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ギルガザムネの編集履歴

2021-07-11 15:04:57 バージョン

ギルガザムネ

ぎるがざむね

アニメ『機甲戦記ドラグナー』に登場した「究極のメタルアーマー」。

スペック


  • 形式番号:YGMA-14
  • 頭頂高:28.3m
  • 運行自重:176.8t
  • 最大発進重量:299.7t
  • 重量比:0.801(ドライ)、1.698(CMP+A/B)
  • 動力:JTF-7M型 超小型核融合炉×2
  • 出力:50万ポンド(ドライ)、78ポンド(CMP)、アフターバーナー時28万ポイントプラス
  • 最大速度:1475ノーチカルマイル(2732Km)
  • CMP時間: MAX時47秒、回復時間CMP≦5、5秒~CMP=47~19秒
  • 武装
    • 100連装デュアルミサイルポッド(右肩アーマー裏)
    • 2連装デュアルミサイルポッド(左腕籠手)
    • 75mm自動砲KDA44型(胸部に16基内装)
    • SIM-96型MLCミサイル「対艦ミサイル」(股間)
    • 白兵戦用ハイブリッドブロードサーベル
  • 装甲:シモールB型パッシブ装甲(厚さMAX375mm)
  • 探知装置:イメージセンサーASV2M型、重力場感知システム GLV4型
  • 開発者:ギガノス軍秘密工場
  • 所属:統一帝国ギガノス軍
  • 搭乗者:グン・ジェムハイデルネッケンドルチェノフ

本来はギルガザムネの標準武装ではなかったが、グン・ジェムが搭乗する際に専用サイズの青竜刀を要望し、その後正式採用された模様。なおドルチェノフ機は青竜刀ではなく長刀を装備。その切れ味はドラグナーカスタムをも両断する。



概要

ギガノス軍が中国の秘密工場で完成させた巨大メタルアーマー(MA)。

それまでのMAとは全く異なるイメージの機体。外見は鎧武者を思わせるもので、そして単機で部隊どころか基地すらも殲滅させることが可能なほどの火器を満載している。特に巡航ミサイルは10㎞四方を丸焼きにすると、世界観を間違えているとしか思えない代物である。かどうかは不明。

カラーリングは1号機(グン・ジェム)が金色、2号機(ハイデルネッケン)並びに量産機が、ドルチェノフ専用機がとなっている。


機体そのものも28mとMAとしては巨大な体躯で、他のMAと比べるとまるで子供大人程も違う。フォルグユニット(飛行ユニット)も申し訳程度に背部にへばりついているように見えるが、機体各所に備えられたスラスターと思考コントロールシステムにより、見かけによらず素早い動きをする。至近距離であれば敵MAの後ろに一瞬で回り込む事も可能。グン・ジェムが使用した際には光子バズーカ(要するに光速)2門による攻撃を闘牛士のように躱す程の俊敏さを見せた。

思考コントロールシステムは機体と人間を直接リンクさせるシステムで、操縦者の思考をダイレクトに機体に伝え、機体の操作はメタルアーマー自身に行わせるという、ある意味「人機融合」とも言えるものである。

正にギガノス軍最強にして究極のMAである……完成さえしていれば


ギルガザムネは急遽投入された為に脳波システムが未完成であり、操縦者の脳波に強い負担を掛けてしまい、最悪の場合精神崩壊に至ってしまう。つまりは機体性能に技術が追い付いていないのである。実際、テストパイロットは僅か5分で発狂して心肺停止に陥り、グン・ジェムは1度目は同士討ち、2度目は脳の使い過ぎで焦点を合わせられず戦死の原因となった。

また、搭載しているセンサーには致命的な欠陥があり、重なった目標を認識できない。


劇中での活躍

グン・ジェム編

ギルガザムネ

ドラグナーとの戦いでゴル大尉ガナン大尉を失い、復讐に燃えるグン・ジェム大佐が秘密工場で試作された機体に強引に乗り込み発進させる。しかし思考コントロールシステムの欠陥によって狂乱状態に陥ってしまい、味方であるはずのジンが駆るスタークダウツェンを斬り付け殺害してしまう。

その後、工場爆破に向かったドラグナーと交戦し、核爆発に巻き込まれて左腕を欠損(むしろその位で済んだ事がヤバく、D-1は何とか脱出できたが直撃していた場合は間違いなく大破していた)、本来の性能を発揮する事が出来ないまま、青竜刀を見切ったドラグナー隊によって撃破される。


ハイデルネッケン

その直後、増加生産された機体にハイデルネッケン少佐が搭乗し、ドラグナーに戦いを挑む。思考コントロールシステムの欠陥は、5分間の制御システムを組み込む事で解決しているが、インターバルタイム中は性能が落ち、まともに戦闘を行う事も不可能になる。そして前掲のセンサーの欠陥をドラグナー隊に突かれ、こちらもあえなく撃破される。


ドルチェノフ編

ギルガザムネ ドルチェノフ将軍ver.

ギガノス機動要塞での最終決戦ではドルチェノフが搭乗し、マイヨ達を追い詰めるが、困ったことにセンサーの欠点は改修されておらず、人質となっていた母アオイ・ワカバの解放によってリベンジを果たしに来たケーンにその弱点を突かれ、ケーンとマイヨの合体攻撃によって撃破される。ドルチェノフはその場から逃げ出すも脱出装置が作動せず、機動要塞と運命を共にする顛末となった。


また量産型も少数が生産されたようだが、実戦投入される事態はなかった。

本機の量産体制が整っていれば、それこそギガノス帝国は地球連合を壊滅させていたであろうが、あまりに強力過ぎる本機は完成までに時間がかかる大器であり、実戦に投入させるレベルに達してはいなかったのである。


ゲーム媒体での扱い

スーパーロボット大戦での活躍

スーパーロボット大戦A』『スーパーロボット大戦MX』『スーパーロボット大戦GC』『スーパーロボット大戦XO』に登場。いずれの作品でもハイデルネッケンは登場せず、量産機は前線投入されてくる。


特に『MX』では終盤になんと三輪防人が乗り込んで、プレイヤー部隊に殴り込みをかけてくる(但し操縦は捕虜となったギガノス兵)。しかし、その頃には自軍部隊の戦力はフルに整っており、本作の難易度の低さも相まってはっきり言ってただの雑魚でしかない。隣の雷のオムザックの方が明らかに強い。そして倒すとパイロットが死亡した事で三輪も脱出できずに爆死する。ざまぁ


どの作品でも基本的に遠距離からの攻撃に弱いので、射程の長い武器で仕留めよう。射撃武器は誘導ミサイル系に偏っているので、ジャマーも有効。ただし原作通り運動性だけはそこそこ高いので、見た目に似合わず避けてくるのには注意。


A.C.E.シリーズ

A.C.E.2にてグン・ジェム仕様が使用可能。

青竜刀による格闘戦に加え、大量に詰め込まれたミサイル兵器により、遠近共に強い。

ただし、基本的にクリア後のオマケであり、そう簡単には扱えないのが難点。

尚、劇中の欠陥は(当然だが)ストーリーの演出に留められているので、恐れる事なくプレイング出来る。


余談

想像がつくと思うが、ネーミングの由来は清酒菊正宗」である。

また、『ドラグナー』の放映期間は、一大ブームを巻き起こしたNHK大河ドラマ独眼竜政宗』と被ってもいた。


関連タグ

機甲戦記ドラグナー メタルアーマー 伊達政宗 ラスボス

ギガノス帝国 グン・ジェム ドルチェノフ 人馬一体

しかも脳波コントロールできる


ザンボット3:『スーパーロボット大戦A』で外見が似ていることをネタにされた。

グレイズ・アイン:後世に登場した、ギルガザムネ同様「人機融合により巨体にも拘らず俊敏な機動力を誇る」「搭乗者の精神に異常をきたす」機体。ただし、こちらはギルガザムネとは異なり、人間を「生体ユニット」として機体に直接組み込むと言う、非人道的なものである。

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