「フフ…そうか、やつを生け捕りになるつもりですな! きっとドルチェノフ総統がお喜びになる。艦長、わたくしにもおひとつ載せていただけませんかな?」
「オマエを拾ってここまで連れてきたのはこういう時の為だ!」
CV:滝口順平
概要
ハイデルネッケンとは、『機甲戦記ドラグナー』のキャラクター。
ギガノス帝国軍の少佐で、通称「総統の腰巾着」。ギガノス上層部の腐敗を象徴するかのようなネタキャラである。
容姿はほとんどチビデブ体型になったブロッケン伯爵である。
卑怯にして狡猾、横柄かつ利己的な性格で、保身のためなら命乞いを平然と行い、自分より弱い相手にはとことん傲慢に振舞う。端的に言ってしまえば人間のクズだな。
部下からは慕われていたグン・ジェムやゲルポックとは異なり、輸送艦の兵士たちから陰口を叩かれ、尻を触られたミンからワインを顔面に浴びせられるなど好感度は皆無であった。マイヨに至っては「飼い主も飼い主なら犬も犬! 二度とその汚らわしい口を開いたら撃ち殺すぞ!」とぶん殴る始末であった。
グン・ジェム隊が壊滅したことで暴徒化した残党を粛清し、1人残ったミン大尉を側近として雇い入れ(前掲の通りセクハラをかましていたため蛇蝎の如く嫌われていた)、完成したギルガザムネに搭乗しドラグナー遊撃隊と追撃した。
しかし、「一列に並んだ敵を感知できない」という思考コントロールシステムの欠陥を突かれ、発射寸前の巡航ミサイルをぶち抜かれて自滅。異常なほどに頑丈なギルガザムネの装甲により、コックピットは無事であり脱出した。
更なる追撃を計るが、搭乗している輸送船がドルチェノフ討伐を目論み再起したマイヨ・プラートとプラクティーズにジャックされてしまう。
マイヨに手柄を折半しようとするも突っぱねられ、ミンと共にドラウに乗って輸送艦を離れたが、即座に取引を反故にして騙し討ちで輸送艦を銃撃。ドラグナーの乗る戦艦を襲撃するが、激怒したマイヨはファルゲンに乗って追撃。ミンにも見放されたため、彼女の乗るスタークダインを盾にして立ち向かうが、そんな浅墓な策が通じるはずもなくなおのこと激怒したファルゲンに命乞いをガン無視され、蜂の巣にされて爆死した。