シズマ・ミツクニ「ゴルザ…いや、メルバが融合されているのか?」
データ
概要
第1話「光を繋ぐもの」に登場。
闇の三巨人の一人・カルミラに操られる怪獣。その名の通り、『ティガ』の二大一話怪獣であるゴルザとメルバを合体させたような姿をしている。その姿はさながら、“メルバの被り物をしたゴルザ”とも言える(尤も、胴体部分は元のゴルザよりも細くなっている)。
メルバの目から放つメルバニックレイや口から放つ黄色い超音波光線が戦力。翼を展開して高速で飛行する事も可能。
火星の遺跡を襲撃した時に防衛壁が展開された際には、壁が展開されていないであろう地中へと潜り、壁の内部に侵入するといった行動を取っていた事から知能も高いと思われる。
活躍
突如火星に出現し、調査中の超古代の遺跡を襲撃する。
地面から迫り出した防御壁に邪魔されるも、地中を掘り進んで壁の内側に顔を出し、進撃を続けるが、シズマ・ミツクニによるゴモラキーを装填したGUTSスパークレンス・ハイパーガンモードの攻撃を受け、地底へと一時撤退する。
その後、カルミラによって地表に呼び戻され、再び遺跡を襲うが、ケンゴがトリガーに変身するや戦闘に突入し、互角に渡り合う。カルミラが加勢してからは二人がかりでトリガーを苦戦させた。
しかし、トリガーが遺跡の剣を手にすると、隙を突かれてすれ違い様に斬られた直後にゼペリオンソードフィニッシュを受けて昏倒。
最期はカルミラに盾にされ、ゼペリオン光線の直撃によって爆砕された。
余談
見た目が似ているトライキング(および派生元のファイブキング)とは異なり、メルバ部分の造形がより原形に近くなっている他、ゴルザ部分もファイヤーゴルザではなく初代ゴルザがベースになっており、胴体もメルバのものとなっている。さらに超コッヴが合体していないため、足もゴルザがベースである。
このためか、イラストではファイブキング関連のネタと結び付けられる事もしばしば。
令和ウルトラマンシリーズで雨の特撮シーンは『トリガー』が初めてである。また、第1話でびしょ濡れになる特撮シーンがあるのは『ジード』第1話のスカルゴモラ戦以来4年ぶりであり、雨の特撮シーンは『ジード』最終回のウルトラマンベリアル・アトロシアス以来4年ぶりである。
円谷プロ製作の特撮コメディドラマ『チビラくん』にはゴルバなるキャラがいるが、彼とは無関係である。
容姿こそゴルザとメルバの合体だが、この世界のゴルザとメルバが合体した存在なのか、それとも全く別の存在かは不明。劇中ではゴルバーを一目見たシズマはゴルザとメルバが融合しているのではないかと推測していた他、鳴き声も両者のそれを合わせたようなものとなっている。
『メビウス』第2話のグドン戦以来約15年ぶりに人形爆破が行われた怪獣であり、お茶の間の視聴者を大いに驚かせた(劇場版も含めると本編以前に制作が始まっているが『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のガッツ星人以来)。
『ジード』放映時、ゴルザとメルバがフュージョンライズしたオリジナル融合獣が既にイラスト投稿されていた。
関連イラスト
関連タグ
ダランビア:原作の続編の第1話で火星を襲撃した先輩。こちらも「合成獣」という共通点がある。
最凶獣ヘルベロス、ゲネガーグ:令和シリーズの第1話で活躍した新規怪獣。