10年の月日が奴らを変えた
今もまだ、この星に守るべき価値はあるのか
概要
2011年に放送された『海賊戦隊ゴーカイジャー』10周年作品。
「Vシネクスト」として2022年3月9日に発売予定だが、2021年11月12日から期間限定で先行上映される。
PVにてゴーカイジャーとレジェンド戦隊が各地で、隻眼となったマーベラスと鎧が戦い合う描写が流れ、他にも相変わらずのハカセはともかく、剣ではなく銃を持つジョー、黒装束に身を包むルカ、笑顔でゴーカイガンを発砲するアイム等、不穏な空気を醸し出している。
『ゴーカイジャー』のレギュラー陣が揃っているのは勿論の事、同作でバスコ・タ・ジョロキア役の細貝圭や「スーパー戦隊親善大使」を務める松本寛也といった東映特撮に出演歴のある俳優陣が多く起用されている。
ゴーカイジャー6人のスーツアクターについても、現役である蜂須賀祐一(イエロー)・竹内康博(グリーン)に加え、アクション監督となって第一線を退いた福沢博文(レッド)、引退した押川善文(ブルー)・佐藤太輔(シルバー)、JAEを退所した野川瑞穂(ピンク)を含めた全員が再集結している。
ストーリー
かつて、地球を侵略しようとした宇宙帝国ザンギャックから歴代のスーパー戦隊の力を受け継いだ35番目のスーパー戦隊・海賊戦隊ゴーカイジャーが地球を守り抜いて早10年、地球では『スーパー戦隊ダービーコロッセオ』と言う公営ギャンブルが大流行していた。
賭けの対象となったスーパー戦隊達は、収益が地球防衛費として反映される事もあって、趣旨を理解しつつ協力していたが、唯一解散してバラバラになったゴーカイジャーだけはコンタクトを取れずにいた。
しかし、ある日、地球にゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスが現れ、コロッセオ運営サイドに挑戦状を叩きつける。だが、彼に前に立ちはだかったのは、かつての仲間のゴーカイシルバー/伊狩鎧であった……。
登場キャラクター
海賊戦隊ゴーカイジャー
- キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド…演:小澤亮太
- ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー…演:山田裕貴
- ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー…演:市道真央
- ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン…演:清水一希
- アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク…演:小池唯
- 伊狩鎧/ゴーカイシルバー…演:池田純矢
『スーパー戦隊ダービーコロッセオ』関係者
- リングアナ…演:関智一
レジェンド
バクート海賊団
その他
主題歌
「スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~」
作詩:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲・編曲:大石憲一郎 / 歌:Project.R(NoB、高取ヒデアキ、SisterMAYO、YOFFY(サイキックラバー)、谷本貴義、高橋秀幸、松原剛志、鎌田章吾、伊勢大貴、大西洋平、幡野智宏、吉田達彦、吉田仁美、出口たかし)
関連映像
- 特報
- 本予告
余談
上記の女子高生役を演じる女優は、『烈車戦隊トッキュウジャー』にてミオとカグラの幼少期を演じていた。
服部役の松原は、『ゴーカイジャー』主題歌を担当した歌手。
国防大臣役の山崎、堀内役の吉田、綾小路役の坂田はそれぞれ平成ライダーにレギュラー出演していた。
よって、本作初登場キャラクターはすべて東映特撮に関わりのある人物で占められている。
タイトルは、『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』等シン・シリーズのオマージュで、海賊版のイメージ。
また、この作品に当たって、ゼンカイジャー以前の全44戦隊のレンジャーキーが出てきているが、ある一作品は完全に別世界設定なためどうなっているのか疑問点になっている(それでいうとそもそも本来はどの戦隊も独立した世界なので単純にゴーカイジャーの世界観だと同じ宇宙ということも考えられる)
関連タグ
復活のコアメダル:ニチアサ同期の放送10周年記念作品繋がり。