概要
その名の通り、銀色の鎧を身にまとったメフィラス星人。
銀と青の美しい鎧を身にまとっているが、この鎧は本来暗黒四天王の「知将」メフィラス星人のために作られた鎧であった。しかしその鎧を纏った姿は『ウルトラマンメビウス』内では登場せず、後日談の『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』まで待たねばならなかった。
武器は右腕の剣「メフィラスブレード」、左腕からの光弾「ダークネスレイ」。
初登場は『ゴーストリバース』ではなく、データカードダス『大怪獣バトル』。キングジョーブラックに続くゲームオリジナル怪獣第二弾ということもあり、ウルトラマンフェスティバル2008では限定ソフビが発売され来場者には限定カードが配布された。
映像作品で初登場したのは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODESSEY』。テンペラー星人とのレイオニクスバトルに敗れたメフィラス星人(念のために書いておくが、初代でも2代目でも知将でもないモブメフィラス)がエンペラ星人の愛刀「ダークネスブレード」に触れたことでこの鎧と合体し、その魔力に憑りつかれてしまった姿として登場する。
巨大化せずとも一撃で怪獣を殺すという機動武闘伝Gガンダム顔負けの攻撃力を持ち、テンペラー星人やダダを殺害、エンペラ星人の纏うはずだった暗黒の鎧「アーマードダークネス」を復活させるために活動を開始する。アーマードダークネスに突き殺されたかに思えたが実は生き延びており、レイブラッド星人により巨大化させられ主人公レイの操るゴモラと戦う(その際、自我はレイブラッド星人により封じこめられ完全な傀儡と化していた模様)。
ミクラスも加わって2対1となったレイの怪獣軍団とも互角に戦うほどの強さを見せたが、レイオニックバーストしたゴモラの超振動波を受け、鎧が破壊される。その後は魔力を失い、元のメフィラス星人に戻った。
その後、正気に戻った彼は自身が今まで散々レイブラッド星人に良いように利用されて来た事を悟り、レイを援護する為に向かうスペースペンドラゴンを妨害していたエネルギーフィールドを破壊し、自分を鎧の魔力から救ってくれたレイへの借りを返した。
この後鎧が怪獣墓場に運ばれた後に知将メフィラスと合体したのが、『ゴーストリバース』に登場するアーマードメフィラスである。
また、『ウルトラゼロファイト』には、ウルトラマンベリアル配下のダークネスファイブの一員(まとめ役)として魔導のスライという名前のアーマードメフィラスが登場している。
なお、鎧の重量は5千トンもあるが、これでも1万トンあるテクターギアやモンスアーマーの半分である。
派生作品での活躍
ウルトラマンフェスティバル2018
CV:安元洋貴
『卑怯もラッキョウもありませんよ』
口ぶりから初代ウルトラマンと戦ったメフィラス星人本人らしい事が窺える。
かつて地球人の強い意志に敗北したことから、今度は地球人の生命エネルギーから怪獣を生み出す事で地球人に挑戦してきた。
マグマ星人軍団に協力を申し出るが、それも自らの計画の為に彼らを利用したに過ぎず、マグマ星人の長男をカミソリデマーガを生み出す贄にしてしまった。
戦闘力はゼロと互角だが、カミソリデマーガの出現以降は物語からフェードアウトしている。
余談
鎧の表面をアーマードダークネスの模様のように処理したものが決定稿となった。
関連項目
メフィラス大魔王 - 鎧を着たメフィラス星人の先駆者。