

名前紺野純子
生年月日1964年9月2日
没年月日1983年12月9日
享年享年19歳
血液型A型
身長155cm
体重40kg
スリーサイズB80/W55/H84(Bカップ)
趣味釣り、ヨガピアノ
好きな食べ物納豆、和食
嫌いな食べ物トマト、レバー
好きな色
CV河瀬茉希

※スマホ版公式サイトでは12月6日と表記されているが、恐らく誤植だと思われる。

概要

フランシュシュのメンバー。ゾンビィ4号。

1980年代、アイドルブームの火付け役となった伝説の昭和アイドルであり、初の九州ツアーのため飛行機で佐賀に向かっている最中の墜落事故で死亡した。

ゾンビィとして覚醒した当初はフランシュシュの活動を否定的に見ており、水野愛とは別に屋敷を脱走し東京へ戻ろうとしていた。

しかし、伝説的美少女アイドルだったはずの自分の姿を見た通行人の男たちが感激どころか恐怖するさまを目の当たりにし、警察官Aからは発砲までされたことで、ゾンビが一般社会になじめないことを思い知らされるとしぶしぶ舞い戻る。

その後もほとんど練習しない状態でセカンドライブに臨むが、源さくらがやけっぱちのラップで叱咤したことには心を動かされていた模様。その後も必死で練習に打ち込むメンバーたちの熱意を見て、心を開いていく。

人物像

公式サイトによれば享年19歳だが、セーラー服を着ている(当初は21歳とされたが、その後19歳に変更された。おそらく設定ミスと思われる。それでもメンバーの中では二番目に年長)。学校が堀越ではなかったのか?

髪の毛は白髪で後ろで2つに束ねており、瞳も銀色で全体的に線が細い印象を与える。他のゾンビィメンバーに比べてつぎはぎが非常に多いことが特徴で、顔や首筋、脚に至るまでつぎはぎだらけで、左右の手の色も違う。

センシティブな作品

これは先述の飛行機事故にて、原形を留めない状態で逝去したことに起因すると思われる。

事故との関係は不明だがゾンビィになっても乗り物酔いしやすい体質であり、第9話では車酔いを起こしていた。

また、ジメジメとしたところに長く居ると、昭和期のマンガ表現の如く体にキノコが生えてしまう。

芸能生活が長いためか、常に敬語で話す礼儀正しい女性。

昭和アイドルらしく、歌唱力はメンバー中随一。歌声は話すトーンとは異なり、かなり低く力強い。サガロックの際には、本番前日のたった一晩で歌と振りを完全にマスターしているなど、努力家タイプの愛とは対照的に天才型であることが伺える。一方でソロ歌唱主体だったためダンスは少し苦手らしい。

また、「趣味:ピアノ」と書いてることからも分かる通り、楽器の演奏もお手のもので、かつて一世を風靡したヒット曲・「50と4つの忘れ物」では自らアコースティックギターを弾きながら歌唱し、死から10年近く経った時代を生きたさくらですら「CMで聴いたことある」と言わせるほど、根強い人気を誇っている。その他、二期4話では幸太郎のエレキギターを借りて本格ロック路線の曲を弾きこなしている (なお曲の終了と同時、ロックの衝動に身を任せデスボ絶叫と共にギターを破壊した)。

清純派アイドルを地でいく、控えめかつ内向的で、ところどころ自虐的な性格。引っ込み思案なきらいがあり、巽幸太郎の勢いに圧されたり、噛み癖のある山田たえを怖がってよく逃げ回っている(当のたえ自身は純子がお気に入り?なのか、そんな彼女をしょっちゅう追い回している)。飛行機事故の経験から、高所恐怖症に近い症状を患っている。

ちなみに、内向的な性格とは裏腹に脱走したり、幸太郎の言いつけを聞かず温泉に浸かりに行ったりするなど、思い切った時は大胆な行動に出る娘でもある。

一方でアイドル活動に対する姿勢は真摯で真面目。当初、フランシュシュの活動に対して否定的な視点を持っていたこともそれに起因しており、第3話で翌日にゲリラライブを行うと幸太郎に宣言された際は「自分はソロでしか活動したことがない」とグループ活動への不安を言及したほか、「アイドルは徹夜でどうにかなるものじゃない」「(中途半端に練習したものを)お客さんに見せるべきじゃない」「希望的観測はやめて、謙虚に1歩1歩進むべき」と、アイドル活動に対するプロとしての誇りともとれる発言を残している。なお平成のアイドルのスタンダードを作ったのは秋元康なのだが、彼が初めてプロデュースしたおニャン子クラブは、それまでのアイドルとあまりにも相反しているとして当時かなりのバッシングがあった。純子はおニャン子が現れた1985年を待たずに世を去っているため、平成のアイドル像との違いに戸惑うのは無理もないことである。

第5話で明かした、アイドル水泳大会系の番組にはどういう心持ちで出演していたのだろうか。

その後のゲリラライブも最初は参加せず見守るだけであったが、メンバーの熱意に打たれたのか歌詞を忘れたさくらを見かねて歌を引き継いで加わる。その後「今日のライブは散々だった」と言いつつも、「一人じゃないのも思ったより悪くなかった」と、同じく否定的な立ち位置を見せていた水野愛にこぼした。

「アイドル=ステージなどのファンとは違う場所に立つ、お茶の間の偶像的存在」

という昭和の考え方・矜持があるため、衣装やパフォーマンスのクォリティーに一番こだわりがある他、ファンとアイドルが極端にお近づきになる類のイベント (チェキ会など) には参加しない方針を貫いている。

そのことが原因で平成アイドルの考え方・矜持を持つ愛と激しく対立する一幕もあったが、巽から「誰かを笑顔にしたい」というアイドルの本質そのものは時代を経ても変わっていないことを説かれた上で、「無理に今の価値観に合わす必要なんてない。それをお前のキャラとすればいい」と諭され、サガロックを経て愛と和解している。サガロック以降はチェキ会に参加しない代わりに私生活ブロマイドが頒布されている(後述)。

なお、上記の考え方はアイドルを志す少女のそれと似通っているためなのか、さくらとは気が合い、一緒に行動することが多い他、唯一自分の死因を打ち明けている。

ジェネレーションギャップ

生きていた時代が1964~1983年と完全に昭和時代なため、昭和という時代全体を象徴する描写がふんだんにされるキャラである。アニメ本編ではライブ活動のことを「コンサート」、テレビを「ブラウン管」、一般家庭を「お茶の間」、チェキを「ポラロイド」と呼び、第6話では松田聖子の「渚のバルコニー」の歌詞そのまんまの背景を歩いたり、第7話では学生運動事件を彷彿とさせるバリケードを作って立て籠もりをしたり道路に大の字で立ちはだかって自動車を止めようとする当時のドラマのような演出があった。

視聴者やさくらたちと感覚を共有できる現代人でありながら、その感覚のズレから"タイムスリップ"的なジェネレーションギャップの数々を見せてくれるシチュエーションに、本作のゾンビ設定が活きているといえよう。これが前々世紀、120年以上前からやって来たゆうぎりになると、あまりに異世界過ぎて見るもの全てが初めて、という具合になってしまうのだが…。

pixivでもいろいろなジェネレーションギャップに関するイラスト・漫画が投稿されている。

ちなみに1964年生まれとは、もしも逝去しなければさくら・愛・リリィの3人のそれぞれの親と同世代でもおかしくなかったぐらい (2018年なら54歳) の生まれ年を意味している(本人曰く、「本当ならもうオバサン」)。また、1980年代前半に一世を風靡した実在の伝説の昭和のアイドルとは2歳違いである。

↑生存時の想像図

また、実質35年間も寝ていたせいで芸能界における憧れの先輩方や昭和の大スターの悲報・訃報をあられもない形の事後報告として知ることも多いようだ。

リアルでも人気No.1

第6話のチェキ会にて「アンタんとこ(純子の列)、一番多いのよ!?」と愛が発言していることからもわかるように、劇中でフランシュシュNo.1の人気を誇っているのは他ならぬ純子である。

そして、それは現実世界でも同じであり、アニメのキャラクターグッズが発売されれば真っ先に純子のグッズが売り切れ、感想まとめサイトで「Q. (チェキ会で)誰の列に並ぶ?」という投票が置かれればぶっちぎりの1位を獲得し(外部リンク)、そして何よりpixivにて投稿されているイラスト数がメンバーの中でぶっちぎりに多く、2018年11月28日現在でイラスト投稿数が他のメンバーに200近い差をつけている(なお、次点は主人公のさくらなので、彼女の人気っぷりは最早否定のしようがない)。

さすがお茶の間に夢を届けるためには努力を惜しまない伝説のアイドル…恐ろしい娘…

私生活ブロマイド

前述の通り、チェキ会参加を断る代わりに私生活の一幕を映したブロマイド販売が本編中では行われている。その中身は純子が雅に紅茶を嗜むものからたえに頭を齧られているものまで様々で、これで毎回完売するんだから彼女の人気は底知れないものなのだろう…

なお、私生活とは銘打っているがゾンビィ形態での撮影は当然NGのため、日中のメイクしている姿のみで寝間着姿はない。惜しいな…

余談

第7話では雷雨に怯えながらもステージを成功させたい一心で頑張る愛を救い、「大丈夫、私がフォローします」と前話のケンカ展開を嘘のように吹き飛ばしたが、純子が飛び出す直前に愛がほとんど歌えていなかったパートは本来純子のパートであり、純子の代わりに歌っていたことがBlu-ray特典の完全版および一期のベストアルバムよりわかった。

元々『アツクナレ』は愛と純子のソロがメインの曲であったが、6話での喧嘩以降、練習に参加せずキノコを育てていた純子のパートも愛が代わりに担うことになったのだろう。

しかし幸太郎から愛が落雷で死んだことを聞かされ、サガロックでも荒れると予想されることを知り、愛をフォローできるようわずかな時間で遅れを取り戻したのだろう。

努力型の愛と天才型の純子の対比と取ることもできる。

また、同じ第7話では幸太郎にドアの修理を命じられた際(壊したのは彼だが)、工具を使ってしっかりと修理していたため、これ以降某動画サイトでは作中で何かが壊れる度に幸太郎の台詞を引用して「純子、〇〇はお前が直しておけ」「〇〇は純子が直しておけ」など純子に修理を命じるコメントが流れるようになった。

ちなみに、第12話では7話でドアを修理した時に補強までしていたことを明かしている。

リベンジ1話では幸太郎の部屋のドアをピッキングして開けたり、人形作りのバイトをしていて人形の表情を描くなど手先が器用。

どんな航空事故に遭遇したのか?

なお、純子が事故死したと思われる日付に注目すると、1983年12月9日に(日本で)起きた航空事故は実在しない。ただし、1983年12月7日ならばスペインで起きたマドリード・バラハス空港衝突事故がある。この事故では、日本人34人を含む93人が亡くなる大惨事となった。

この他に近い年代だと、エンジンの誤操作(錯乱した機長によるエンジン逆噴射)で墜落した日本航空350便墜落事故(1982年2月9日)坂本九ら有名人も犠牲となった航空史上最悪の墜落事故である日本航空123便墜落事故(1985年8月12日)あたりが着想元になった可能性もある。

(後者2つの事故は直前のフライトで東京~福岡を飛んでいるため、タイミングが悪ければ福岡~佐賀県境付近に墜落というのもあり得た)

また佐賀・福岡県境にある脊振山では、過去3回も航空機の墜落事故が発生している。(1936年・1938年・1987年)

人称・口調・口癖・呼称(アニメ版準拠)

一人称 /> -わたし
二人称 /> -名前+さん
口調 /> -敬語常用でタメ口なし
口癖
  • 「もう死んでますけどね。」
呼称 /> -「名前+さん」

メンバー+αへの呼称

メンバー呼称と変遷
源さくらさくらさん
二階堂サキサキさん
水野愛愛さん
ゆうぎりゆうぎりさん
星川リリィリリィさん
山田たえたえさん
巽幸太郎巽さん

メンバー+αからの呼称

メンバー呼称と変遷
源さくら純子ちゃん
二階堂サキ純子
水野愛純子
ゆうぎり純子はん
星川リリィ純子ちゃん
山田たえ-
巽幸太郎純子

関連項目

ゾンビランドサガ フランシュシュ

ここの純子ちゃんのイケボ興奮する キノコ純子 伝説の昭和のアイドル

脱走ゾンビィ 温泉ゾンビィ ロリババア

純さく 純愛コンビ 純ぎり 純たえ 幸純

他作品

  • 星輝子:こちらもアイドルマスターシンデレラガールズに登場する架空のアイドル。「キノコ」、「ダウナー系」、「ステージ上では豹変する」など共通点が多い。2021年4月6日からのコラボでスターライトステージ徒花ネクロマンシーが実装された際、純子のパートは中の人繋がりではなくこちらにあてがわれた。

実在アイドル

  • 山口百恵:実在する伝説の昭和のアイドル。容姿と歌声のギャップから共通点を指摘されることがあり、実際に純子の歌声を聴いた楽曲プロデューサーがイメージモチーフとしたことが語られている。
  • 中森明菜:実在する伝説の昭和のアイドル。「ダウナー系」「歌唱ボイスはパワフル系」などキャラ的に共通点が多く、こちらは中の人である河瀬によりイメージモチーフとされていたとのこと。なお、1965年生まれで純子の年代的にはこちらが近い。
紺野純子の編集履歴2021/07/08 22:21:33 版
編集者:八雲
編集内容:呼称の変更
紺野純子の編集履歴2021/07/08 22:21:33 版